かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

2011年12月 塔ノ岳(表尾根コース)その3:行者ヶ岳くさり場~塔ノ岳山頂

2011年12月08日 | トレッキング
<2011年12月上旬に行きました>
行者ヶ岳まではこちらをご覧ください。
塔ノ岳(表尾根コース)その1
塔ノ岳(表尾根コース)その2

行者ヶ岳先のくさり場を通過後、また登りになります。

登りはじめは一部くさりがありますが、無くても登れます。
振り返った、行者ヶ岳のくさり場。


のぼり返した先が、政次郎ノ頭(案内板:表尾根12 08:55)
アップダウンがあるので、このような平坦な尾根道はほっとします。


ほっとしたのもつかの間、すぐに登りになります。


登りきったところが書策小屋のあったピーク。(09:05)
昨年解体されました。


ここは平坦で、景色がよいので小休止。
チョコと飲み物を口にします。
富士山もてっぺんが見えます。


一休みの後、出発。
新大日を目指します。

新大日手前のガレ場。


ガレ場を越えた地点から振り返ると、三ノ塔からのルートがよくわかります。


もうひと踏ん張りで新大日に到着。(案内板:表尾根13 09:25)
新大日茶屋があります。


新大日から塔ノ岳までは、尾根道になります。
アップダウンを繰り返して進みます。

木ノ又小屋を通過。(09:35)

小ピークの木ノ又大日。(案内板:表尾根14 09:37)

休憩スペースなし。

尾根道を進みます。


多少のアップダウンを繰り返し。


最後の小ピークから。
塔ノ岳はすぐ目の前です。


少し下って、最後の登り。


岩が多いです。


上部が明るくなり、ピークが近いことを感じ、


ようやく到着。(10:00)


塔ノ岳山頂。


山頂は360度の大パノラマ。
富士山と南アルプス。


富士山の右下には、山中湖も見えます。


望遠で南アルプスも。


塔ノ岳から先の、丹沢の山々。


東京方面。おぼろげながらスカイツリーも見えました。


鹿もいます。


山頂には20人くらいの人がいて、休憩していました。
山頂で、コンロで湯を沸かし、ラーメンとおにぎりを食べました。
少し風がありましたが、気持ちがいい昼食となりました。
山頂の尊仏山荘横にはチップ制トイレがあり、利用しました。
50円を入り口入ってすぐの銀のケースに入れるのですが、
設置と維持の苦労を思い、少し多めに入れました。


参考までにルートです。

※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。



フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。

販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)



<事前に参考にした本>
ヤマケイ アルペンガイド5 丹沢 (ヤマケイアルペンガイド)
三宅 岳
山と溪谷社

2011年12月 塔ノ岳(表尾根コース)その2:三ノ塔~行者ヶ岳くさり場

2011年12月07日 | トレッキング
<2011年12月上旬に行きました>

三ノ塔まではこちらをご覧ください。
塔ノ岳(表尾根コース)その1

三ノ塔でしばらく写真を撮った後、眼下に見えていた烏尾山を目指します。
三ノ塔から確認した大まかなルート。


すぐに下って行くわけではなく、しばらく三ノ塔のほぼ平坦な尾根道を歩きます。


端っこまで行くと、案内板があります。(案内板:表尾根7 07:50)

服と帽子をかけてある小さなお地蔵さんもあります。

正面から見ないとわかりませんが、やさしい顔をしたお地蔵さんです。

ここからルートは左に下ります。
かなり急な下り坂です。


標高約1200mから約130m下っていきます。
下り始めてすぐ、眼下に水無川が見えます。


振り返ると、三ノ塔西側の崖が。


どんどん下ります。


三ノ塔から烏尾山までの一番の難所の岩場を下から写しました。
一部くさりとはしごがあります。


下りきったところにある細尾根に渡してある木の橋。


この先烏尾山に向けて登り返します。


ほどなく烏尾山荘が見えてきます。


(案内板:表尾根8 08:15)

烏尾山荘前からの景色。
相模湾、箱根方面。


富士山と箱根方面。


ここから進路を北にとり、行者ヶ岳に向け出発。(案内板:表尾根9 08:18)
初めは尾根道を進みます。


小ピークをいくつか超えていきます。


ひとつ超えるとまたひとつ。


気持ちがいい尾根道を進みます。


行者ヶ岳手前の登り。

急な登りで一部くさりがありますが、特に問題なく通過。

ほどなく行者ヶ岳に到着。(案内板:表尾根10 08:35)
山頂にある碑。


振り返ると、烏尾山と三ノ塔。


目指す塔ノ岳の尊仏山荘も近くに見えます。


飲み物を一口飲んで出発。
行者岳からは急にくだリます。

ほどなくくさり場に。(案内板:表尾根11 08:44)
ここから左下に崖を下ります。


自分は岩に向き、くさりに軽く手を掛け、片足ずつ足場を確認して降りましたので
特に問題なくすんなりクリアしました。

岩場を下から見上げたところです。



<事前に参考にした本>
ヤマケイ アルペンガイド5 丹沢 (ヤマケイアルペンガイド)
三宅 岳
山と溪谷社



2011年12月 塔ノ岳(表尾根コース)その1:菩提峠~三ノ塔

2011年12月06日 | トレッキング
<2011年12月上旬に行きました>


新緑の5月に三ノ塔まで偵察に行き、その後なかなか塔ノ岳まで行けずにいましたが、
ようやく行ってきました。
ルートは菩提峠からの表尾根往復です。

横浜方面からの日の出を、二ノ塔手前のガレ場から、見れればと思ってましたが少し寝坊。
菜の花台なら間に合うかとも思いましたが、東の海上の雲が厚いので。断念。

菜の花台は、秦野

市街からヤビツ峠へ向かう路の途中にある展望スポットで、夏に星空観察に
行きました。夜景も有名です。

朝6時20分ごろに、菩提峠に到着。
菩提峠の様子は、前回の記録(三ノ塔)をご覧ください。

6時半出発。はじめは通行止めゲートから入って林道を進みます。
日の出後で、林道まで朝日が差し込まないですが、十分明るいです。
ライトは不要でした。

約10分で登山道へ。(案内板:表尾根2 06:40)
初めは階段状の土と丸太の階段状の道を進みます。
登山道に入ってすぐ背後の大山北尾根から日が差します。

このあたりは植林した人工林の杉林です。

あたりに朝日が当たり、アルペングリューエンというのか・・・
のようです。

写真に残せなかったですが、上部は全体が赤くなっていました。

このような道を登っていきます。


朝日を浴びて葉の落ちた木も気持ちよさそう?です。


このあたりまでは足元は悪いですが、気持ちがいい道です。

木の間から江ノ島が見えます。

どうもこのレンズはフレアやゴーストがよく出ます。

二ノ塔手前のガレ場手前からの背後の相模湾の景色。

登山道入り口(案内板:表尾根2)からガレ場手前まで約30分。

ガレ場中腹にある看板。

どうやら階段を避けないで登ってほしいということらしいです。

ガレ場上部から背後の大山山頂と大山北尾根。


ガレ場を過ぎると、笹のなかの道となります。


すぐに二ノ塔に到着です。(07:20)
正面に富士山が。

登山道入り口(案内板:表尾根2)から二ノ塔(案内板:表尾根4)まで約40分。

次の目標の三ノ塔はすぐ目の前です。


一度少し下ります。
途中見える景色。

またすぐに登り返します。
木製の階段。


三ノ塔すぐ手前の戸川からの合流点(案内板:表尾根5)までは、二ノ塔から15分弱。

三ノ塔の避難小屋。(07:38)


ここで小休止。
といっても写真を撮るだけです。


箱根の山。少し霞んでいます。


富士山頂のアップ。


富士山の右に雪を被った南アルプスが見えます。



スカイツリーも何とか見えます。


これから進むおおまかなルートも確認できます。




<事前に参考にした本>
ヤマケイ アルペンガイド5 丹沢 (ヤマケイアルペンガイド)
三宅 岳
山と溪谷社

2011年11月 仙石原のススキ

2011年11月12日 | トレッキング
<2011年11月上旬に行きました>

金時山から明神ヶ岳を経由したトレッキング後に、仙石原のススキを見に行きました。
金時山明神ケ岳の様子。

仙石原交差点を、強羅方面に向かって右折し、芦ノ湖方面に進んで行き、
ホテルや旅館が並ぶあたりを過ぎると、両脇にススキの原っぱが現れます。

無料駐車場は、仙石高原の信号の手前、左手に蕎麦屋さんがある信号のない交差点を右折。
500メートルほど先を右折した、仙石原浄水センター手前にあります。
駐車場奥からの風景。金時山が雲に隠れています。


そこから歩いてススキの原っぱへ。


一本道の遊歩道があり、両脇が一面ススキ。


台ヶ岳方面。


強羅方面。


金時山方面。


風があったので、少しぶれています。


一本道の遊歩道は奥まで行かずに、ススキを堪能して引き上げました。

駐車場まで戻り、奥を見ると紅葉しはじめている木もありました。
奥は丸岳だと思います。


帰りに車から撮影。


東名高速の足柄パーキングから見た金時山たち。




フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。

販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)





2011年11月 金時山~明神ヶ岳(雲の中の縦走その3 明神ヶ岳~宮城野)

2011年11月11日 | トレッキング
<2011年11月上旬に行きました>

前半部分の金時山までの記事はこちら
中盤の明神ヶ岳までの記事はこちら
をご覧ください。

明神ヶ岳でおにぎりとクッカーでラーメンを食べてから、宮城野、明星ヶ岳方面に向けて出発。
相変わらず視界は周囲50メートル程度。

すぐに右手にガレた景色が。
map35

しばらく尾根道を進みます。
map36

途中に最乗寺方面に下る道が何本かあります。
map37

ゆるやかに高度を下げつつ、気持ちがいい尾根道が続きます。
map38

途中開けたガレ場から正面に見えるのは明星ヶ岳でしょうか。
map39

振り返ると紅葉はまだといった風景。
map40

このあたりは下り斜面が急です。
足元も滑りやすい土です。
map41

次第にハコネダケのなかの道に変わっていきます。
map42

少し雲が取れたか、前方の見晴らしがよいところから、明星ヶ岳が見えます。
map43

振り返ると、すてきな景色が。この日一番の風景。
map43

さらに下ったところで前方に開けた箇所から見えた風景です。
map44

赤く色づき始めた木もありました。

map44

明神ヶ岳から約40分ほどで、宮城野への分岐となります。
map45
ここで明星ヶ岳経由で箱根湯本まで行くか、宮城野に行くか休憩しながら悩みました。
仙石原のすすきを見たいこともあり、いろいろ考えて、宮城野に下ることにしました。
下りはじめの部分です。
map45

道標では40分となっていましたが、山と高原地図で1時間とあったので、かなり疑わしいと
思い下り始めます。
岩と土の道をどんどん下っていきます。

途中唯一岩のぼり用にロープがあるところがありました。
map46

ある程度高度が下がると、土の道になります。
map47

周囲が、杉林に変わってきたあたりで、別荘地脇の林道となります。
map48

別荘地脇の、どろどろの土の道をひたすら下ります。
数メートルに1段の段差があるのですが、膝くらいの高さがあるため、
次第に膝が痛くなってきました。
結局1時間10分ほどかかりました。

この後バスに乗るため、登山道入り口脇で、靴に付いた泥をある程度取り除き、
宮城野バス停へ。

バス停に向かう途中で目の前に見えたガスが立ち登っている大涌谷。
map49

バス停まではところどころに標識があるため迷うことなくいけました。
バスは仙石原経由桃源台行きが1時間に4本。
車を停めた金時神社を通る御殿場行きはほとんど本数がないため、
桃源台行きに乗り、仙石原で降りました。
緩やかなのぼりを約10分ほど歩き、金時神社駐車場に到着。
仙石原から金時神社までは御殿場に向かって右側に歩道があるので、
そこを歩くのが良いと思います。



参考までにGPSロガーで記録した時間と高度。

※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
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2011年11月 金時山~明神ヶ岳(雲の中の縦走その2 金時山~明神ヶ岳)

2011年11月10日 | トレッキング
<2011年11月上旬に行きました>

前半部分の金時山までの記事はこちらをご覧ください。

金時山山頂から登ってきた道を下ります。
登りの際に撮影した紅葉の落ち葉を撮影。
map⑬

相変わらず雲の中。50メートル先は見えません。
map⑯

約30分ほどで金時神社分岐へ。
右に行くと金時神社への下り。
まっすぐが明神ヶ岳方面。まっすぐといっても、下り坂ですが。

相変わらす、まったく展望なし。
仕方が無いので、花を撮影。
map⑰

道はどんどん下っていきます。
少し開けて平らな場所に出ます。
晴れていればいい景色なのでしょうが残念です。
map⑱

矢倉沢峠手前から見えた登山道。
map⑲
晴れていれば緑色のハコネダケのなかにきれいな一本道が通っているのが
きれいなのですが、残念です。

矢倉沢峠
map⑳
左の茶屋の手前の道を進み、左に曲がります。

左右に見えるのがハコネダケで、高さ3メートルちかくあります。
map21
ほどなく右折して明神ヶ岳方面に。

すぐに登りに。小ピーク(963m)にむけ少し上ります。
map22

その後、小ピークをいくつかアップダウンを繰り返します。
ハコネダケが覆い茂っている部分もあります。
map23

わかりにくいですが、下った後また登りの一本道。
map24

やがてハコネダケ以外の木々が見えてきます。
map25

樹林帯の中に入っていきます。
map26

尾根道から左側が急斜面の山腹をまくような道に変わります。
ところどころ狭く、左側が急な斜面、そのうえ足元はドロドロでつるつるという
悪条件で緊張する部分もありました。
振り返った景色。
map27
これは余裕がある場面で撮影。

樹林帯を抜けた先にあった火打石山の看板。
map28

ここからしばらく尾根道を進みます。
明るく歩きやすいですが、徐々に登りになります。

のぼりが急になったあたりでぬかるんだ道になります。
雨で木製の階段の周りの土が流れ、段が飛び出ています。
map29
この手前で、動物の足跡を見つけました。長さ8センチくらいで、おそらく鹿ではないかと思います。

急登で足元がぬかるんだ道を登ります。
map30

ようやく尾根に出ますが、相変わらず雲の中。
左右は結構切り立っています。
map31

視界が悪いので、また花をパシャリ。
map32

雲の中のため、見通しがきかないため、そろそろ山頂か?という
淡い期待を繰り返しつつ。

山頂手前の右側はかなりの斜面で、岩がごろごろしているようです。
map33

ようやく山頂へ。
map34
周囲の景色はまったく見えません。

道標には金時神社分岐から明神ヶ岳まで110分とありましたが、150分ほどかかりました。
山と高原地図でも170分ですので、総じてかなり短めに表示しているようです。
惑わされないほうが良いかと思います。

山頂には数人の方がいらっしゃいました。
参考までに、金時神社分岐から矢倉沢峠までに1人とすれちがい、
矢倉沢峠から明神ヶ岳までは誰とも会いませんでしたので、
6名とも逆方面から登ってきた方のようです。

このような天気で多いような少ないような。



参考までにGPSロガーで記録した距離と高度。

※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
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続きは次回へ







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一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。

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2011年11月 金時山~明神ヶ岳(雲の中の縦走その1 金時神社~金時山)

2011年11月09日 | トレッキング
<2011年11月上旬に行きました>


前の晩から雨が降り、天気予報も曇りのち晴れ。
休日出勤の代休もなかなか消化できなかったこともあり、勢いで休みを入れた
ことから、以前から計画していた山歩きをすることにしました。

例により早朝出発。
雨は上がっていましたが、曇り空。
車で東名高速御殿場インターまでいき、乙女峠へ。

乙女峠手前の、箱根スカイライン分岐あたりから霧のなかへ。
乙女峠を越えてしばらく進むと金時神社駐車場へ。

駐車場入り口のハイキングコース案内板。
map①

このあたりは普通の曇り空。
見上げると一瞬青空が見えたため、すぐに出発。

トイレ左脇の階段を上がるとすぐに神社の鳥居が見えます。
map②
この時点ではまだ山頂付近が雲にかかっているかという程度。

神社の右側のなだらかな登山道を進みます。
map③

舗装された林道を横切りさらに進むと、公時宿り石が正面に。
map④

大きな岩をぐるっと回るように登ります。
このあたりから徐々に坂が急になってきます。

足元は、土か岩ですが、昨夜の雨で土はぬかるみ歩きにくいところも。
map⑤

登り始めて約30分、高度にして約170m進んだあたり(標高870m付近)
で周囲が白くもやってきました。霧かと思いましたが、雲の中のようです。
map⑥

しばらく樹林帯の登りを続けると、そろそろ尾根が近くなった様子で、
前方も開けて、すばらしい景色が目の前に、となるはずでしたが
map⑦
白い世界のみでした。

矢倉沢峠からの道と合流する金時神社分岐地点手前で、一瞬雲が切れて、
map⑧

ここが金時神社分岐地点
map⑨
左が金時山。右が明神ヶ岳方面。

ここは左に曲がり、金時山を目指します。

金時山への登山道。
はじめのうちはなだらかで気持ちがいい木々のなかを進みます。
map⑩

しだいに岩が多くなります。
map⑪

若干紅葉した木々。また雲がかかりはじめます。
map⑫

途中にあった紅葉。
map⑬


そこから先は、岩だらけの急斜面になります。
ところどころロープが張られていますが、危険な箇所はありません。
map⑭

急坂をあがっていくと、先に山頂の小屋が木々の間から見えてきます。
すぐに山頂に到着。
登りはじめから約1時間15分。金時神社分岐から約25分。
map⑮
案の定、山頂は雲の中で、白い世界でした。
前回とはまるで逆の世界でした。

しかたがないので、かわいらしい花をぱしゃり。
map⑯

結局山頂では飲み物を飲んだだけで、すぐに出発しました。



参考までにGPSロガーで記録した距離と高度。

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続きは次回へ






2011年10月 白駒池・ニュウ登山・高見石・横谷渓谷(その5 横谷渓谷)

2011年10月18日 | トレッキング
<2011年10月中旬に行きました>


白駒池から麦草峠まで戻り、車でメルヘン街道を諏訪方面に戻ります。
途中黄色く紅葉した森の中の道路を下っていきます。


15分ほど走ると、横谷観音の案内標識が現れるので、左折。左折してすぐに、柏木博物館があります。
一直線の並木道の突き当たりに無料駐車場があります。
無料駐車場から約3分で、横谷観音展望台に到着。

だいぶ色づいていました。


展望台から左下が渓谷となっています。王滝が見えます。


滝のアップ


遠くに茅野市街が見えます。かすんでいますが。


いろいろないろにまだらに紅葉しているところがあってきれいでした。


真っ赤に紅葉しているもみじもありました。


横谷観音展望台から、また車で移動します。
メルヘン街道をさらに下っていくと、横谷峡という看板がある、交差点脇の
無料駐車場に車をとめ、リゾートホテル脇を通って、車道を進んで行きます。
しばらく進むと、乙女滝方面の案内があるので、その遊歩道を進みます。


横谷峡の案内図。


その先にある乙女滝。三脚を車に忘れたため、このような写真に。


乙女滝から遊歩道を進みます。


河原まで降りることができるところもあります。


遊歩道に戻り、横谷温泉旅館脇から車道に出ます。
その先もありましたが、まだ紅葉していないため、引き返すことに。
途中の岩肌。


横谷渓谷の紅葉はこれからという感じでした。




2011年10月 白駒池・ニュウ登山・高見石・横谷渓谷(その4 白駒池~高見石)

2011年10月17日 | トレッキング
<2011年10月中旬に行きました>


ニュウから白駒池まで湖畔までもどり、白駒池を再び時計回りに進むと、白駒荘手前で
高見石分岐となります。

木製の道を登っていきます。


すぐに木製の道がなくなり、岩だらけの道を登ります。

ニュウの登山道よりも木の根が少ない分、ごつごつした岩が多いです。
ただ、こちらのほうが歩きやすかったです。

大きな岩がたくさんありますが、迷う心配はほとんど無いほど道がはっきりしています。


目指す方向の上のほうが明るくなってきたあたりで、道をふさぐ大きな岩。

乗り越えて進みます。

白駒池から約30分で、高見石小屋に到着。
小屋の右手から巨大なごつごつした岩が積み重なった展望台(展望スペース)に登ります。
リュックを置いて、身軽になってカメラのみを持って岩に取り付きます。

ピークからの展望。白駒池が眼下に見えます。


振り返ると、高見石小屋が見えます。


展望がいい岩にいろいろ移って写真をとりました。白駒池。


背後の山。たぶん中山。


遠くにニュウも見えます。


反対側の茶臼山や蓼科山。雨池も見えます。


展望台のいわのごつごつ感。


展望台には4グループほど、約15人くらいいました。
混雑感はまったくありませんでした。

高見石からまた同じルートで白駒池まで戻り、池の写真を撮りながら、
時計回りの最後の部分を歩き、結果的に池を一周し、車を止めている
麦草峠まで戻りました。
途中、白駒池駐車場の様子を見に立ち寄りましたが、池と反対側のお土産店などがある
メインの駐車場は満車でしたが、池側の駐車場はだいぶ余裕がありました。
平日のお昼前の状態です。


2011年10月 白駒池・ニュウ登山・高見石・横谷渓谷(その3 白駒池~ニュウ)

2011年10月16日 | トレッキング
<2011年10月中旬に行きました>

麦草峠からの様子はこちらでどうぞ。
白駒池を時計回りに周遊して半周弱のあたりで、ニュウへの分岐があります。


ここからは池から離れていき、道も木製のものではなくなります。


しばらく岩がごろごろした道を進みます。まだ平坦です。


そのうちに、また木製の道が現れ、先が明るくなってきます。


そこに現れるのが、白駒湿原です。白駒池から約10分。


趣があります。


湿原から先は、また森の中を進みます。
このあたりは、丸太がごろごろありますが、丸太の上が滑って非常に歩きにくかったです。


このあたりの森の中も苔がたくさんあります。


黄色や赤いリボンの道しるべがあるので、このへんは道に迷うことはないと思います。


少しずつ斜度がでてきます。木の根と岩が多くなってきます。


ようやくニュウへの分岐。白駒池から約25分。
ここを右折します。


この分岐からが急斜面になり、岩と木の根だらけの登山道となります。


下地が土であれば、多くの人が通ることで明確な「道」となりますが、
岩と木の根ではところどころ進む方向が分かりにくいところもあります。


赤や黄色や青のリボンやテープが目印についていますので、常に周囲を確認して
進みます。


急な斜面を登ること約25分でいったん少し平らなところに出ると、左手からの登山道と
合流するので、ニュー中山峠という看板の示すほうに進みます。
すぐにまた登りとなりますが、斜面の先が明るくなり、稜線が近いことが予感されます。


最後に大きな岩の間を抜け、稜線にでると、目の前に絶景が飛び込んできました。
遠くに雲に浮かぶ富士山も見えます。
白駒池から約55分。


左を見ると、このがニュウの頂上です。


天狗岳なども見えます。


茶臼山や横岳方面。眼下には白駒池も見えます。


茶臼山の肩ごしに、立山や剱岳が見えます。


丸山の先には、穂高と槍や大天井岳も見えます。

見えたのはほんの一瞬で、山頂下で早いお昼でおにぎりを食べている最中に西から雲が
あがってきて、あっという間に茶臼山や横岳にかかり、遠方が見えなくなりました。


お昼を食べた後、同じルートを下って白駒池まで戻りました。


2011年10月 白駒池・ニュウ登山・高見石・横谷渓谷(その2 白駒池)

2011年10月15日 | トレッキング
<2011年10月中旬に行きました>

麦草峠からの様子はこちらでどうぞ。
白駒池を青苔荘から時計回りにまわります。
途中、ニュウに登って、また池まで降り、白駒荘裏から高見石に登って、また池まで降りる。
を繰り返しましたが、池の周囲は時計回りに回りましたので、その池周遊の様子をピックアップ
したいと思います。

青苔荘前からは、木製の道を進みます。
少し湖畔から離れて、林の中を進みます。


とても静かでいい雰囲気でした。


すぐに池周遊・ニュウ方面と別方面への分岐となります。
NHKの「チャレンジ!ホビー あなたもこれから山ガール」で道を間違えたところです。


ここから、この先のニュウへの分岐あたりまでは、溶岩とコメツガと苔の世界が。


もののけの森と呼ばれているそうです。


周囲はこのような感じでも、歩く道は木製の橋が渡してあります。

ニュウへの分岐あたりで紅葉しているところがありました。


このあたりは、木製の歩道と池が近いところです。

こんな景色も。


ニュウ分岐から白駒荘方面の途中。


これで青空だったら最高でした。


高見石分岐手前あたりから。


白駒荘周辺から。


白駒池駐車場から入っていって、青苔荘前方面に左折しないで白駒荘方面に進んだ東屋がある
あたりが紅葉を見るよい地点かと思います。
ちなみに駐車場から白駒荘までは砂利の遊歩道ですが、その他の池周遊は木製の橋でした。
池全体


東屋から青苔荘方面を見る。

水面に写る紅葉もきれいですね。




フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。

販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)




2011年10月 白駒池・ニュウ登山・高見石・横谷渓谷(その1 麦草峠~白駒池)

2011年10月14日 | トレッキング
<2011年10月中旬に行きました>


「神奈川県内の魅力あふれる景色を紹介」などと言っておきながら、今回は浮気して他県の
記事です。ご了承ください。

白駒池は、北八ヶ岳と呼ばれるところにあります。
別荘地で知られる蓼科高原の近くです。
白駒池周辺は、日本三大原生林のひとつに数えられています。

平日でしたが、3連休は駐車場が2時間待ちという記事を見て、朝3時すぎに出発。
中央高速で諏訪インターまでひたすら走ります。
諏訪インターからは、ビーナスラインを少し走り、ビーナスラインが白樺湖方面に左折する
ところを直進し、メルヘン街道となり、広々とした田園風景が広がり、遠くには八ヶ岳の山並みが見えて来ます。
あいにくの曇り空ですが。


さらに進んでいくと、次第に山の中を登っていく道になります。
朝なので、きつねや鹿を見かけました。

朝6時半に麦草峠駐車場に到着。すでに10台くらいとまっていました。
駐車場中央にありトイレから見て左手に白駒池方面の遊歩道があります。


ここは木道です。


すぐに麦草ヒュッテの脇にでます。


ヒュッテ宿泊客専用の駐車場を突っ切ります。
駐車場入り口の看板。


ヒュッテ前の景色

この中の遊歩道を進んでいきます。

振り返るとヒュッテが。いい雰囲気です。


笹の中の道の先は、森になります。


森の中。ひたすら進みます。


約20分ほどで林を抜けます。

木製の道の中を進みます。

ここは、白駒の奥庭といわれるところです。


白駒の奥庭の先はすぐに、白駒池駐車場からの遊歩道とぶつかります。

白駒池駐車場からの遊歩道入り口。


ここから池までは、砂利を敷き詰めた歩きやすい道です。
周囲は日本三大原生林です。

切り株。

苔。

「日本の貴重なコケの森」にも認定されているようです。

興味のある方は、北八ヶ岳苔の会ホームページをご覧ください。

白駒池駐車場から約10分で、白駒池湖畔に到着。
この後、ニュウに登るため、池を時計回りにまわります。
青苔荘前からの景色。

ちなみに、背後の山左のピークに見える岩郡がニュウ山頂です。

同じ位置から、白駒荘方面。


同じ位置から湖畔を撮影。

手前の木はピークを過ぎてます。

それにしても心洗われます。




フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。

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2011年9月 夕日の滝(南足柄市) 

2011年10月04日 | トレッキング
<2011年9月上旬に行きました>

足柄万葉公園から南足柄方面に下っていくと、地蔵堂という看板が出てきます。
地蔵堂方面に曲がりそのまま先に進んでいくと夕日の滝手前の駐車場に着きます。

駐車場の先のキャンプ場を抜けていくと、川があり、その川にかかる赤い橋を
渡り右に行くと夕日の滝に行きます。

橋を渡って右をみた風景。


川沿いを少し進んだところ


岩のなかの道を斜め左に進むと、滝の一部が見えてきました。


滝の全容です。

思ったより大きくて立派な滝でした。
高さ23メートル、幅5メートルあるそうです。
写真にもあるように、滝行をしている人がいました。
てっきり修行僧かと思っていました。

しばらくしてその人が滝つぼからあがってきましたが、
普通の服に着替えて帰っていきました。
普通の人だったようです。
他の方は危ないので真似しないように。

前日の雨でけっこう水量があったようです。
細かい水しぶきがキラキラ降りかかってきました。


夕日の滝の看板に説明がありました。
金太郎がこの滝の水を産湯に使ったそうです。







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2011年9月 矢倉岳

2011年09月29日 | トレッキング
<2011年9月上旬に行きました>


金時山に登った後、林道を足柄峠方面に戻ります。
朝、赤富士と朝焼けを見た足柄万葉公園の駐車場に行きました。

足柄万葉公園から見た矢倉岳

実は、矢倉岳へはハイキング程度と考えて、車に「山と高原地図・箱根」、スパッツ(足首に巻く
カバー)をおいて、食料、地形図、などのみと、多少身軽の装備で出発しました。

足柄万葉公園から矢倉岳までのルートは、南足柄方面からの車道の最後のヘヤピンカーブに
ハイキングコース入り口があるのは知っていましたが、地形図では尾根伝いに登山道がある様に
見えたため、万葉公園の中を抜けて行こうと進みました。
公園の奥でそのまま進むルートと、いったん斜面を下りヘヤピンカーブの頂点に出るコースがあり、
ヘヤピンからのコースを選択します。
小さな看板があります。


ここから細い道を進んで行きます。

地形図では登山道が「尾根」を通っているように見え、そう思い込んでいたため、ルートに不安を
覚えましたが、この手前に「矢倉岳ハイキングコース」の看板があったため、進みます。
(「山と高原地図・箱根」のガイドには、山腹を巻くように進むの記載はありました。)

600メートルほど先で、地蔵堂から登ってくるコースと分岐します。

先ほどから、尾根道ではない点が気になっていましたが、地図にはこの分岐があったことから、
さらに進みます。


木に覆われていますが、木漏れ日も。


このあたりまでは気持ちがよい部分でした。


進むにつれて、午前中でルート1番乗りだったこともあり、くもの巣に悩まされるようになりました。
そのため、ストックを出し歩きながら払って進みます。
コースは、途中までは基本的にトラバース(斜面を横に進む)ルートなのですが、途中にいくつも
軽いアップダウンがあり、このように木の根があって歩きにくいところもあるので、それなりの靴が
いいと思います。


斜面を巻く(ぐるりとまわる)ため、右側は谷となっています。


不安が増大したのが、2箇所で木が倒れてトンネルとなっていたこと。

少し屈めば通れるのですが、通行止めを意味しているのではとも思いましたが、
その2箇所とも、途中まで分岐する道はなかったことや、方角的にも間違っていないことから
先に進みました。

途中の谷にかかる木の橋。

このあたりで、進む方角が東向きになります。

このさきしばらく左が山で、右が谷というルートを進みます。
途中谷と尾根を水平に横切っていくため、ジグザグに進みます。
水平といっても多少のアップダウンはありますし、谷が深い部分もあります。
木や草が覆い茂って歩きにくい部分もありました。

足柄万葉公園から30分くらい歩いたあたりで、ルートが登りになり、
背の高い木々のなかを登るようになります。
しばらく登ると、矢倉沢方面からのルートにぶつかります。
右側からが矢倉沢(表示は地蔵堂だったかも知れません)、左に行くと矢倉岳、
自分が来た方角が万葉公園、の看板がありました。
このあたりも地形図のルートが実際と違うような気がします。
多少の不安にかられながらも、地図とコンパスなどで確認しながら進みます。
そのためか、このあたりの写真はありません。

この合流点から少し進むと、矢倉岳への最後の分岐点に。

この道標のすぐ近くに、山伏平の看板が。

「山と高原地図・箱根」では、清水越となっていますが、その名前の表示は無かったようです。
(気がつかなかっただけかもしれませんが)

ここからは、砂地の斜面を登っていきます。
周囲は、うっそうと茂った低木。


かなりの急坂をひたすら10分ちょっと登ると、上が明るくなっていき、
藪こぎではありませんが、茂みの中を進むようになります。
足元には草が茂っていますが、露でぬれているため、ズボンのすそがドロドロに。
スパッツを置いてきたことを後悔しました。


なんだかんだで山頂へ。
振り返ると富士山が。

右下の土の道が登ってきた道です。

山頂は平らに開けていますが、やはり草がくるぶし上まであって、露でぬれていました。


山頂からは、金時山や箱根の山や、


富士山や、


相模湾も見えます。

相模湾はもやってよく見えませんが。
トンボが飛んでいたのも、秋を感じさせてくれました。

山頂の碑と富士山。


金時山アップ。

登ったルートがわかるような気がします。

富士山の手前の森の中腹を進んできたようです。

山頂にはベンチはありませんが、早いお昼を食べ下山へ。

降り始めのところで初めて登ってきた人に会いました。
半ズボンでした。

降り始めはザレた斜面のため滑りそうになりながら、進みます。
じきに低木の中を進みます。


来た道を戻ります。
途中で見かけた岩。


途中で見える矢倉岳。


ちなみにコース中に展望はほとんどありません。
途中でもう一人会いました。
行き帰りであった方は、行きは0人。帰りに2人のみでした。
前にも書きましたが、道幅は狭いです。大人数での行動は注意が必要です。


朝に赤富士を撮影した位置からの富士山。

朝には気がつかなかったのですが、もみじの葉の先が紅葉し始めていました。


矢倉岳は、自分が甘く軽い気持ちで望んだせいか、充実感のない
なにか中途半端な気持ち(軽い敗北感?)が残りました。








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2011年9月 金時山

2011年09月24日 | トレッキング
<2011年9月上旬に行きました>

足柄万葉公園から、赤富士と朝焼けを見た後、足柄城址公園脇を金時山方面に左折して、
林道に入ります。
途中ほとんど未舗装で、ところによりでこぼこで、道幅も狭い区間が多かったですが、
朝早いこともあり、対向車はありませんでした。

約2kmで林道の終点(ゲートがしまっています)に到着します。(標高847m)

(写真は帰りに撮影したのでだいぶ日が高くなっています。)
車は少し手前を含めて、だいたい20台くらい駐車できそうです。この時間で5台目でした。

ゲート脇に道標があり、その上に金太郎がいます。

(この写真も帰りに撮影しました。)

ゲート脇を抜け、林道を歩いて進みます。
ゲートがしまっているにもかかわらず、ところどころ深いわだちがあり歩きにくいですが、
しばらくゆるやかに登っていきます。
木に覆われ、暑くもなく、とても気持ちがよかったです。


15分ほどで、開けたところに出ます。
ここが猪鼻砦で、夕日の滝へ下る分岐点となります。(標高962m)
目の前には、これから登る金時山が。ちなみに標高差250mです。


猪鼻砦は富士山のビュースポットです。


猪鼻砦から先で、林道の本当の終点になります。
右手に小屋を見つつ、木に覆われた登山道に入っていきます。

ここから階段状の登山道。


しばらく行くと、鳥居が出現します。

この鳥居の先から急に登りの角度が急になります。
上の写真、鳥居の先に階段が見えていますが、金属製の階段(はしご?)です。

はしごで無いところは、このような急な道です。

写真は土ですが、下が岩の部分もあります。

道が通せない部分は、金属製のはしごがあります。
(数えませんでしたが10箇所以上あったと思います)
とは言っても、すべて手すりがあるので、逆に登りやすいですが。
この写真は、はしごを連続して登った上から撮影しました。


途中振り返ると、下に矢倉岳、遠くに丹沢の山々が霞んでみえます。
このような風景は、幻想的で好きです。


まだ登りは続きます。
途中このようなところもあります。

右側は切り立った崖ですが、普通に歩く分には問題ありません。

もう少しで山頂(たしか「あと5分」という看板があったような気がします)というところに、
ベンチがあり、富士山がよく見えます。

ちなみに電線のようなものが写っていますが、山頂の茶屋への荷揚げ用ロープウエイの架線です。

岩だらけの道をしばらく登ると山頂に着きます。
猪鼻砦から約30分。
茶屋の脇を抜けると、目の前に富士山が。

縦に撮影。

うろこ雲が秋らしいですね。

箱根もよく見えます。
仙石原のゴルフ場や、その先に芦ノ湖も見えます。

神山、丸岳なども見えます。

丸岳を中心に。遠くに愛鷹山塊も見えます。


金時山の看板を入れたお約束の富士山。

富士山の向かって右すそに南アルプスの北岳や八ヶ岳が見えます。

山頂に約30分いてたくさん写真を撮った後、
申し訳ないと思いつつ、有名な2件ある茶屋には寄らずに下山しました。
ちなみに、朝の6時半すぎに山頂に到着しましたが、2つとも空いて営業していました。

下山途中に登山道を上から撮影しました。


途中の木の切れ目から、先ほど幻想的だった矢倉岳や丹沢の山々が見えました。
大分明るくなって「少し霞んでいる」といった風景になっていました。


日も昇ってきたため、周りの木々も明るくさわやかに写ります。

林道に戻っても、やはり明るく気持ちがいいですね。


山頂から約35分で、車を置いたゲートまで戻ってきました。
途中まで車で行けてしまうため、「登山」というほどでもない(標高差365m)という方も
いらしゃいますが(私の知人)、個人的にはロープあり、はしごあり、岩場ありと十分登山を
味わうことができ、好きな山の一つです。
早い時間にもかかわらず、山頂でも、登りやくだりでも複数人の方とお会いしたように、
とても人気がある山で、登っている人も顔見知りが多いようでした。