かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

塔ノ岳(大倉尾根・その2:大倉~駒止茶屋まで)

2012年12月16日 | トレッキング
<平成24年12月中旬>

夜明け前に大倉(大倉周辺はこちら)を出発して、なだらかな道を登って行きます。
舗装された道はすぐに、大きな石を敷き詰めた道に変わります。
敷き詰めたといってもでこぼこで、くじきそうなのでゆっくり登ります。

陶芸の工房のような建物を抜け、振り返った相模湾方面。


さらに進み、観音茶屋の軒下を抜けて行きます。

だいぶ明るくなってきました。

分岐手前の紅葉の様子。

このあたりが限界で、この先はほとんど落葉していました。

朝日が差し込み、森を赤く染めています。


やがて分岐。ブレています。

右に行っても、左に行っても先で合流します。
右のほうが距離は短いですが、左は景色が良いそうなので、左の大観望方面へ。

左側の景色がよく、気持ちのいい道を進みます。
富士山もてっぺんが見えいます。


しばらく林の中を歩くと、再び相模湾が見えてきて、丹沢の門のある丹沢高原山の家前にでます。


ここから相模湾が一望できます。

左手に権現山、奥に高麗山、湘南平、吾妻山なども見えます。

ここから約200mで雑事場の平という、平坦なところに到着。

先ほどの分岐の合流点になります。

ほんの数分で、見晴茶屋に到着。


ここからも相模湾方面の見晴らしがよく、江ノ島も見えます。


見晴茶屋から先は、ガレ場になります。


ガレ場を抜けると、木道になります。

ガレ場か、木道か、岩混じりの階段状の道になります。

落葉樹の葉も、ほとんど落ちて冬らしくなっています。


木のベンチが3つ並んだあたりからしばらく平坦な気持ちがいい道が続きます。

振り返って撮影。

右手の木々の間から、三ノ塔の避難小屋と、烏尾山荘が上に見えます。

三ノ塔は標高約1200mなので、まだまだ先は長いです。

ここから駒止茶屋までは、急な登りとなります。


ひたすら階段状の道を登り、ようやく駒止茶屋に到着。


ここで休憩したわけではありませんが、長くなったため続きは次回紹介いたします。
駒止茶屋から先はこちらでご覧いただけます。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版









塔ノ岳(大倉尾根・その1:大倉周辺)

2012年12月15日 | トレッキング
<平成24年12月中旬>

昨年の12月も、丹沢の塔ノ岳に登りましたが、今年もチャレンジです。
昨年の表尾根コースの様子はこちらでご覧いただけます。

今年は、大山寺の紅葉を撮りに行こうと考えていましたが、時期を逸してしまい、悩んでネットを見ていると、こんなものを発見しました。
「丹沢・大山 やまなみ登頂スタンプラリー」

300円でこの台紙を購入することになります。

スタンプは山頂(丹沢山、塔ノ岳、鍋割山)及びその周辺の施設(伊勢原駅)、登山口(大倉、大山)に設置されていて、
計6個のスタンプを集めると、もれなく登頂の証「四季の丹沢手ぬぐい」がプレゼントされるそうです。
どうやら、4月ごろから始まっていたらしいです。先日鍋割山に行ったのに。
ちょっと残念。

そこで、塔ノ岳と丹沢山をいっぺんにクリヤすることにしました。
そのためには、ゆっくり出発するわけにはいかず、日の出時刻を目指すことにしました。

スタンプラリーの台紙を販売しているコンビニに寄り、6時15分ごろ大倉に到着。
神奈川県立秦野戸川公園の駐車場は8時30分開場のため、24時間営業の民間駐車場へ。

帰りに撮影。昔は、コインパーキングじゃなかったような記憶があります。

大倉へのアクセスは、比較的簡単です。
東名高速の秦野中井インターを降り、左折。
すぐのトンネルを抜けた信号を左折。
ずっと道なりに進み、国道246号線を超え、さらに直進。
突き当たりの信号(右にセブンイレブン)を右折。
すぐの大倉入口交差点を左折。
あとは道なり。です。

6時20分前に出発。まだ日の出前です。


大倉バス停。


帰りに撮影したどんぐりハウスや、秦野戸川公園のビジターセンター。


ここから山方面に向かって軽いのぼり。S字にカーブしていきます。
朝はまだ暗かったのでわかりませんでしたが、帰りに見た風景はきれいでした。


歩いて約5分で、丹沢大山国定公園の碑。

まだ暗いです。

帰りに撮影した同じ場所。


その目の前が登山道入口です。

左に進んでいきます。

帰りに撮影した同じ場所。

このあたりがまだ紅葉が少し残っていたようです。


ここから先は次回紹介いたします。
駒止茶屋まではこちらでご覧いただけます。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。(定価927円)
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版






西沢渓谷(山梨県)その2 (三重の滝~七ツ釜五段の滝)

2012年11月10日 | トレッキング
<平成24年11月上旬>

その1(三重の滝まで)はこちら

三重の滝から先は、渓谷に沿ってすすみます。


途中にある「ふぐ石」


人面洞?だと思います。

ブルーがきれいです。

岸壁の木々も紅葉しています。

別の角度から。


竜神の滝

落差7メートル。

さらに進みます。

このような道をゆるやかに上っていきます。

水の流れで滝つぼが連続しています。


母胎淵


中央に立っている岩が、かえる岩です。


静かで落ち着いた渓流美。


方杖橋を渡り、急なのぼりとなり、登りきったところから
七ツ釜五段の滝ガ見えてきます。


滝に沿って道があるので、少し近づきます。

ここまで来ると、奥の1段目が見えます。

滝の奥のほうが紅葉しています。


1段目を横から。


最後に不動の滝を遠くに見て、ここから急なのぼりとなります。
登りきったところが折り返し地点で、ベンチやトイレがあります。

続きは、次回。に紹介します。





フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。
販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)







西沢渓谷(山梨県)その1 (~三重の滝まで)

2012年11月09日 | トレッキング
<平成24年11月上旬>

毎年どこかしらの紅葉を見に行っていますが、今年は山梨県の西沢渓谷に行きました。
西沢渓谷には次のような100選に多数選ばれています。
①平成の名水100選
②森林浴の森100選
③水源の森100選
④新日本観光地100選
⑤日本の滝100選
⑥21世紀に残したい日本の自然100選
前々から行ってみたいところのひとつでした。

西沢渓谷へは、中央道の勝沼インターから北上し、雁坂みちに入り、広瀬ダム横をとおり到着します。
雁坂みちは立派な国道でここまで迷わずに行ければ問題はないと思います。

広瀬ダムを過ぎ、左手に道の駅みとみが出現すれば、もうすぐです。
やがて、西沢渓谷右折の看板が出てきますので、ドライブインの間を右折して入って行きます。
すぐに左に坂を下っていく細い道の先が無料駐車場です。
駐車場の前方上空に雁坂みちの西沢大橋が見えます。

駐車場には日の出前に到着。
すでに7~8台の車がありました。
少し明るくなるのを待って出発。

駐車場奥に色づいた木があり、鶏冠山(とさかやま・2115m)をバックに撮影。


駐車場入り口まで坂を登って戻ります。
雁坂みちとは逆の左に進みます。
舗装された道で、西沢大橋をくぐった先にゲートがあります。


この先も舗装されたなだらかな道を進みます。
左手に笛吹川の河川敷が見え隠れしています。
対岸の木々も色づいています。


約15分ほどでネトリ橋たもとにあるトイレ前に到着。

トイレ前にあった鳥瞰図。


ここから西沢山荘方面に進みます。

途中沢沿いを進みます。
しばらく進むと西山山荘に到着。


山荘前にある看板に沿って谷に向かう登山道に入ります。
田部重治氏の大きな石碑もあります。
振り返った登山道。


対岸の紅葉した山に朝日が当たりきれいです。月も沈んでいくところです。


すぐに二俣吊橋に到着。


吊橋中ほどから下流のネトリ橋方面の景色。

ようやく朝日が当たり始めています。

同じく吊橋中ほどから上流方面の景色。

吊橋の足元は、霜で鉄板部分がつるつる滑って、スリルがありました。

吊橋を過ぎると、若干登りになります。
途中の斜面から紅葉した木が見えます。


すぐに目の前に階段が出現します。


階段の途中から左方面に見える「大久保の滝」


さらに進んで、ウッドデッキが見えてきました。
「三重の滝」


ウッドデッキで少し位置を変えて。


全景



途中の看板の説明では、滝つぼが青くみえる理由が書いてありました。
川底の花崗閃緑岩に反射した光のうち、赤は水に吸収され残った青や緑が水中で
散乱してエメラルドグリーンに見えるそうです。
朝で日が当たらないので、濃紺なのだと思います。


続きは、次回。に紹介します。





フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。
販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)




湘南平~高麗山(神奈川県大磯町)

2012年10月09日 | トレッキング
<平成24年10月上旬>

湘南平・高麗山はかながわの景勝50選に選ばれています。
また、大磯・高麗山のみちは、関東ふれあいの道にもなっています。


高麗山へは、前回紹介した湘南平から、1.3Km。


テレビ塔脇から出発します。


少し下ったあと、途中にある浅間山への登りとなります。


浅間山は、標高181.3m。
山頂には浅間社(せんげんやしろ)があります。

江戸時代、富士山を神とした浅間信仰が広まり、費用と日数がかかる富士登山のかわりに
富士山が見える高台や山頂に浅間社をまつり、そこにお参りすることで願いがかなうと
庶民の間に広まり厚い信仰を受けたそうです。

社のすぐ後ろに、一等三角点があります。


浅間山からはしばらくなだらかな気持ちがいい尾根道を進みます。


急坂を下ります。

下ったところから振り返った写真。

下ったあたりに彼岸花が咲いていました。


やがてまた緩やかな登りとなり、すぐに小ピークに到着。
八俵山(標高160m)という看板がありました。
その看板によると、高麗山は、八俵山・大堂・東天照の三峰からなるそうです。

その看板の反対側にある「神奈川県指定天然記念物 大磯高麗山の自然林」という看板。


八俵山からすぐのところにある木橋。

空堀のような感じです。

橋のすぐ先にあるこのルートでもっとも危険と思われるポイント。

左側が急斜面で、何が危険かというと、足元の岩がすべることです。
斜度などはたいしたことはないですが、帰りの下りは怖そうです。

高麗山の三峰の中心の大堂手前にもうひとつ橋が架かっています。

この橋を渡り、登っていくと大堂に到着です。

山頂が広くなっており、小さな祠があります。

その前に、建物の基礎のような石があり、以前大きな社のようなものがあったことが伺えます。

大堂には高麗山167.3mの看板がありましたので、ここが一般的に山頂ということになるのでしょうか。
というのは、大堂からは石の長い階段が下っており、いかにも神社といった雰囲気があります。

下から見上げたところ。
調べてみると、高麗山のふもとにある高来神社の上宮だたようです。

3つめのポーク東天照へは、この階段の下から細い道を下って行きます。
下って軽く登って約5分で東天照に到着。
東天照にあった看板。

さえずりは聞こえましたが、見ることはできませんでした。

ちなみに3つのピークともに木が茂っており、展望はありませんでした。

東天照に咲いていたゆり。


帰りは元の道を戻ります。
大堂の石段を登るのがちょっとと思っていると、巻き道がありました。

とても気持ちがいい道でした。

帰りもアップダウンを繰り返し、


途中の彼岸花群生地を見て、


湘南平まで戻りました。
往復約1時間15分でした。








鍋割山(丹沢)その4(鍋割山荘~小丸尾根~表丹沢県民の森)

2012年09月19日 | トレッキング
<平成24年9月上旬>
<2016.09追記 森林整備による伐採のため平成29年1月31日まで
小丸尾根が通行止めとなっています。ご注意ください。>



鍋割山・その4(下山編)です。
鍋割山山頂まではその1・県民の森から二俣その2・二俣から後沢乗越その3・後沢乗越から鍋割山荘までをご覧ください。

鍋割山荘で、名物鍋焼きうどんを食べ、山荘脇の有料トイレを使った後、出発です。
この時点で11時過ぎ。

10リットルのボッカによる左足付け根の痛みも休憩中に和らぎました。
当初の予定は、鍋割山から小丸尾根で下山。時間と体力に余裕があれば、小丸~金冷シ~塔ノ岳を往復する。
というものでした。
時間は、ほぼ想定どおりでしたが、富士山が雲に隠れてしまったように、西側から雲が近づいて
きているため、とりあえず小丸分岐まで行くことにしました。

鍋割山荘裏の分岐。

ここを右に行きます。

ブナの原生林の中を下っていきます。
すぐに平らな尾根道となります。


左手の木の切れ目からは、蛭ケ岳や丹沢山などが見えます。

眼下には鍋割沢なども見えます。

左側は切り立っています。


進むと小ピークがあり、その登りで右後方を見ると、小田原方面も見えます。

酒匂川、チェックメイトCCなどのゴルフ場も見えます。
さらに後方を見ると、山荘の赤い屋根も見えます。


一旦下り、すぐに小丸に向けた登りとなります。
小丸手前から振り向いた景色。

手前が小ピーク。その奥が鍋割山。左にくだるのが登ってきた尾根です。

小丸に到着。鍋割山から約25分。

展望はあまりありませんが、明るいです。
標高は1,371mで、鍋割山よりも高いです。

軽いアップダウンを繰り返し尾根道が続きます。


小丸から約10分で、小丸尾根分岐に到着。

道標には、二俣方面などの表示は一切なく、展望が良い所に向かう踏み後かと思ってしまうくらいの
わかりにくさです。
実際、一度写真奥まで行って、相模平野を見て、戻って道標に「小丸尾根分岐」という記載があることに気がつきました。

この時点で、11時半過ぎで、このまま下山するか、塔ノ岳まで往復するか悩みました。
この地点から下山するのに、約2時間。
ここから塔ノ岳に行った場合、往復約2時間。休憩等を含めても、2時過ぎにはこの地点に戻ることができそうでしたが、
だいぶ雲が出てきたこと、登りで痛めた左足付け根がまた痛み出したことから、
塔ノ岳をあきらめ、下山を決断しました。

西側の雲が厚くなり、雨が降ってもおかしくないような空模様になっていました。


小丸尾根分岐から少しだけ下ったところは、目の前が開けすばらしい景色でした。
左手に花立山荘


左前方には、大山、三ノ塔、烏尾山が見え、


江ノ島、三浦半島、房総半島も見えます。


小田原方面も見えます。

どれもだいぶモヤってますが、冬の空気が澄んだ時期は良いでしょう。


さて、いよいよ下山です。
折り始め。


すぐに林の中に入ります。


ジグザグに下っていきます。
途中から岩が多くなり、沢(雨の際に流れていくようです)を横切ったあたりで、踏み後を見失い、
沢のようなところの下方に踏み後があったため、岩だらけの沢を下ろうとしてしまいました。
幸いおかしいと思い戻りました。
そのあたりの写真。


しばらくジグザグに下ると、じきに尾根道に乗ります。


尾根道といっても明確な道があるわけではなく、広くなっているところは踏み後やテープを良く見て行きます。

ひたすら下っていくなかで、痛めた足をかばっていたからか、左ひざも痛み出しました。
正直、塔ノ岳をあきらめてよかったと思いました。

左が植林した杉林。右が原生林。


尾根の両脇はけっこうな斜面です。


やせ尾根もあります。

所々、尾根が急な部分は、登山道が巻くように
なる部分もあります。
下から見た尾根の上部と斜面。

結構斜度があります。

小丸尾根分岐から約1時間かかって、「小丸まで1,000m」の看板に着きました。

ここで標高950m。約400m下りました。
二俣まであと400mくだらなくてはなりません。

少し下ると、目の前に小さいピークが出現。

明確な踏みあとやテープが無く、左の谷に向かう後が少しありました。
地図を見ても小ピークはありませんでしたが、等高線が膨らんだところに、地図には載らない小ピーク
があることを思い出し、おおよその位置を特定し、その先がまた尾根道となっていることから
このピークのてっぺんまで行ってその先を見ることにしました。
てっぺんまで行くと、踏み後がありました。

途中にあった苔むした倒木。


尾根が二俣に分かれる部分には、ロープが張られています。

雲が取れて晴れてきています。

やがて尾根道からジグザグの道になります。


すぐに林道に合流。

左が二俣。右が後沢乗越。
小丸尾根分岐から約2時間もかかってしまいました。
ここから先は朝通った道を戻ります。

下山途中からずーと考えていたことがあります。
二俣に着いたら、靴を脱いで足を冷やしたい。

すごく冷たくてとても気持ちよかったです。
ただし、川底の石はぬめっていましたので、滑らないよう注意してください。


雨の心配も無くなったため、元の道をのんびり歩いて帰りました。
勘七橋から見た後沢乗越方面。

見事に晴れました。




GPSロガーによる、山頂までの高度・距離図を参考に添付します。

鍋割山荘を出発して少ししてから計測しています。

この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。(定価927円)
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
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吉備人出版




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一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。

販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)





鍋割山(丹沢)その3・ボッカに挑戦(後沢乗越~鍋割山荘)

2012年09月18日 | トレッキング
<平成24年9月上旬>

鍋割山への道。その3です。
後沢乗越まではその1・県民の森から二俣
その2・二俣~後沢乗越をご覧ください。


後沢乗越の標高は約800m。鍋割山は1,273m。
標高差約470m登ることになります。

後沢乗越から先は、1本道です。
尾根道を登っていきます。

木々が茂っているので、直射日光は避けられます。

ところどころに大きな石がある部分もあります。


木の幹に赤く「900m」と書かれたところがありました。


ひたすらのぼり。


ちょっとひと息入れ、写真を撮ります。


周囲に草が茂ったところを通過します。

このあたりで、標高約1,000m。

左手は西側ですが、木々の間から、ピークが見えます。

雨山でしょうか。

暑くなければ快適な樹林の尾根道なのでしょうが、まだまだ登ります。

所々に鍋割山稜の位置表示板があります。
山頂は「11番」だそうです。

標高1,100mを超えたあたりで、左手に富士山の山頂が雲の上に飛び出しているのが見えました。


少し前方が明るくなりました。

残念ながら、小ピークでした。

ここの小ピークは景色が良く、目の前には鍋割山山頂。

左手には富士山(だいぶ雲に隠れていますが)

アザミも咲いています。背後の山は檜洞丸でしょうか。


少し狭い垣根のような木の間の道を登ります。


山頂手前の平らな部分。

とても気持ちがいいです。

最後ののぼり。

ソーラパネルが見えます。

いよいよ山頂に到着。10時20分。
鍋割山荘です。


振り返ると湘南方面(江ノ島もうっすら見えます)


小田原方面


富士山は完全に雲の中になってしまいました。


お約束の山頂の標。


箱根外輪山の上には大きな入道雲が。


ボッカしてきた2リットルのペットボトル5本を、山小屋の草野さんに渡し、
名物の鍋焼きうどん(1,000円)を食べました。

山頂とは思えないほどの具沢山でとてもおいしく、汗で塩分が流れたからか、普段はできない汁までも完食しました。
具は、しいたけ、なめこ、しめじ、えのき、ほうれん草、なると、ねぎ、油揚げ、卵、かぼちゃの天ぷらでした。

山小屋の草野さんは、ボッカで有名な方です。
鍋割山荘のホームページからご覧ください。


GPSロガーによる、山頂までの高度・距離図を参考に添付します。

前半が衛星を4つ捕まえる前に出発したため、不正確です。

またまた
長くなりましたので、下りは次回とさせていただきます。

この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。


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鍋割山(丹沢)その2・ボッカに挑戦(二俣~後沢乗越)

2012年09月17日 | トレッキング
<平成24年9月上旬>

鍋割山への道。その2です。
県民の森から二俣までは、こちらをご覧ください。

二俣にある木の橋を渡ります。


渡った先を左手に進みます。
また林道が始まりますが、一応ロープで車両を止めているようです。

林道に入ってすぐに、小丸尾根への分岐があります。

後沢乗越への進行方向は写真左手なので、右後ろを振り向いて撮影。
帰りはここに戻ってくる予定。

林道を進むと、右手の岩肌を水が流れ落ちています。


さらに林道を進みます。


やがて本沢を渡ります。

丸太が流れ、代わりの橋がかけられています。
ここをさらに左方向に進みます。

また林道を進んでいきます、


やがて西山林道の終点に到着。
二俣から約20分。
ここには、鍋割山荘で使用する水道水をペットボトルに詰めたものを、ボランティアで運び上げる、
いわゆるボッカのお願いがあります。

カセットコンロの箱もありましたが、さすがにリュックに入らず、水にしました。
2リットルのペットボトルを5本、計約10kgをリュックに詰めて出発。
背負ったときに、ちょっと重いかな?と思いましたが・・・

ミズヒ沢を横切ります。
木の橋が掛けられいます。

振り返ってボッカ用水置き場方向。

ここから先は、林道ではありません。
木道を渡って、先の堰堤に向かいます。


堰堤の上を渡り、枯れた沢を少し登ります。

すると右方向に標識が。

この右側の道とはいえない岩場を登ります。
特に危険はなかったですが、2リットルのペットボトルを5本のボッカはちょっと辛かったです。
左足の付け根が痛み出しました。

登りきると、杉林になります。


見上げても、杉。


杉林をジグザグに登っていき、再び沢を横切ります。


直線的に登ります。


急ですが、先が明るくなり、稜線に近づいている気配があります。


二俣から1時間かかってようやく後沢乗越に到着。

鍋割山方面。

逆方向の栗ノ木洞方面。

向かって右手(西側)は崖になっています。

木々の間からは、西側の尾根が見えます。


またまた
長くなりましたので、続きは次回とさせていただきます。

東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。(定価875円+税)
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鍋割山(丹沢)その1(表丹沢県民の森~二俣)

2012年09月16日 | トレッキング
<平成24年9月上旬>
丹沢の鍋割山に登ってきました。

写真が多いので、何回かに分けて紹介します。

鍋割山へのアクセスは、大倉から二俣経由か、表丹沢県民の森から二俣経由と迷いましたが、
より近い県民の森からを選択しました。

ただし、表丹沢県民の森への行き方がよくわからなかったので、ここで少し紹介します。

YouTubeに国道246号から表丹沢県民の森までの道順の動画をアップしました。
YouTubeの動画はこちらからどうぞ
※別ウィンドウで開きます。バイクのため画面が揺れます。ご了承ください。


国道246号を厚木方面から大井松田方面へ進みます。
途中の善波峠から富士山が正面にくっきり見えました。

渋沢駅を過ぎて大きく左に曲がっていき、左手にセブンイレブンがあります。
そのすぐ先の菖蒲交差点を右折。

途中分岐はありますが、基本道なり。
老人ホーム前からの丹沢の山並み。


老人ホームの先にある、三廻部方面への分岐。
細い道へ右折します。

菖蒲交差点から三廻部分岐まで約3.6km。

ここからは細い林道となります。


みくるべ病院前を過ぎ寄方面への分岐。

ここを直進します。

さらに進んでいくと、左手に駐車場が見えてきます。

ここが表丹沢県民の森駐車場です。
三廻部分岐から駐車場まで約2.9km。

※ここまでの写真は、帰りに撮影しました。


駐車場奥にあるトイレ。

あまりきれいではありません。
くさいわけでもありませんが。

表丹沢県民の森の案内板。



午前7時。
いよいよ鍋割山に向けて出発。
駐車場の前の林道を左(北)に曲がっていきます。


すぐにゲートがあります。車はここまでです。

ゲート手前にも駐車スペースがあります。
ゲート横は人が1人通れるようになっています。

ゲートの脇で動くものが・・・

かえるでした。

砂利の林道を進みます。


約10分ほどで、林道の分岐点に。

写真には写っていませんが、林道本線は左手に登っていきます。
鍋割山は直進です。
この案内板がとてもわかりにくいです。
鍋割山への案内板が、「西山林道を経て大倉」と書かれた直進する案内板とずれているため、
一瞬迷いました。
自分は地図を持っていたので、すぐに地図を確認し、この先川を渡ることがわかったので、
下っていく直進とわかりましたが、何も考えずに進むとまったく違う方面に行く可能性もあります。

直進して川に向かって下っていきます。
四十八瀬川にかかる勘七橋。


対岸に登っていく道の途中にまたゲート。

ゲート脇をすり抜けて振り返って撮影。
設置している向きから、西山林道から入れないようになっているようです。

すぐに大倉から来る西山林道に突き当たりますので、左折。

尾関廣先生の像があります。

日本山岳協会の前身の全日本山岳連盟を結成し、後に会長となり、神奈川県山岳連盟会長として
丹沢国定公園化運動、県立登山訓練所設立に尽力した方だそうです。

像の右手にはその県立登山訓練所が見えます。


林道はこの先、四十八瀬川に沿って進んでいきます。
ところどころ、堰堤(えんてい)があり、けっこうな水量と落差があります。

このあたりはなだらかな林の中の砂利道で、川のせせらぎを聞きながら気持ちがいいところです。


約30分で二俣に到着。

登山ポストがあります。
鍋割山へは左手の木の橋を渡っていきます。


長くなりましたので、続きは次回とさせていただきます。


2013.3.3追記(文章中太枠部分)
YouTube動画へのリンク追加
YouTubeの動画
(国道246号から表丹沢県民の森までの道順を動画で紹介しています)

東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。(定価税込926円)
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版



日向山と日向薬師(伊勢原市)

2012年06月24日 | トレッキング
<平成24年6月中旬>

伊勢原市にある日向薬師とその背後にある日向山を紹介します。

日向薬師は、明治の廃仏毀釈以前は日向山霊山寺と称していた、本尊は薬師三尊の関東有数の古寺です。
「日本三大薬師」の一つです。

本堂、薬師三尊像、阿弥陀如来坐像などの仏像、梵鐘など重要文化財が多数あるようです。

まずは、雨が降るといやなので先に日向山へ。

薬師林道で、日向薬師裏の駐車場へ。
ここから山に向かいます。


案内図もあります。


階段状の道をあがると、梅林があります。

この先の梅ノ木尾根の名前の由来だそうです。

初めはなだらかな気持ちがいい道を進みます。


切り通しを抜けたあたりから、

右手が崖、左手が谷の道となります。


山腹を巻くような道のため、ゆるやかな登りで歩きやすいです。


やがて、分岐点へ。駐車場から約15分。

右に行くと日向山。左に行くと梅ノ木尾根。まっすぐは弁天の森キャンプ場。
右に進みます。

ここにも熊出没注意の看板が。

丹沢山塊にはツキノワグマが、30~40頭生息しているとされており、
伊勢原市のホームページでは、日向山付近でも昨年目撃されたという情報があります。

ここからは、登りです。


階段が無くなった先も、また尾根を登って行きます。


小ピーク


斜度はたいしたことがありませんが、また登ります。


再び小ピーク。


さらに進んでようやく日向山山頂に到着。

標高404メートル。
駐車場から約30分です。

ここから先に進むと、七沢温泉や広沢寺方面に降りられるようです。


伊勢原や厚木方面の景色。


帰りは同じルートを戻ります。
分岐までの下り。


分岐からの山腹を巻く山道。


熊にも人にも出会うことなく無事に日向薬師の裏まで戻りました。


日向薬師の薬師堂は、平成28年3月までの予定で「平成の大修理」中です。
そのため、薬師堂はまったく見ることができません。


薬師堂横の鐘堂。

伊勢原市重要文化財。
つるされている梵鐘は国重要文化財。

その横には、かながわの名木100選に選ればれている、幡かけのスギがあります。

宝城坊の二本杉として、県の天然記念物にもなっています。

足利基氏が幡をかけ、五穀豊穣を祈ったとされているようです。

樹齢800年、樹高33メートルと35メートル、周囲6.3メートルと7.8メートルあります。


残念ながら都合により仁王門まで行くことはできませんでした。




参考までに高度と距離の計測図をつけます。

途中から計測したため、登りの前半がありません。

※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。



大山(その2 見晴台~大山山頂~日向ふれあい学習センター)

2012年06月18日 | トレッキング
<平成24年6月中旬>

日向~見晴台まではこちらです。

見晴台では、飲み物とおにぎりをおなかに入れて、大山山頂目指して出発です。
雷ノ峰尾根を登っていきます。

見晴台から200メートルの地点。


すぐに杉林から落葉樹の林となります。


大きな木が増えてきます。


登山道も岩が多くなってきます。


一部鎖があります。


大木。


ところどころ短いはしごがあります。


苔むした岩に可憐な花が咲きそうでした。


木の間から見晴台が見えます。


結構急な斜面をジグザグに登ります。


約1時間で不動尻分岐に到着。


振り返ると、眼下にこま参道と思われる建物が谷に連なってます。


不動尻分岐から5分程で大山の肩に到着。

休憩する場所はありませんが、とても気持ちがいい空間でした。

いったん緩やかに下ります。


木の間から大山山頂のレーダーが見えます。

もうひと踏ん張りです。

最後の登り。


山頂に到着。

見晴台から約1時間15分。

奥の院。


東側の視界はほとんどありません。


おにぎりを食べて休憩しているうちに、南西側から雲がかかり始めました。


本社御社殿でお参りし、下山へ。


すぐに大山の肩に。


帰りは、不動尻分岐を左に進み、梅ノ木尾根というバリエーションルートで帰ろうと考えてましたが、
天気が崩れそうなことから断念し、元の道を進みます。

途中の印象的な風景をいくつか紹介します。
巨木その2。


白い枝振りがおもしろい。


薄日が差し、苔が輝いてました。


そうこうしているうちに、見晴台に到着。
そのまま下っていき、尾根道をすすむと、


お地蔵さんが見えてきます。


九十九曲ハイキングコースを下ります。
途中の苔むした岩


終点近くで、林道とぶつかりますが、林道を下っても駐車場までいけますので、
帰りは林道を行きます。
終点はゲートが閉じ、通行止めとなっています。




参考までに高度と距離の計測図をつけます。


※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります。
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版








大山(その1 日向薬師方面~見晴台)

2012年06月17日 | トレッキング
<平成24年6月中旬>


久しぶりに丹沢の大山に登りました。
前回とは違うルートでと思い、日向薬師方面から登ることとしました。

日向薬師方面といっても、日向薬師から登山道まで舗装された道を約30分歩くことになるので、
実際は、日向ふれあい学習センター先の無料駐車場が出発地点としました。

向かって右側が日向渓谷です。

日向ふれあい学習センターまで戻り、すぐ横にある登山道入り口から登ります。

見晴台まで55分、大山山頂まで2時間5分と記載があります。

ヤマビルに対する注意喚起の看板。

その下にヒル除けの塩が入ったボトルがありました。

ここからの道は「九十九曲ハイキングコース」といわれ、関東ふれあいの道にもなっています。

「蓑毛」は、大山を越え、ヤビツ峠から降りたところですね。

学習センターすぐ裏の一本橋。

幅30cmくらいでしょうか。

すぐに登りになります。

このあたりは杉林です。


約10分ほどで林道を横切ります。


また登りとなります。

敷き詰めてある石が歩きにくいです。

途中から見えた風景。

下部の自然林と上部の植林した杉がなんともいえません。

「九十九曲ハイキングコース」といわれるだけあり、登山道がつづら折りになって登って行きます。

つづら折りは、九十九折りと書くように、何度も何度も折り返しながら登っていきます。
「つくも」とも、「つづら」とも読めますが、「くじゅうくまがり」と読むそうです。


途中にある伐採した木にあったきのこ類。


登り始めて約40分で、前方が明るくなり、稜線に出るのでしょうか?


じきに尾根に出ます。
そこには大きなお地蔵さんが。


お地蔵さんの手前の短いはしごを登って進みます。

ぶれてますが。

ここからは木々の中の尾根道を進みます。

気持ちがいいです。

右側は杉林です。


緩やかにアップダウンしながら少し進むと、左側が開け、鹿よけの柵がでてきます。

向こうに見えるのは、表参道に続く尾根のようです。

やがて杉林も終わって、明るく開放的な道に変わります。


ブナの木も見えてきました。


少しずつ緩やかに登っていきます。


開けたところから阿夫利神社下社も見えます。


最後の登りです。


登りきったところが、見晴台です。

日向ふれあい学習センターから約1時間かかりました。
東屋の奥にベンチが並んでいます。

三峰山も見えます。


正面のピークは、大山の肩。
奥の大山山頂は雲がかかっているのでしょうか?


厚木方面もモヤって何も見えません。



次回は、見晴台から大山山頂を紹介します。


東丹沢を歩くときはこの地図が非常に参考になります
東丹沢登山詳細図 改訂版 :大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳全120コース (首都圏登山詳細図)
クリエーター情報なし
吉備人出版










湯河原町 幕山

2012年03月19日 | トレッキング
<平成24年3月中旬>

湯河原梅林の最高地点までの散策路は、そのまま幕山へのハイキングコースになっています。
幕山は標高625メートルです。

梅林の最高地点の標高が、約230メートル(腕時計の高度計で計測)でしたので、約400メートル登ることになります。

木の階段をつづら折りに登っていきます。


途中岩がごろごろしている箇所が少しありましたが、特に危険な箇所はありません。

ジグザグに登ること約10分で、湯河原の町と真鶴半島を一望できるところに出ました。

この先何箇所か眺めがいいところがあります。

コースの周囲は葉の落ちた木々が春の訪れを待っています。


登り始め(梅園最高地点)から約30分で山頂に。
山頂すぐ手前にある分岐が3方向に分かれるためわかりにくいですが、
どなたかが付けた小さな案内に「山頂周遊」とあったので、そこではないコースを選択して進みました。
山頂。

開けていて、周囲が見渡せます。

箱根方面。


真鶴半島。

コース途中のほうがよく見えます。

南郷山。


伊豆半島の東側。


雲行きが怪しくなりそうでしたので、写真を撮ったらすぐに下山へ。
同じコースを下ります。

下る途中に幕山公園の向かい側の山の写真を撮ろうとカメラを構えているすぐ目の前に鳥が飛んできて、
木にとまりました。


ズームで。

タカ科ノリスではないかと思います。
飛来したときはこちらに気づいていない様子でしたが、枝と鳥が重ならないようなポジションに
少しずつ動く気配に気づいたようでしたが、動じることなく2~3分ほど周囲の気配をうかがい、
突然下方の山の斜面方面に飛び、藪に飛び込むような音がした後に飛び去りました。
獲物がいたのかもしれません。

さらに下ったところで、湯河原の町が見えるところで、すごいスピードの電車が。
すぐに新幹線とわかり、あわててカメラを構えて写しました。

ぶれてますが、その上に貨物列車も写っています。
撮り鉄ではありませんが、なんとなく得をした気持ちになりました。


丹沢の山から撮影したスカイツリー

2012年01月09日 | トレッキング
<2011年12月に撮影しました>


なかなか更新できないブログですが、今年もよろしくお願いします。
今年も自分が住んでいる神奈川県のいろいろなことを紹介していきます。

年が明けて公私共に忙しく、どこにも出かけていないので、
今日の内容は、昨年の内容の蒸し返しとなっています。
新年最初がこのような手抜きで申し訳ありません。

先日ブログを見た友人から、丹沢の山から撮影したスカイツリーの写真が
小さくリサイズしすぎて、よく見えない。との苦情がありました。

せっかくなので、新しく記事をアップすることにしました。

三ノ塔(標高1205m)からの写真。 元の記事はこちらです。


300mmで撮影(APS-Cなので、35mm判換算で450mm相当)した1600万画素のものを、長辺600ピクセルにリサイズしています。
上の写真をクリックすると長辺1200ピクセルの同じ写真が別ウィンドウで開きます。

上の写真の元データを等倍(100%)でトリミング(切り抜き)したものが、こちらです。



次に、塔ノ岳(標高1491m)からの写真。 元の記事はこちらです。


85mmで撮影(APS-Cなので、35mm判換算で128mm相当)した1600万画素のものを、長辺600ピクセルにリサイズしています。
上の写真をクリックすると長辺1200ピクセルの同じ写真が別ウィンドウで開きます。

上の写真の元データを等倍(100%)でトリミング(切り抜き)したものが、こちらです。



同じく、塔ノ岳からの写真。


300mmで撮影(ASP-Cなので、35mm判換算で450mm相当)した1600万画素のものを、長辺600ピクセルにリサイズしています。
上の写真をクリックすると長辺1200ピクセルの同じ写真が別ウィンドウで開きます。

上の写真の元データを等倍(100%)でトリミング(切り抜き)したものが、こちらです。



どの写真も解像度はいまいちですが、スカイツリーの高さはずば抜けていることが良くわかります。

塔ノ岳とスカイツリーは、約65kmの距離があるので、よほど視力が良くないと肉眼で見ることは難しいですが、
双眼鏡程度のものがあれば見つけることができると思います。
山登りの楽しみに、スカイツリー探しを加えるのも楽しいのではないでしょうか。

参考までに、焦点距離50mmが「肉眼で見たとおりに写る」(※)とした場合、
2番目の写真の等倍のものは2.5倍、1番目と3番目の写真の等倍のものは9倍となります。
それくらいの倍率があれば見えると思います。あくまで、個人的でアバウトな感想ですが。
(※)諸説あるようですが、個人的にも1番近いと感じます。







2011年12月 塔ノ岳(表尾根コース)その4:塔ノ岳山頂からの帰り(菩提峠まで)

2011年12月09日 | トレッキング
<2011年12月上旬に行きました>
山頂まではこちらをご覧ください。
塔ノ岳(表尾根コース)その1
塔ノ岳(表尾根コース)その2
塔ノ岳(表尾根コース)その3
塔ノ岳山頂には結局1時間ほど滞在しました。
ピストンは同じ道を行き帰りするのでつまらない、という人もいますが、
個人的には目線の向きが逆になるので、また違った景色が楽しめると考えます。

帰りに写した写真を紹介していきます。

塔ノ岳山頂から新大日に向け出発。(10:55)
すぐに下ります。

登りはきつくて余裕がなかったものの、くだりでは木々の中を気持ちよく進みます。

平坦な尾根道は気持ちが良いです。


小ピークを超えていきます。
一部木道になっています。


自然林はいいものですね。



木ノ又小屋を通過。(11:15)

ブナの木


新大日への登り。


新大日通過。(案内板:表尾根13 11:25)
新大日からの下り。


ガレ場を通過。


書策小屋跡地付近のベンチ。背後は大山と三ノ塔。
コース中にはあまりベンチが無いので、良い休憩ポイントです。


小ピークをいくつか超えながら下っていきます。


そろそろ行者ヶ岳のくさりの岩場が見えてきます。


登ります。

足を掛けるところが多いので、わりと登りやすいと感じました。

まもなく行者ヶ岳に到着。(案内板:表尾根10 12:00)
ここから朝は逆行でわかりにくかった三ノ塔の西側が良く見えます。

ここを後で登り返すと思うと気が滅入ります。
真鶴半島も見えます。


行者ヶ岳を過ぎたところのくさり。

くさりを使わずにいけます。

ピークを超えつつ進むと、先に烏尾山荘の屋根が見えてきます。


ようやく、烏尾山へ。(12:25)


烏尾山から見た三ノ塔の西側斜面。
5分ほど休憩し、出発。

笹の中を下っていきます。


ここを登ります。

登っている人が見えます。

今度は自分が登る番です。


一部くさりがあります。
大きな岩を回り込んで超えるところがあり、そこは右と背後が切り立っているため
くさりがあったほうがいいと思いました。
岩の上部から、富士山と烏尾山。だいぶ雲が出てきました。


ガレたところを登っていくと、

ようやく行きにみた小さなお地蔵さんが見えてきました。


お地蔵さんの脇(三ノ塔の北端)から宮ヶ瀬ダムも見えます。


ようやく三ノ塔非難小屋前に戻ってきました。(13:00)
ここでベンチに横になり、約15分仮眠。
とても気持ちよかったです。

二ノ塔にむけ出発。

二ノ塔通過。(13:25)

二ノ塔下のガレ場から見た、パラグライダー滑走台。


ガレ場を下からみたところ。


木々のなかの道を下ります。


途中から杉の人口林になります。

案内板:表尾根2の、菩提峠に向かう林道分岐に到着。(14:05)
菩提峠には向かわず、そのまま富士見山荘方面に登山道を下ります。
というのも、護摩屋敷の水という湧き水を、空になったペットボトルに
入れて帰ろうと思ったためです。

このあたりは人工林で、倒木もかなりあります。


緑の砂漠と呼ばれる状態など多くの問題もあるようです。
参考までに、この写真で緑色の部分は人工林とみて間違いないです。



ようやく登山道終点に到着。(案内板:表尾根0 14:15)
ここから車道を歩いて、富士見山荘前をとおり、水を汲みにいきました。

ちなみに富士見山荘脇の木が紅葉してきれいでした。



参考までに高度と距離の計測図をつけます。

※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。

<事前に参考にした本>
ヤマケイ アルペンガイド5 丹沢 (ヤマケイアルペンガイド)
三宅 岳
山と溪谷社