かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

木曽駒ケ岳・宝剣岳④ 山頂から見える3,000m超の山(中央アルプス)

2013年10月10日 | トレッキング
2013年9月末
中央アルプスの木曽駒ケ岳・宝剣岳のレポートその④です。

前回の木曽駒ケ岳山頂のなかで、
「21座ある3000メートル超の山のほとんどを見ることができます。」と、お伝えしました。
その紹介です。

宝剣岳山頂からですが、南アルプス方面。

1 富士山(3,776m)
2 北岳 (3,193m)
4 間ノ岳(3,189m)
6 悪沢岳(3,141m)
7 赤石岳(3,120m)
13 荒川中岳(3,083m)
15 農鳥岳(3,051m)
16 塩見岳(3,047m)
17 仙丈岳(3,033m)
21 聖岳 (3,013m)

参考までに駒ケ岳山頂からも同じように、富士山や南アルプスが見えます。


中岳山頂から西側

14 御嶽山(3,067m)
駒ケ岳山頂からも良く見えます。

駒ケ岳山頂から北側

19 乗鞍岳(3,026m)
写真中央の槍ヶ岳や穂高岳は後の写真で。

少しアップの、駒ケ岳山頂から北側

20 立山(3,015m)

さらにアップの、駒ケ岳山頂から北側

3 穂高岳(3,190m)
5 槍ヶ岳(3,180m)
8 涸沢岳(3,110m)
9 北穂高岳(3,106m)
10 大喰岳(3,101m)
11 前穂高岳(3,090m)

残念ながら、
12 中岳(3,084m)
18 南岳(3,033m)
の2座は、前穂高岳の陰に隠れています。


帰りの中岳の巻き道は、次回紹介します。
中岳まき道~千畳敷カール編




木曽駒ケ岳・宝剣岳③ 中岳~木曽駒ケ岳(中央アルプス)

2013年10月08日 | トレッキング
2013年9月末
中央アルプスの木曽駒ケ岳・宝剣岳のレポートその3です。
中岳から木曽駒ケ岳までです。

千畳敷カールから乗越浄土までの様子はこちらで、
宝剣岳の様子はこちらでご覧いただけます。

宝剣岳から、宝剣山荘まで戻り、北に向かって直進します。
天狗荘脇の広い尾根道を、正面の中岳に向かって進みます。

途中で巻き道の分岐があります。

中岳山頂を目指します。

10分もかからないうちに、中岳山頂に到着。

宝剣岳側の岩の上から、南方面。

宝剣岳山頂をズームで。


西側。


中岳山頂は駒ケ岳側で、大きな岩の間に祠があります。

ここで早い昼食。

一休みした後、駒ケ岳に向かって下っていきます。

目の前ですが、下ってまた登りがまっています。

ザレた道を下ります。
下から見た中岳。


中岳と駒ケ岳の間の鞍部に、木曽駒・頂上山荘があり、その前がテン場になっています。


伊那前岳側の斜面が少し色づいています。

良く見ると前岳山頂に人がいます。

ここから駒ケ岳に向けて最後の登りです。
15分ほど登ると、駒ケ岳神社の屋根が見えてきました。


山頂に到着です。

千畳敷駅から宝剣岳経由で2時間15分。
宝剣岳ピストン分を差し引いて、1時間30分でした。

一等三角点

木曽駒ヶ嶽神社と売店。


もうひとつの祠は伊那駒ヶ嶽神社。

木曽側と伊那側ということで2つあるようです。

山頂からの景色を紹介します。
北側の、北アルプス方面。

乗鞍から穂高連峰、槍ヶ岳などが見えます。
少しズーム。

さらに望遠レンズで。


西には御嶽。


南東側。

中央の岩でギザギザのピークが中岳。
富士山も見えます。
宝剣岳山頂の人が両手を広げています。

ちょっとアップ。

八ヶ岳方面。


木曽前岳と手前の木曽小屋


木曽駒ケ岳山頂からは、どの方角も素晴らしい景色が広がり感動的でした。
21座ある3000メートル超の山のほとんどを見ることができます。

それなりの装備は必要ですが、ロープウェイを使い、1時間半歩いてこの景色を
得ることができるので、3000メートル級の山の入門としてお勧めです。


帰りは、中岳の巻き道で帰ります。次回紹介します。
中岳まき道~千畳敷カール編

(一部の写真について、フォトストックで販売中の写真のため、透かしを入れさせていただいてます。)

木曽駒ケ岳・宝剣岳② 宝剣岳(中央アルプス)

2013年10月06日 | トレッキング
2013年9月末
中央アルプスの木曽駒ケ岳・宝剣岳のレポートその②です。
第2回は宝剣岳です。

千畳敷カールから乗越浄土までの様子はこちらでご覧いただけます。

宝剣山荘の横にを抜けて、宝剣岳に向かいます。
中岳から見た宝剣岳。

写真左の青い屋根の先、写真のふちあたりを進んで行きます。

別の角度の写真。

このような感じで登ります。
赤線のスタートあたりの端っこの岩陰にリュックをデポしました。

基本的には、緑色のロープの間を進みます。


右手前方に天狗岩。

右手後方には御嶽山。


年配の方が先行しています。

このあたりは未だ普通の岩が多い登山道です。

斜度があり、右側が切れ落ちてきました。


いよいよ鎖場です。


3点確保であわてなければ問題ありません。


振り返ると、中岳と奥に木曽駒ケ岳。

大分登りました。

しばらく垂直に登ります。

また振り返ります。


右方向に横ばいで移動するとそろそろ山頂が近いです。


山頂の人が見えました。

さらに右から回り込みます。

約15分ほどで山頂に到着。
南方面。

三ノ沢岳と極楽平、奥に空木岳など。

東方面。

眼下に千畳敷カール。遠くに南アルプスと富士山。

北東方面。

前岳や奥に八ヶ岳。

北方面。

木曽駒ケ岳、奥に乗鞍、左に御嶽。

西方面。


本当の山頂はこの石柱のてっぺん。

石柱の根元の山頂標識。

北側に小さな祠もあります。

この石柱には登れませんでした。


山頂は狭いですが、それぞれ景色に見入ってます。


ゆっくり景色を楽しんだあと、同じルートで降りました。



木曽駒ケ岳編に続く・・・


(一部の写真について、フォトストックで販売中の写真のため、透かしを入れさせていただいてます。)



木曽駒ケ岳・宝剣岳① 千畳敷カール~浄土乗越(中央アルプス)

2013年10月04日 | トレッキング
2013年9月末
中央アルプスの木曽駒ケ岳・宝剣岳のレポートその①です。
まずは、千畳敷カールから浄土乗越までです。

千畳敷カールの紅葉の様子はこちらでご覧いただけます。

ホテル千畳敷の裏にある駒ケ岳神社でおまいりをした後、出発です。

遊歩道を八丁坂目指して進みます。
前にツアーの団体さんがいましたが、途中で追い抜かせてくれました。

遊歩道から南を見ると、剣ケ池とその向こうに甲駒や仙丈ケ岳が見えます。


八丁坂と登りきった尾根の低い部分が浄土乗越。


遊歩道の八丁坂分岐から先は登りになります。
ジグザグに登っていきます。
足元は岩やザレた道ですが、丹沢に多い階段ではないため楽です。

歩き始めから約20分で宝剣岳の下に。

振り返るとホテル千畳敷が小さくなっています。


右手は紅葉がきれいです。


オットセイ岩。

この角度だとイルカ岩といったほうがぴったりきます。

斜度がさらに急になります。

振り返ると絶景です。

そろそろ浄土乗越です。


右手の岩が印象的です。

下から見るとこんな感じです。


左後方の宝剣岳。


出発して約40分。浄土乗越に到着。


千畳敷カール方面。

山小屋が見えます。宝剣山荘(左)と天狗荘(右)。

右手に中岳。

中岳。


美ヶ原や八ヶ岳方面。


宝剣岳編に続く・・・






大涌谷~駒ケ岳~大涌谷(その5・駒ケ岳~お中道経由~大涌谷)(箱根町)

2013年09月12日 | トレッキング
箱根の中央火口丘1周の続きです。
大涌谷~冠ケ岳まで(その1)は、こちらでご覧いただけます。
冠ケ岳~神山まで(その2)は、こちらでご覧いただけます。
神山~駒ケ岳まで(その3)は、こちらでご覧いただけます。
駒ケ岳山頂(その4)は、こちらでご覧いただけます。

駒ケ岳からは神山方面に下っていきます。

登ってくるときにもいろいろな植物を撮影しましたが、防ケ沢分岐までの一帯は他にも植物が多く面白かったです。
アキノタムラソウに似ていますが、葉っぱの形からイヌヤマハッカと思われます。

ちょっとピンボケ。

苔も日が当たりきれいです。

これまたブレてます。ハイゴケでしょうか。

すぐに、駒ケ岳と神山の鞍部に到着。

この先の森の中に、防ケ沢分岐があります。

ここを右折。神山は直進です。
右に行くと「お中道」という、神山をまいて行く道になり、高低差が少ない道になります。

山と高原地図や古いコースガイドに「クマザサ」などと記載があったので、
いやな予感がしましたが、歩き始めのこのあたりはまだ大したことはありません。


右手に沢があります。


苔むした岩と笹。


進むにつれ、笹の背が高くなり、道を覆いはじめます。

ゆるやかに下っているため、木の階段や石があっても見えません。

さらに深くなり、目の高さまで。藪漕ぎもどきで進みます。


進路が北向きに変わる頃に、ようやくクマザサを抜けます。
景色が一変し、檜林に入ります。


気持ちがいい静かな林を進みます。
左側が山。

右側が谷。

けっこうな斜面です。

しばらく檜林の中を進んでいきます。
周囲に大きな岩もあり、飽きません。

気が付くと、周囲の木が変わっていました。
振り返ると、ずっと先のトンネルの向こうに檜が見えます。


さらに進むと、右手にロープが張られている箇所が。


程なく早雲山分岐です。

駒ケ岳から約1時間です。

この先大涌谷までは、岩が多い道になります。
左手に大きな岩があります。

写真では分かりにくいですが、周囲の岩と中央の岩は数点でバランスをとっているようでした。

岩だらけの道になります。

雰囲気ががらっと変わります。

10分もかからずに大涌谷分岐に到着です。


大涌谷方面に下っていきます。
駐車場はほとんど満車です。


玉子茶屋周辺もたくさんの人がいます。


ロープウェイも動いていました。


この後は、大涌谷の玉子茶屋に行きますが、靴はドロドロ、服も汚れていたため、
一旦車に戻って荷物を置いて、着替えました。

大涌谷を出発して約4時間半の行程でした。

今回は、「箱根全山」旅のテーマパーク箱根のハイキングコースを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

また、山と高原地図 29.箱根 金時山・駒ケ岳(昭文社出版編集部)も参考にしました。
山と高原地図 箱根 金時山・駒ケ岳 2016 (登山地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

GPSロガーで記録した高度計を添付します。


この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。




大涌谷~駒ケ岳~大涌谷(その4・駒ケ岳山頂)(箱根町)

2013年09月11日 | トレッキング
箱根の中央火口丘1周の続きです。
大涌谷~冠ケ岳まで(その1)は、こちらでご覧いただけます。
冠ケ岳~神山まで(その2)は、こちらでご覧いただけます。
神山~駒ケ岳まで(その3)は、こちらでご覧いただけます。

駒ケ岳ロープウェイ駅が見えてからも、緩やかに登っていきます。
左手には元宮神宮が見えます。


振り返ると神山の山頂には雲が。


ようやくロープウェイ駅前に到着です。
大涌谷から約2時間10分。
神山からは約50分。

ロープウェイ駅前の展望台から芦ノ湖を見下ろしても、雲でよく見えません。


元箱根方面も良く見えません。


かながわの景勝50選の石碑を発見。


先ほど見えていた元宮神宮はあっという間に雲のなかに。


代わりに芦ノ湖がうっすらと見えました。


おにぎり等で軽い昼食の後、元宮神宮に向かいます。
元宮神宮手前から振り向いて、ロープウェイ駅。

ロープウェーでした。

元宮神宮正面。


山頂遺跡 その1 地主神の駒形権現(祭神:国狭槌尊/本地仏:大日如来)の石祠


その2 馬降石(ばこうせき)

馬降石は神が白馬に乗って降臨した場所といい、表面の窪みは白馬の蹄の跡といわれる。
(ともに坂詰秀一 「駒ヶ岳山頂遺跡の調査」より)

神社の左側(神山方面)に岩の上に石を置いた空間がありました。


再びロープウェイ駅ではなく、ロープウェー駅に戻り、駅の裏側(神山方面)にある
富士山展望広場に行きました。

もちろんこの日の天気では見えるわけも無く。

富士山展望広場脇から、神山方面に降りていきます。


次回は、駒ケ岳から大涌谷(お中道経由)を紹介します。



大涌谷~駒ケ岳~大涌谷(その3・神山~駒ケ岳)(箱根町)

2013年09月10日 | トレッキング
箱根の中央火口丘1周の続きです。
大涌谷~冠ケ岳までは、こちらでご覧いただけます。
冠ケ岳~神山までは、こちらでご覧いただけます。

神山で立ったままおやつを食べ、出発です。駒ケ岳に向かって右側に登山道があります。
ここからは下りです。

下り初めは岩の多い道を通ります。

5分ほどで岩が少なく熊笹の多いエリアに入っていきます。

道に覆いかぶさっています。

はじめはひざ上くらいの熊笹も、進むにつれてお臍くらいまで、
しかも掻き分けて進むような箇所もありました。
足元が見えず、岩に躓いたり、段差に気が付かず転びそうになったりと
ストレスがたまった頃に、蝶を発見。

アサギマダラのようです。

下り始めて約20分。
標高にして100mほど下ったあたりの熊笹が最悪でした。

胸から首くらいの高さまで笹が多い茂り、藪こぎ状態でした。
しかも前日の雨の影響で笹に水滴がついているため、カメラを持つ手を頭の上に乗せ、
見えない道を足の感覚で探って進んで行きます。
足元は人が踏んでえぐれたようになっていますが、なぜかこのあたりは20cmくらいと
狭く、ちょっと道の中心からズレて着地すると濡れた側面で滑って転びそうになりながら
何とか突破。

熊笹の藪を抜けてカメラを見ると、気をつけていたにもかかわらず、水滴がたくさん付いていて
あわててふき取りました。
試しに写して見ると画面が真っ暗。
カメラが壊れた!とパニックになり、とりあえず水滴をふき取り、電源を切り、
リュックにしまって進みます。

この先、笹の道のやぶこぎを数箇所突破すると、少し平坦なところに出ます。
モンシロチョウがいたので、カメラを取り出して撮影開始。
やはり真っ暗に写りますが、さっきとは違い微かに輪郭が見えます。
光量調整あたりの調子が悪いのかと思った時に、気が付きました。
自分のカメラは、モードダイヤルが付いていますが、ロックができないため
勝手に動いてしまうのです。
自分で設定をカスタマイズして登録できるモードがあり、ダイヤモンド富士撮影用に、
シャッタースピードを早くして、しかも絞り込んでいる設定に切り替わっていたため
真っ暗に写っていたようです。
一安心しました。


すぐに防ケ沢分岐に。

神山から35分。標高にして約200m下ってきました。

防ケ沢分岐の先で、開けたところに出ます。
ここからは、駒ケ岳に向けての登りとなります。

途中にピンクのかわいい花を見つけました。

シモツケソウでしょうか。

さらに登ると、蛙もいました。

ピントが手前の木に合ってしまいピンボケです。

草イチゴと思しき赤い実がありました。


そうこうしているうちに、目の前にロープウェイの駅が見えてきました。

そろそろ駒ケ岳に到着です。

神山から駒ケ岳はヤブ漕ぎのような箇所がありましたが、
大自然の中を勝手に人が歩かせてもらっていると考えると、
なんだかすっと理解できるような気がします。


次回は、駒ケ岳山頂を紹介します。

参考までに、GPSロガーで記録した高度計を添付します。

今回は、神山から駒ケ岳までです。

この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。

大涌谷~駒ケ岳~大涌谷(その2・冠ケ岳~神山)(箱根町)

2013年09月09日 | トレッキング
箱根の中央火口丘1周の続きです。
大涌谷~冠ケ岳までは、こちらでご覧いただけます。

冠ケ岳山頂からの下りです。

写真では分かりませんが、結構下っています。

5分ほどで鳥居まで降りてきました。


冠ケ岳分岐を右に進み、神山を目指します。
木の間から神山が見えます。

山頂がなだらかなのが分かります。
緩やかに下ってすぐに登りになります。

岩の多い道を登ります。


振り返ると冠ケ岳が見えます。


このあたりは、笹ではなくシダ類が生息しています。

くもの糸がキラキラときれいでした。
ちょっとブレていますが。

山鳥兜 (やまとりかぶと)を発見。


山頂に近づくと巨大な岩が現れます。


切れ目から仙石原方面が見えます。

箱根カントリー倶楽部でしょうか。
背後の山は外輪山の丸岳から長尾峠あたりの稜線です。

冠ケ岳分岐から15分ほどで、神山の山頂に到着。

冠ケ岳~神山はあっという間でした。
直線距離にして約650mの間に33m下って66m登ります。

山頂は開けていますが、展望はほとんどありません。
奥に1等三角点があります。
神山は箱根の最高峰で、標高1438mになります。


次回は、駒ケ岳までを紹介します。

参考までに、GPSロガーで記録した高度計を添付します。

今回は、冠ケ岳から神山までです。

この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
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大涌谷~駒ケ岳~大涌谷(その1・大涌谷~冠ケ岳)(箱根町)

2013年09月08日 | トレッキング
今年は、仕事もプライベートもバタバタしてなかなか出かけることができずにいましたが、
実に5ヶ月ぶりにトレッキングに行くことができました。

箱根の駒ケ岳と箱根最高峰の神山を、効率よく登るルートをいろいろ調べ、
結局、大涌谷から神山経由駒ケ岳、帰りは神山をまくお中道で、中央火口丘を1周する
ルートとしました。

大涌谷までは車で。
駐車場は朝8時からで、500円払って駐車。

大涌谷を見ると玉子茶屋は見えますが、その背後の冠ケ岳は雲の中でした。

火山ガスの煙と、雲が混ざっていますが。

大涌谷からは晴れていれば、富士山や南アルプスも見えるようです。

このような風景だそうです。

早速出発です。
大涌谷の先のほう(玉子茶屋)は、8時半からということなので、帰りに寄ることに。
案内図によれば、登山道は延命地蔵尊の奥のようです。

登山道入口脇には、神泉の湯があります。

「湯」という文字に気が付かず、帰ってきた際に手をすすごうとしたところ、熱くてびっくり
しました。ちょっと熱めのお風呂くらいだったので、40度半ばくらいでしょうか。

ゲートをくぐると、はじめは舗装された道をいきます。
左側はガスが出ています。


すぐに舗装された道は終り、登山道に入ります。

ごろごろした岩の道になります。

少し進むと、ススキが道を覆っているところがあったため、
登山用のスパッツ(ゲイター)を装着。


どんどん登っていきます。
まだガスの硫黄臭が残っていますが、強く生きている植物が多いのに驚きました。

かわいいお花が咲いていました。

振り返ると駐車場が小さくなっていました。

雲が切れて冠ケ岳も姿を現しました。

玉子茶屋も見えます。


登山道が東に向きを変えた先から、樹林帯に入ります。
斜度のある岩の多い樹林帯を登って行きます。


程なく大涌谷分岐に到着。
登山道のゲートから約30分くらいかかりました。

ここを直進します。
引き続き、斜度のある岩の多い樹林帯を登って行きます。

途中足元に紅く色づいた落ち葉を発見。

見上げると、数枚の葉が紅葉していました。

まだ大分早いと思っていましたが。

少し斜度が緩くなって、上方も明るくなってきました。

ノアザミも咲いていました。


気が付くと緩やかな道に。どうやら尾根に乗ったようです。

大涌谷分岐から約20分。

先日の大雨の影響でドロドロです。


程なく冠ケ岳分岐に到着。

大涌谷分岐から冠ケ岳分岐まで約25分。

冠ケ岳分岐の入口に鳥居があります。


すぐのところに祠。

一瞬ここが山頂か?近すぎないか?と思って見回すと、
祠の左奥に小さな「冠ケ岳→」の看板が。

細くて岩が多い、所々急な道を登っていくと、5分で冠ケ岳山頂に到着。

とても狭くて、展望はほとんどありません。

大涌谷方面の下をのぞくと、切り立っているのが分かります。

写真では分かりにくいですが。
冠ケ岳は、大涌谷から見ると烏帽子の形に見えることからこの名前になったそうです。

次回は、神山山頂までを紹介します。

参考までに、GPSロガーで記録した高度計を添付します。

今回は、前半の大涌谷から冠ケ岳までです。
大涌谷を出発して100mくらいしてから記録を始めています。

山と高原地図 箱根 金時山・駒ケ岳 2016 (登山地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社


塔ノ岳&鍋割山(その4:鍋割山~表丹沢県民の森駐車場)

2013年04月28日 | トレッキング
<平成25年4月中旬>

表丹沢県民の森の駐車場から、二俣経由小丸尾根分岐までの、その1はこちらでご覧いただけます。
小丸尾根分岐から塔ノ岳山頂までの、その2はこちらでご覧いただけます。
塔ノ岳山頂から鍋割山までの、その3はこちらでご覧いただけます。

鍋割山荘の鍋焼きうどんを食べてから、表丹沢県民の森駐車場に向け出発。
下り始め。

有毒植物のアセビの間を下っていきます。

少し下ると一旦平坦になります。


小ピークを越して下りになったあたりに、マメザクラも咲いていました。


急な尾根道を下ります。


正面の木の間からピークが見えます。

栗ノ木洞でしょうか。

このあたりから、後沢乗越までは急な下りです。
振り返ると、


どんどん下ります。


後沢乗越から左手に下っていきます。
見上げた先が後沢乗越です。


このあたりは新緑がきれいです。


次第に杉林に入り、ジグザグに下っていきます。


ちょうど杉の切り株に木漏れ日があたり、そこに小さな芽がでていました。


杉の木の間からは、春を感じる森が見えます。


杉林のはずれに、右手に降りていく道標があり、沢のほうに降りていきます。
枯れた沢を歩き、堰堤の上を通ってボッカポイントに降ります。
堰堤の上から。


ボッカポイント近くの沢。


ここからは比較的なだらかな下りになります。
新緑のトンネルの先に二俣にある木の小橋が見えます。


前回同様、トレッキングシューズを脱いで足を川の中に入れ、クールダウンをしました。
ついでに顔を洗ってさっぱり。

ただし、水が冷たく、足は30秒もつけていられませんでした。
でもとても気持ちが良かったです。

黄梅でしょうか

黄色い花が咲いていました。

栗ノ木洞方面の新緑。


四十八瀬川にかかる勘七橋手前からの山の景色。

雲がかかっています。

その近くに桜の木がありました。
散り始めのようで、葉が多くなっていましたが。




表丹沢県民の森駐車場手前のゲート前に駐車している車が7台くらいあり、びっくりしました。
表丹沢県民の森の駐車場も満車で、駐車場手前の林道にまで車が停まっていました。
確かに、鍋割山山頂はにぎわっていましたが、以前より注目されているのでしょうか?


鍋割山へのルートですが、
前回との比較で、
後沢乗越経由の鍋割山への尾根道は急登が数箇所あるため、小丸尾根を使って登って、小丸から下って
鍋割山に行くほうが楽なような気がしました。
小丸尾根経由ですとボッカができませんが。

鍋割山から二俣までの高度と距離の計測図を参考につけます。

比較のため、反転しています。

二俣から小丸尾根までの計測図はこちら。


小丸尾根は一定の登りです。


この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版







塔ノ岳&鍋割山(その3:塔ノ岳から鍋割山)

2013年04月25日 | トレッキング
<平成25年4月中旬>

表丹沢県民の森の駐車場から、二俣経由小丸尾根分岐までの、その1はこちらでご覧いただけます。
小丸尾根分岐から塔ノ岳山頂までの、その2はこちらでご覧いただけます。

お昼は、鍋割山荘の鍋焼きうどん、と決めていたので、塔ノ岳山頂では長居せずに出発。
鍋割山へと向かいます。

下り始め。

空気が澄んでいるとよかったですが。

金冷シまでの右手の景色。

まだこのあたりは新緑には時間がかかりそうです。

金冷シで直進すると、すぐに急な下りになります。

木のはしごもあります。
急に雲が多くなり、天気が怪しくなります。

下りきると大丸に向かって登ります。


大丸頂上手前で振り返ると、大山の山頂に雲がかかっています。


すぐに小丸尾根分岐に到着。

塔ノ岳方面からですと、左に分岐する二俣への道がわかりやすいですが、
鍋割山方面からだと見落としやすいのが分かる気がします。
塔ノ岳山頂から約30分。

ここから小丸に向かって、少し登っていきます。


すぐに小丸到着。

小丸尾根分岐から10分弱。

小丸から先は、ふたたび急な下りになります。
500メートルで、100メートル下ります。
急な道を下っていくと、正面に鍋割山荘が木の中に見えてきます。


どんどん下ります。


登山道の右手(蛭ケ岳側)は、切り立った斜面です。


急斜面を下ると再び緩やかですが登りかえしがあります。


鍋割山荘は目の前です。


登山道の右手後方。蛭ケ岳や丹沢山なども見えます。

さらに後方を見ると、塔ノ岳山頂だけ雲がかかっています。


ほどなく鍋割山へ。

山荘の裏手から到着します。
小丸尾根分岐から約30分。
塔ノ岳山頂から約60分。

鍋割山荘で、やまなみスタンプラリーのスタンプをもらい、鍋焼きうどんを注文。
1000円です。

受け取って、山荘前の広場のベンチで。

あつあつでボリュームもあり、おいしかったです。


鍋割山山頂には、7グループ・20人ほど人がいて賑わっていました。


後沢乗越経由の下山の様子は次回紹介します。



塔ノ岳山頂から鍋割山までの高度と距離の計測図を参考につけます。


この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版







塔ノ岳&鍋割山(その2:小丸尾根分岐~塔ノ岳)

2013年04月22日 | トレッキング
<平成25年4月中旬>
<2016.09追記 森林整備による伐採のため平成29年1月31日まで
小丸尾根が通行止めとなっています。ご注意ください。>



表丹沢県民の森の駐車場から、二俣経由小丸尾根分岐までの、その1はこちらでご覧いただけます。

小丸尾根分岐は、塔ノ岳まで1.5Km、鍋割山1.3Kmと、ほぼ中間点にあります。
ここから、塔ノ岳を目指します。

大丸方面の歩き出しです。

ここから大丸までは、約800mの距離で、約50m登るので、
ほとんど平らといって良いくらいの気持ちがいい尾根道となります。

ブナの原生林が残っています。


なだらかに登って行きます。


正面の木の間から、塔ノ岳の尊仏山荘も見えところもあります。


左手の木がないところから、檜洞丸。


蛭ヶ岳も。

頂上に、蛭ヶ岳山荘も見えます。

やがて正面に、小ピークが見えてくると、


大丸への登りとなります。


ブナの大木がいくつもあります。

枝先がクニャクニャしているのが特徴的です。


すぐに大丸の頂上に到着。

小丸尾根分岐から約10分。

枯れた木がありました。

酸性雨など原因は詳しくわかっていないようですが、
丹沢のブナの立ち枯れが問題になっています。

大丸からは、一気に50m下り、その後塔ノ岳まで150mの登りとなります。
下り始め。

下ってあの上に見える所までまた登ると思うと、複雑です。

下りは、木の階段状の道となります。


下りきったあたりから、右前方に大倉尾根からの登山者が見えます。

大倉尾根から見るとこんな景色↓です。

(2012年12月に大倉尾根で塔ノ岳に登った際の写真です)
その様子はこちらからご覧いただけます。

金冷シまでの登り。

すぐに金冷シの分岐。

右手に下ると大倉です。
大丸から約10分。

ここからは、大倉から登ってくる登山者が多いため、にぎやかになります。

木の階段をたくさん登っていくと、そろそろ塔ノ岳山頂が目の前です。

なんとなく違和感が。

うちに帰って気が付きました。
塔ノ岳山頂の海側にあった、日の出山荘の廃屋が無い!

(2012年12月に大倉尾根で塔ノ岳に登った際の写真です)
ここに写っている青い小屋が撤去されていました。

ネットで調べると、平成25年3月2日(土)に、ボランティアの方々の協力で撤去したようです。
お疲れ様でした。

そんなこんなで、塔ノ岳山頂に到着。


富士山は雲に隠れていて、全容は見ることができませんでした。


塔ノ岳山頂まで、大丸から約約15分。
小丸尾根分岐から塔ノ岳まで約35分。


この後は、通ってきた大丸経由で、鍋割山へと向かいますが、次回紹介します。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版
















塔ノ岳&鍋割山(その1:表丹沢県民の森~小丸尾根)

2013年04月21日 | トレッキング
<平成25年4月中旬>
<2016.09追記 森林整備による伐採のため平成29年1月31日まで
小丸尾根が通行止めとなっています。ご注意ください。>



昨年度の「やまなみ登頂スタンプラリー」のいくつかがまだ達成だったため、
鍋割山に登ってきました。
「やまなみ登頂スタンプラリー」のホームページはこちらです。
昨年9月にも鍋割山に登っていますが、その際はスタンプラリーの存在を知らず、
再チャレンジです。

前回同様、表丹沢県民の森の駐車場から出発です。

YouTubeに国道246号から表丹沢県民の森までの道順の動画をアップしました。
YouTubeの動画はこちらからどうぞ
※別ウィンドウで開きます。バイクのため画面が揺れます。ご了承ください。

朝7時前に、表丹沢県民の森の駐車場に到着。
すでに5台くらい車がありました。

林道を歩き、四十八瀬川にかかる勘七橋から。

栗ノ木洞方面の新緑と、四十八瀬川。

西山林道に合流し、なだらかな道を二俣方面へ。
すぐに二俣に到着。

沢の水がきれいで、水音にも心洗われます。
前回、表丹沢県民の森の駐車場から二俣まで約30分と記載していますが、
今回は写真であちこち寄り道していないため、20分で到着。

二俣の先、すぐに小丸尾根の分岐になります。(標高約550m)

一旦二俣方面に戻るように登っていきます。
昨年9月は、後沢乗越経由で登り、下りに小丸尾根を使っているので、
今回は逆周りとしました。

登り始めは、比較的なだらかで新緑がきれいな登山道です。


すぐに杉林になり、九十九折に登っていきます。

斜度はありますが、ジグザグのためそんなにきつくなく、気が付くと高度を稼いでいました。

杉林を抜けると、自然林の登山道になります。

木の向こうに大倉尾根が見えます。
ここで標高約700m。

道端には、すみれが咲いていました。

春ですね。

じきに、「小丸まで1500m」の看板が見えてきます。

標高約750m。
二俣から約35分。

歩くことさらに20分で、「小丸まで1000m」の看板を発見。

標高約920m。
このあたりは、右側が植林した杉林。左が自然林という広い尾根を登ります。
ただ、杉の木の根が張っていて若干歩きづらいです。


このあたりは、ほぼ直線的な登りです。

ただ、下が土なのと、木の階段状の登山道ではないため、とても登りやすかったです。

970mを超えたあたりから、左手の後沢乗越から鍋割山へと続く尾根越しに富士山の
てっぺんが見え始めます。

二俣から約1時間経過。

標高1000mを超えたあたりからは、丹沢らしいガレた登山道になります。

ただ、木の階段状の路ではないため、自分にあった歩幅で登れるので楽です。


地質を研究している方なら喜びそうな岩。

木の根が這って、その生命力にびっくりです。

振り返ると秦野平野と相模湾が見えます。だいぶ霞んでいますが。


ところどころで、ミツバツツジが咲いていました。


富士山もだいぶ見えてきました。

標高1100mあたりからは、新芽がまだ芽吹いていない木が多かったです。
このあたりからは斜度がきつくなるため、九十九折(ジグザグ)な道になります。

アセビ

馬酔木と書き、有毒植物で、昔から害虫等の駆除に広く利用されてきたようです。
酔ったように足がふらつくことから付いた名ともいわれています。
花言葉は、清純な心、犠牲、献身とのことです。?

小丸直下の崩落地。


標高1200mあたりからの富士山。

残念ながら、この日見た最後の富士山となってしまいました。

荒地の中を、ジグザグ登ります。


とうとう鍋割山へと続く尾根が近づいてきました。

やはりこのあたりのブナは、まだ新芽には早いようです。

一本のブナ。

隣には枯れた木が。


小丸尾根分岐手前からの景色。

小田原、松田町方面

大山方面。

左端に、大倉尾根の花立山荘、中心に大山山頂レーダー、右端に三ノ塔避難小屋。
わかりにくいですが、三ノ塔左下に、烏尾山荘も見えます。

空気が澄んでいれば江ノ島も見えるのですが。


鍋割山~金冷シを結ぶ尾根道に着きました。

標高約1350m。
二俣からは、約2時間10分。
表丹沢県民の森の駐車場からは、約2時間30分かかりました。

ちなみに、二俣から小丸尾根分岐まで、ひとりも会いませんでした。
表丹沢県民の森駐車場は、そこそこ人がいたのですが人気が無いルートなのでしょうか。


この続きは、次回紹介します。



二俣から小丸尾根分岐までの高度と距離の計測図を参考につけます。


この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。

東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版
















丹沢山(塔ノ岳からの往復)

2012年12月23日 | トレッキング
<平成24年12月中旬>
大倉尾根で塔ノ岳まで登りひと休みした後、丹沢山に向けて出発です。
駒止茶屋~塔ノ岳・山頂まではこちらでご覧いただけます。
大倉~駒止茶屋まではこちらでご覧いただけます。

尊仏山荘西側脇の登山道に向かいます。

正面に富士山を見て右折します。

山荘脇はまだ平らですが、すぐに下りになります。
山荘のすぐ北側から。

北側斜面のため、雪が残っています。

一気に下ります。
丹沢山から蛭ケ岳にかけて美しい山並みです。


岩場の下りも。


日のあたらないところは、雪が凍っています。


山荘すぐ北側の斜面が一番残雪が多かったです。


途中の大木


尊仏山荘からの下りきったところにある崩落地。

写真ではわかりにくいですが、一番低いところの前後にはしごがあり、
一番低いところが狭く、両脇が崩落しています。

西側に富士山を見ながら進みます。


低い笹と落葉した裸木がきれいです。


富士山は絵になります。


日高から見た、正面の竜ケ馬場と丹沢山がやさしげな美しさです。


笹の中の木道。


丹沢主脈のこの山並みは美しい!


アップダウンを繰り返し、塔ノ岳から1時間ほどで丹沢山に到着。


山頂からの風景。


山頂のみやま山荘。


山頂の広場で、お湯を沸かし、インスタント麺を食べました。
塔ノ岳山頂の冷たい強風がうそのように、寒いもののほとんど無風で快適でした。
おそらく北西からの風が、蛭ケ岳や不動ノ峰などに遮られていたものと思われます。

帰りは同じ道を戻ります。
丹沢山を下りはじめの地点から見た、塔ノ岳の山荘と、背後の真鶴半島。


丹沢山から塔ノ岳まで約1時間、行きに凍っていたところも、日が当たってどろどろになっている箇所がたくさんありました。

塔ノ岳からの帰りは、大倉尾根をひたすら下りました。

途中ひざが痛くなりましたが、なんとか大倉まで戻ってきました。


GPSロガーによる、大倉~塔ノ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉の高度・距離図を参考に添付します。

このGPSロガーは、スイッチを入れ記録を開始しておけば、帰宅後パソコンで
①付属ソフトで歩いたルートをGoogleマップを使って表示する。
②撮影したデジカメの画像をどこで撮影したのかを、付属ソフトでGoogleマップで表示するルートに表示する。
という機能があります。
自分は②の機能を重宝しています。

ルートマップの表示は、国土地理院の承認が必要なため、表示できませんのでご了承ください。


この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。

東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版



フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。
販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)




塔ノ岳(大倉尾根・その3:駒止茶屋~塔ノ岳・山頂まで)

2012年12月18日 | トレッキング
<平成24年12月中旬>

駒止茶屋まではこちらでご覧いただけます。


駒止茶屋から先はしばらく途中木道などもあります若干斜度が楽になります。


しばらく行くと、左手の木々の間から富士山も見えてきます。


堀山の手前のなだらかな道。

ほっとします。

富士山がくっきり見えます。


なだらかで歩きやすい道が堀山の家手前まで続きます。


途中霜柱も光り輝いていました。


少し斜面が急になり、堀山の家が見えてきます。

堀山の家前からも富士山が見えます。

ここからまた急な登りになります。
ガレ場もあり、崩落場所につき注意の看板もあります。
といっても危険な場所ではありませんでしたが。

富士山を左手に見つつ、階段状の道と岩だらけの道で高度を稼いで行きます。

途中左手が斜面となったところで、下のほうでガサガサ音がしたのでのぞいてみると、

小鹿がいました。

ひたすら登る前に、大きな木が現れます。


大きな木を抜けるとやがて、天神尾根分岐に出ます。
右手に下っていく道があります。
少しだけ平坦になりますが、やがてまた岩だらけの登りとなります。


このあたりは、大きな岩が多くなります。


もう少しで立花山荘ですが、ひたすら階段。

木が少ない斜面のため、振り返ると相模湾の景色が最高です。


大倉から約2時間45分で、ようやく立花山荘に到着。
左手に富士山。


右後方に大山、三ノ塔、烏尾山荘などが、下に見えます。標高約1300mです。


またまたガレ場と木道などの道を登っていきますが、左に富士山が見え隠れするため、足取りは軽いです。
ようやく山頂の廃屋となった日ノ出山荘が見えてきました。


馬の背といわれるやせ尾根を通ります。


すぐに金冷シ。

左が鍋割山方面。右が塔ノ岳。

塔ノ岳山頂手前からの伊豆半島と相模湾。

大島も見えます。


出発から約3時間15分で山頂に到着。


横浜ランドマークタワーや、ベイブリッジなども見えます。

肉眼では難しいです。35mm換算で450mmの望遠で撮影しています。
スカイツリーも霞んでいますが、何とか写ります。


昨年とまったく同じ富士山の写真。

南アルプスの山も見えます。

富士山のアップ。


尊仏山荘に寄って、受付脇でスタンプラリーのスタンプをもらいました。

塔ノ岳山頂でお湯を沸かそうと思いましたが、風が強く寒かったため、おにぎりのみを急いで食べました。
それでも、写真を撮ったりで、約30分山頂にいました。


次回は、塔ノ岳~丹沢山までを紹介します。

東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
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