かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

CP+2016 その2・キャノンG7X Mark2を体験してきました(パシフィコ横浜・横浜市)

2016年02月26日 | カメラ
横浜のみなとみらいにあるパシフィコ横浜で行われた「CP+ 2016」に行きました。
前の記事ではニコンのハイスペックコンデジ「DL」シリーズを紹介しましたが、
今回は、キャノンのハイスペックコンデジ「G7X Mark2」を紹介します。

私も使っている「G7X」の後継機です。

スペックを見ると、レンズ等は全く同じです。
ただし、映像エンジンがDIGIC7にグレードアップされ、
解像度やぶれ補正などの向上が図られているとのことです。

実際に撮影させてもらいましたが、
現行のG7Xで生じる、広角時に周辺の解像度が悪く滲んだようになる現象は出ませんでした。

また、使っていくなかで感じていたG7Xの欠点がかなり改善されていました。
前述の周辺のにじみのほかに、
右手の親指をひっかけるグリップ(パット)のすぐ下にある録画ボタンが、
出っ張っているために、とっさにカメラを構えた際に録画ボタンを押してしまうという
欠点は、親指パットを高くし、録画ボタンを少し沈んだようにしたことで改善されていました。


持ち手が不安定だった欠点。
これも、本体の前面の右手のかかる部分に出っ張りを設けることで改善されていました。
ただし、デザイン的には出っ張りがないほうがスマートです。
(どっちがいいんだといわれそうですが)


ケースで展示してあった鏡筒部


奥の小さな講演スペースで、写真家の工藤智道さんの講演を少し聞きました。

会場が真っ暗で、特殊なライトを使っているからかわかりませんが、
先生が撮影した写真を写すときだけ、青や赤い帯が入りましたので紹介できません。
タイムラプスというこまどり機能も追加されているようです。


正面の大きなモニターで、プロの写真家がG7X Mark2で
撮影した写真を紹介していました。

榎並悦子さんの写真です。
流れたビデオのコメントで、
「明暗差のある被写体で暗部がつぶれるか心配だったけどちゃんと写っていた」
とおっしゃっていました。
この写真は、モニターのものを写しているので黒くつぶれています。
実際の写真はちゃんと写っています。
同じく榎並先生の写真。


工藤智道さんの写真

これも黒くつぶれているように見えますが、実際はちゃんと写っています。

同じく工藤先生の写真

夜景もきれいです。


その1・ニコン「DL」シリーズの体験はこちらでご覧いただけます。



キャノンG7X Mark2 購入の記事はこちら

購入後にG7X Mark2とG7Xで比較撮影した写真はこちらでご覧いただけます。

G7X Mark2で撮影したみなとみらいの夜景はこちらでご覧いただけます。


CP+2016 その1・ニコンDLを体験してきました(パシフィコ横浜・横浜市)

2016年02月25日 | カメラ
横浜のみなとみらいにあるパシフィコ横浜で行われた「CP+ 2016」に行きました。
ここ何年か連続して訪問しています。

今年は、NikonからAPS-C一眼レフカメラのフラッグシップモデル「D500」、
同じくNikonのハイエンドコンデジ「DL」、
Canonのハイエンドコンデジ「G7X Mark2」などが直前で発表されたので、
この辺を見てきたいと思い訪問しました。


順次アップしていきますが、まずは
Nikon 「DL」シリーズ
ニコンブースの一角に、ショーケースに入ったものが展示してありました。


ソニーやキャノンの1型という大きめの撮像素子を搭載したハイエンドのコンパクトカメラ
が人気ですが、ようやくニコンも「DL」という同じようなスペックのコンパクトカメラを
投入してきました。
6月発売予定とのことです。
先行したソニー、続いたキャノンなどのカメラを見て出してきているので、期待できます。

タイプが3種類あります。
DL18-50 f/1.8-2.8

コンデジで広角が18mmという珍しい機種で、
ナノクリスタルコートのレンズを搭載しています。
(電子ビューファインダーは別売りです)

DL24-85 f/1.8-2.8

キャノンのG7Xに近いカメラです。
(電子ビューファインダーは別売りです)

DL24-500 f/2.8-5.6
1枚目の写真の一番奥のカメラです。
キャノンのG3Xに近いカメラです。

DLを手に取って説明を聞きながら体験できるコーナーがありました。
1時間ほど並んで触ってきました。
ニコンで撮影データを持ち帰ることができるのがD810とD750のみでしたので
私が展示カメラで撮影した撮影データは一切ありません。

DL18-50(左)とDL24-85(右)

※上から強い光が当たって角が白飛びしています。
 決して塗装が剥げているわけではありません。

右の24-85は、Off状態(レンズ格納状態)
右の18-50は、On状態(レンズがせり出しています)


なお、どちらもボタン等の配置は変わりません。
(DL24-85はフラッシュ内臓です)

Nikonさんには大変失礼とは思いましたが、キャノンのG7Xとの大きさ比較

私のG7X(左)、DL18-50(中)とDL24-85(右)
※ちゃんと係りの人に断って、謝りながら撮影しました。
DLは、どちらもONにして、レンズを出した状態です。
レンズを格納する部分がG7Xよりも、大分飛び出しています。
特に真ん中の18-50は、G7Xの2倍くらい飛び出しています。
レンズ格納部が飛び出す以外は、大きさは気になりませんでした。

上から
私のG7X(左)、DL18-50(中)とDL24-85(右)

ここで気が付きましたが、ニコンDLはレンズキャップが付属するようです。
(この3枚はスマホのカメラで撮影のため、画質がいまいちです)

肝心の使用感や解像度などについてです。
あくまで私見ですので、ご了承ください。
特に気になっていた点のみ確認してきました。
1 画質等(写り)
 ・色ははっきりとした色合いですが、忠実な再現でいい感じでした。
 ・明るい被写体を撮影すると、画像を拡大しても解像度はまずますでした。
 ・DL18-50は、わざとスポットライトに向かって撮影してもフレア等が出ずに
  きれいな絵がでていました。
 ・DL24-85は、暗めの被写体は拡大するとちょっと画質が悪かったです。
  ISOをもっとあげてみればよかったかもしれません。
 ・今保有しているG7Xでもいまいちの、夜景モードを使ってみましたが、
  正直画質が悪かったです。(G7Xと同じか、ちょっと劣るか)
2 操作性
 ・背面の右手親指をかける部分のすぐ下に、録画ボタンを配置しておらず、
  また、すぐ下のボタン脇に出っ張りを作って触れにくくしている。点はよいと思います。
  (いま保有しているG7Xで一番ダメな点は、背面の右手親指をかける部分の
   すぐ下に、録画ボタンがあり、しかもボタンが飛び出しているので、気が付かずに
   録画していることがよくあります。)
 ・メニュー画面が、一眼レフと同じようなインターフェースのため、使いやすいです。
 ・前面の右手のかかる部分が出っ張っているので、指がかかって安定します。
 ・ズームの操作方法は慣れが必要で、レンズが飛び出す根元のリングをねじって、
  18、20、24と刻まれた位置に、カチッ・カチッと合わせます。
  コンデジ特有のレバーは無いのかと思ったら、そのカチッカチッという部分を
  W-Tという位置に合わせて、シャッターボタンの右にあるレバーで操作できます。

  ズームをねじる部分は写真の赤丸の部分
  レバーによるズームのレバーは、写真の黄色丸の部分

 ・ズームをレンズの根元をねじって行うのは、一眼レフを意識していると思われますが、
  正直滑らかなリングにしたほうがよかったと思います。
  また、ズームのレバーも、小さくて位置がシャッタボタンから少し離れていました。
  またレバー自体も少し安っぽく感じました。
  (シャッターボタンの周りのレバーは、ON・OFFのスイッチでズームレバーではありません)
  これまで、RX100、XQ1、G7Xなどの大型センサーコンデジを使いましたが、
  どれもシャッターボタンとズームレバーが一体だったため、今回操作していて、
  ズームするつもりでスイッチを何度もOFFにしてしまいました。

  カメラの写りに関しては、プロの写真家の撮影した写真のほうが説得力があると思います。

隣のステージで、「DL」シリーズ3台を3人の写真家が撮影した様子を紹介する
トークショーがありましたので聞いてきました。
あまりたくさん紹介しても、ネタばれとなるのですこしずつ紹介します。
中野耕志さん、熊切大輔さん、上田晃司さんの3人です。

中野耕志さんがDL24-500、
熊切大輔さんがDL24-85、
上田晃司さんがDL18-50、


(モニターを撮影しているので、画質が悪く、黒い部分がかなりつぶれてしまっています)

中野耕志先生がDL24-500で撮影した飛行機

すごい迫力です。
同じく中野先生の撮影した鳥

羽の質感までよく解像しています。

熊切大輔先生がDL24-85で撮影した台湾の様子。

鮮やかな色が再現されています。
町工場のスナップ

かなり大型のモニターでしたが、隅までよく解像されていました。
どちらも実際の写真は今は黒くなっている部分もちゃんと写っていました。

上田晃司先生がDL18-50で撮影したヴェネチアの写真

18mmを生かした臨場感のあるワイドな写真です。
ライトの光条がきれいに出ている写真


先生の皆さんが口をそろえておっしゃっていたのは、
撮影した写真を見て初めて見えるものがあるくらい解像度が高い。
コンパクトなので、気軽に威圧感なく、かつレスポンスよく撮影できる。
ということでした。
とても面白く参考になる話をありがとうございました。



「イマジニング・ザ・マジック」写真展 (フジフイルムスクエア・東京ミッドタウン)

2015年11月29日 | カメラ
東京ミッドタウンのフジフィルムスクエアで期間限定で行われている
「東京ディズニーリゾート・フォトグラフィープロジェクト
『イマジニング・ザ・マジック』写真展“夢と魔法の瞬間”」に行ってきました。

これは写真展会場内にあった大きなポスターですが、
普通サイズのポスターは駅などにもありました。

土曜日の午後4時頃到着しましたが、行列ができていました。

過去に何度か訪問しましたが、行列は初めて見ました。

15分ほど並んで中に入れましたが、写真展会場のフォトサロンの隣の
写真歴史博物館側に列を誘導して、エスカレーター脇のミニギャラリーに進みます。

写真撮影禁止と思いきや、
「展示写真の1枚撮り、接写、複写は禁止。写真展の状況スナップ、記念写真の撮影公開はOK」
とのことでした。
さすがフジフィルムさん、心が広く太っ腹!
(その心意気に感謝して、このブログの最後にフジフィルムのカメラを宣伝させていただきます)

ミニギャラリーには、スナップや、


フジのチェキで撮影したポラロイドの展示や、


東京ディズニーリゾートの公式ブログの紹介があります。


ミニギャラリーからフォトサロンにつながるところで、係りの方が混雑状況を見て
列を停めていました。

ここからフォトサロンに移動。
フォトサロンには、ゲストフォトグラファーやアーティストごとのコーナーになります。
プロの写真なのでちょっとだけ紹介して雰囲気をつかんでいただければと思います。
そのため、あえて小さい写真で紹介します。

まず、清川あさみ氏による、写真に刺繍やビーズを縫いつけたアートがあります。

なるほど!と感動しました。


三好和義氏の写真

アンバサダーホテルの一コマ

ハービー・山口氏の写真

始業前の様子

本城直季氏の写真

シンデレラ城からのミニチュア風の写真

全部で約90点あるそうですが、正直ものすごく勉強になりました。
構図やオブジェクトの配置、被写体の切り取り方等々。
また、写真がすごくきれいで、色がいいと思いました。
曇りと思われる状況でも鮮やかなのは、もしかしたら周囲との色のバランスや配置なども
関係あるのでは?とヒントをいただきました。


フォトサロンの一画(順路ではゲストフォトグラファーの後)

今回見学して、ものの見事に「ディズニーランドに行きたい病」に感染しました。

コーナーの一角で記念写真を撮ることができます。

ハービー・山口氏のキャラクターの円陣を下から撮影した写真の「そら」が開いています。

チラッと手が見えますが、背後に回って顔を出して記念撮影ができます。

サロンの最後のコーナーは、ディスニーのグッズのコーナーでした。
(この会場では販売していません)
チェキのポラロイドで撮ったキャラクターのサインがこれでもかと付いているポスター。

12月19日発売予定とありました。


この写真展は12月2日(水)までです。
見に行けない方は、会場にも見本がありましたが、この写真展で展示している写真の写真集が
販売されているようです。

TOKYO DISNEY RESORT Photography Project Imagining the Magic ”イマジニング・ザ・マジック” 魔法の贈りもの
クリエーター情報なし
講談社



カメラの話を少しだけ。
デジタル一眼のサブ機としての「コンデジ」を何台か使ってきました。
最近では大き目のセンサーのコンデジをいくつか使ってきましたので、その感想を紹介します。
(あくまで私見です)
ソニー RX100:解像度が高く総合点は一番。唯一黄色の発色が残念。また2週間でレンズが引っ込まなくなりました。
フジ  XQ1  :解像度はあまり気にならない程度に若干劣る。明暗差に弱い。ただし、発色がきれいで、「連写重ね撮り」機能は秀逸。
キャノンG7X  :全体的に平均点。ただし周辺の解像度がいまいち。

最近フジフィルムのXQ1からキャノンのG7Xに買い換えましたが、
正直解像度は状況に応じて良かったり悪かったりで変わりません。

フジフィルムのXQ1の「連写重ね撮り」は秀逸だったと思っています。
かなり好みの問題と思われますが、発色も上記3台の中では1番と思いました。
G7Xは、ダイナミックレンジがXQ1より広く、タッチセンサーが便利ですが、
周辺ににじみが目立つことがあります。

どれが一番か?と言われても、価格差があるので予算と使い方によって違います。
と言わざるをえません。
ただ一ついえることは、高いものがすべてにおいて優れているわけではない。
ということで、まとめとさせてください。


FUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ XQ2
FUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ XQ2 シルバー XQ2S
クリエーター情報なし
富士フイルム




キャノンG7X 試し撮り・横浜みなとみらいの夜景

2015年09月16日 | カメラ
デジタル一眼のサブカメラとして使用していた富士フィルムXQ1に替えて、
キャノンのG7Xを購入しました。

昨日お知らせした記事で気になる点はありましたが、とりあえず試し撮りに行きました。
横浜みなとみらいの夕景と夜景を撮ってきました。

像の鼻パークからみなとみらい方面
手持ち夜景モード

ISO800、f2.2、1/320
ビルの文字部分を等倍で


オート

ISO400、f2.5、1/160
ビルの文字部分を等倍で


絞り優先

ISO400、f2.5、1/125
ビルの文字部分を等倍で



同じ場所から赤レンガ倉庫
手持ち夜景モード

ISO800、f1.8、1/200

オート

ISO400、f2.2、1/40

絞り優先はけっこうブレたので掲載しません。
(ISOを上げなかったのでぶれていました)


同じ場所から大桟橋
手持ち夜景モード

ISO1250、f2.5、1/125

オート

ISO800、f2.5、1/60

絞り優先

ISO400、f2.5、1/30


少し場所を移動して海越しに見るランドマークタワー
手持ち夜景モード

ISO2500、f2.5、1/125

オート

ISO800、f2.8、1/40


万国橋から
手持ち夜景モード

ISO1000、f1.8、1/60
中央のビルを拡大


オート

ISO800、f2.2、1/40
中央のビルを拡大


比較はこんなところです。
「手持ち夜景」はあまり解像度が良くないということが分かりました。
絞り優先でISOを上げた方が結果的に解像度は良いようです。


デジタルズームの比較
光学ズームのMax(4.2x)


プログレッシブファインズームのMax(8.4x)


デジタルズームのMax(17x)



その他の景色
キングとクイーン

手持ち夜景で撮影

日没後のランドマーク


似たような写真ですが、手すりを入れて


屋形船を入れて



「手持ち夜景」も、等倍にしなければそこそこの画像になります。


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この記事の写真はすべてこのカメラで撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
クリエーター情報なし
キヤノン



キャノン G7X購入

2015年09月15日 | カメラ
デジタル一眼のサブカメラとして使用していた富士フィルムXQ1に替えて、
キャノンのG7Xを購入しました。


先日拝借して撮影した同じ1型センサーのG3Xが思っていたより良く、以前から迷っていたG7Xの購入を決めました。
G3Xで撮影した写真はこちらでご覧いただけます。)
デジタル一眼のサブカメラとして「コンパクトで写りがいい」ものを求めていました。

G7Xは、Nikonユーザーからするとボタンの配列(機能の割り当て)が慣れないと難しいです。
たとえばホワイトバランスは、メニューボタンではなくファンクションボタンなど
どっちで設定するんだっけ?といのが多いです。
ただ、露出補正が外のリングになっている点は気に入ってます。

(XQ1は十字レバーで表示し、十字レバーを回して設定なので、勢いあまって行き過ぎたりしやすかったです。)

XQ1については、特に問題があったわけではありません。
写りはコンデジとしてはかなり良いと思っています。
難点をあげると、逆光と明暗差に弱い。ところが不満でした。
(ひとつといいながら、2つあげていますが)


せっかくなので、XQ1とG7Xの大きさ比較

正面から

(いま気が付きましたが、陰が黒くて見にくいです)

上から


背面


G7Xの方が若干大きくなっています。
特にレンズリング部分の飛び出しはG7Xの方が大きいです。
重さは、
G7Xが304g(バッテリー・カード込)
XQ1が206g(バッテリー・カード込)
約1.5倍の重さです。
実際に手にしてみると、ずっしり感があります。

1インチセンサーに期待したいところですが、ちょっと残念な映像が・・・

メモリーカードをデジタル一眼用に購入したパッケージを試し撮りしました。
XQ1の「連写重ね撮り」で撮影

実はこの「連写重ね撮り」は非常に優秀で、
日の入らない薄暗い登山道でもブレずに撮影できるため、とっても重宝していました。
ピントが合っている部分を拡大

(いつもと同じように、パッとセットしてパッと1回だけ撮影した結果です)

一方のG7X「手持ち夜景」で撮影

同じような機能のモードがないため「手持ち夜景」で撮影
ピントが合っている部分を拡大

ちなみに、G7Xは「こんなはずではない」といろいろなモードで、
ISOも替えて、マニュアルにしてピントを合わせたりと、10パターンほど
撮影して、上の写真が一番まともなものだったので、この写真を採用しています。

※画像の大きさが異なるため、同割合となる大きさにしています。


光量の少ない条件での撮影で、私が多用して重宝していたモードでの比較です。
G7Xの「手持ち夜景」の画質があまりよくないということは、
暗い登山道でISOを上げて撮影し、山頂でISOを戻すのを忘れないようにする
必要が生じます。
ちょっとめんどくさく、忘れてしまいそうです。

次回は横浜の夕景・夜景の試し撮りを紹介します。


2015.12.20追記
先日、G7Xを腰の高さから落ち葉の積もったアスファルトの上に落してしまいました。
レンズの飛び出す部分のレンズバリア(カバー)がすぽっと外れました。(写真なし)
そしてレンズを覆うブラインドのような部分がバラバラ取れてしまいました。
キャノンのサービスセンターに持ち込み、修理を依頼しました。
キャノンの修理は、カメラの種類(一眼、コンデジ)のなかでランクがあり、価格が一律決まっています。
G7Xはコンデジグループで最高額の16,740円!
基盤等まで交換の場合追加料金とのことでした。
約2週間で修理が終わりましたが、幸い追加料金はなしでした。
本体上部のカバー、光学ユニットを交換したようです。
光学ユニット交換であれば16000円超も仕方がないと思いました。
気になっていたレンズ内にあったほこりもなくなり、ピカピカのレンズになっていました。
(レンズバリアのみの交換でも同額(一律料金)のようです)

カメラが高くなると修理費用も高くなることが分かりました。


2016.1.10追記
4ヶ月弱使用しての感想を改めてアップします。
G7Xの良い点
・コンパクトデジカメにしては画質が良い
 (特に光量が十分なときにビックリするくらいきれいな写真が撮れる時があります。)
・色合いが自然。
 (Lightroom等で修正が不要なものが多い)
・ISO800くらいまでなら画質の劣化が少ない。
・なによりもコンパクト
 (大きくて重いという方もいますが、私はズボンや上着のポケットに入れています)

G7Xの悪い点
・広角で撮影した際に、周辺の画像がひどいときがある。
 (ネットでも指摘されていますが、流れて、にじんだ様な、ぶれている様な)
 


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Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X
クリエーター情報なし
キヤノン









八島湿原の風景

2015年09月14日 | カメラ
八島湿原の様子です。

使用したカメラは、いつもと違うキャノンのG3Xです。
拝借して撮影しました。

キャノンのG3Xは、24mm~600mmの高倍率ズームレンズを搭載した、
1.0型・約2020万画素の裏面照射型CMOSセンサーのデジタルカメラです。
しかも、防塵・防滴です。
今年6月に発売開始されたばかりの新しいカメラです。

ほとんどの写真でクロップして長辺1000ピクセルにリサイズしています。

鷲ヶ峰手前のピーク

少し青空が見えてみました。

八島ヶ池

約33mm(35mm換算・以降すべて同じです)

シシウドの実

中心から左のピントが合った部分を等倍で


花粉が湧き出てきたノアザミ

約24mmをクロップしています。

ハクサンオミナエシ(キンレイカかもしれません)


タチフウロ


蜂のアップ


シシウド

青空と湿原をバックに

湿原の様子


ヨツバヒヨドリの散りかけ


コウゾリナ


リンドウ


鎌ケ池

600mm相当で撮影。
草の表情がつぶいれていません。

苔むした岩


鎌ケ池に浮かぶ岩と草

330mm相当で撮影

アサマフウロの群生地


キリガミネアキノキリンソウ


マツムシソウ

カメラの露出をちょっとプラスにして撮影

ミズナラ林


約1.2km離れた地点から鷲が峰ひゅってを600mm相当で撮影


120mm相当で切り取った木の樹皮


アカバナシモツケ


苔むした岩と木


タムラソウ


切が出てきたなかに佇む白樺


キャノンのG3X
かなりいいカメラだと思いました。

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Canon デジタルカメラ PowerShot G3X EVFキット 広角24mm 光学25倍ズーム PSG3XEVFKIT
クリエーター情報なし
キヤノン



CP+ 2015 その2(パシフィコ横浜・横浜市)

2015年02月17日 | カメラ
2月中旬に横浜市のパシフィコ横浜で行われた「CP+ 2015」に行きました。
国内最大のカメラと写真の祭典です。

今年は平日に休みが取れなかったので、最終日の日曜日にいきました。

次回は、SONYのみを紹介します。
しかも、有葉線ジオラマとトークショーのみです。
前回の記事も同様ですが、自分でもポンポイント過ぎると思います。

一番見たかった、
中井精也先生が全面監修した「鉄道ジオラマ撮影体験」


朝会場に入ってすぐ。
ジオラマ前に中井精也先生がいらっしゃいました。


ジオラマ全景。

花畑、池、子ども・・・
エッセンスが細かすぎるくらい盛りだくさんです。
中井先生のセンスや思いがふんだんにあります。

トンネルを出てきたところ。


駅もあります。(流し撮りに失敗しています)

アルファ駅。
有葉線=アルファというのに後で気づきました。
列車には初音ミクが乗っています。

駅周辺のいろいろな人たちも。

本当に芸が細かすぎます。

α7Ⅱのデモ機で撮影もできます。
係りの女性に声をかけて、自前のSDカードに記録させていただきました。

上の写真のピントが合っている付近を等倍で切り出しました。


帰ってから気づきましたが、
JPEGのみ、サイズS(3000×2000)、露出+1という設定になっていたようです。
そのためか、連写が果てしなくできました。
空には鷲が飛んでいました。

これもα7Ⅱで撮影。
自前のSDカードを使わせていただきありがとうございました。
笑顔で快諾していただいたスタッフの方にも感謝です。
※SONYブースの女性は、皆さん知的できれいな方が多かったです。

午後のトークショー(セミナー)を2時間半(2コマ半)聞きました。
3人の先生は、皆大好きな方でしたので、
あらかじめ日曜の午後はSONYときめていました。
まずは、航空写真で有名な中野耕志先生。

遅れて到着したので、後ろで立ち見。

沖縄の写真。


私が一番感動した写真。

すごすぎます。

中野先生の作品を載せましたので、
お礼に中井先生のHPを宣伝させていただきます


続いて、ゆる鉄で有名な中井精也先生。

午前のニコンに続いて本日2回目。
中井先生は、肖像権など気にしないので、自分も作品もどんどん
撮ってフェイスブック等にアップしていいよ。と言っていただけるので
たくさん紹介させていただきます。

スイスとポルトガル(リスボン)で撮影したそうです。
午前のニコンでは、バングラディシュにも行ってきたそうです。

α7Ⅱがいかにコンパクトかを紹介する画像。

大笑いしました。お茶目で大好きです。

プロなのでさすが素晴らしい写真です。

このギャップが大好きです。

ゆるい写真。


時おり笑いを撮ります。いや、取ります。

さすが甘党。

中井先生っぽい写真。


リスボンの路面電車。


またまた中井先生の作品をたくさん載せましたので、
お礼に中井先生のHP「1日1鉄!」を宣伝しちゃいます。


最後は、風景写真の萩原史郎先生です。

真面目な中にも、時おり冗談を織り交ぜ、その人柄にふれることができました。
実は、私が持っているカメラの冊子で一番多いのが萩原先生ご兄弟のものです。
最近では、「RAWから仕上げる風景写真テクニック」を即買しました。

風景写真は自分の目指すところと考えているので、一番聞いておかなくては
ならないジャンルです。

冬の北海道美瑛。

α7Ⅱで撮影したそうです。
素晴らしい解像だとスクリーンで見ても思いました。

印象的な1枚。


いろいろ掲載したいのですが問題もありそうなのでこのへんで。

萩原史郎先生御兄弟のホームページのを紹介させていただきます。

写真家の皆さま、大変勉強になりました。
正直、さすがプロ!という写真ばかりでした。
ただ、撮影時の視点、ねらい、テクニックなど何気なく撮っていてはダメと痛感しました。

それと、α7Ⅱいいカメラです。
しばらく物欲との戦いです。


※関係者の皆様へ
写真の掲載等問題があれば、左のメッセージを送るにてご連絡ください。
すぐに(夜間)に対応させていただきます。


CP+ 2015(パシフィコ横浜・横浜市)

2015年02月16日 | カメラ
2月中旬に横浜市のパシフィコ横浜で行われた「CP+ 2015」に行きました。
国内最大のカメラと写真の祭典です。

今年は平日に休みが取れなかったので、最終日の日曜日にいきました。

公式HPによると、来場者は次の通りだそうです。
初日は登録来場者数 13,074人
2日目は登録来場者数 16,474人
3日目は登録来場者数 22,462人
最終日は登録来場者数15,607人
会期合計で67,617人

パシフィコ横浜。


9時45分ごろ着き、受付を行い紙でできた入館パスをもらいます。
そのあと開場までならびますが、すでに長蛇の列。
5人ずつ並んだ列が、ロビーの端まで行き折り返した中ほどに並びました。
入口は中央ですので、展示ホールの全長約260メートルとして約150mくらい
のところでした。
入口。


ホールの端から全景。

奥行(写真だと左右)は、81メートル。
天井の高さ19メートル(最高)あるそうです。

一番行きたかったところは、SONYのブースですが、
盛りだくさんなので次回紹介します。
※自分の興味のあるブースしか行ってませんのでご了承ください。

Nikonのブース。

ニッコールレンズがディスプレイされていました。


トークショーは大人気の「中井精也」先生。
開始直前に行ったため、人だかりの後ろから撮影。
毎年中井精也先生は、肖像権も作品も気にしないからどんどん撮って、
SNSなどに載せていいよ。とおっしゃっていただけるので、安心して載せちゃいます。
中井先生らしい「ゆる鉄」の1枚。


カスタムピクチャーコントロールで、「ドラマチックオータム」というのが
面白かったです。参考にさせていただきます。


良い写真と思った1枚。


これも素晴らしいです。


見たままをそのまま切り取るのではなく、自分のイメージしたように
計算して作り上げる。という考え方を含めて、何をどう撮るか。
という点で大変参考になりました。
毎年楽しいトークを含めありがとうございます。

お礼に中井先生のHPを宣伝しちゃいます。
「1日1鉄!」はこちらでご覧いただけます。

あと面白かったのが、空中撮影小型ヘリ。
いわゆる「ドローン」といわれる機器のブースです。

これはミラーレスカメラを搭載できるもの。
小型のものもありました。

小型のものは、1400万画素のカメラが付いています。

昨年から始まった、週末限定のアウトレットにも行きました。
アウトレットは、展示ホールとは別(隣)のアネックスというエリアにあります。
ロビーまで出ないといけません。
アウトレットに行くにも、入館パスが無いと入れません。

アネックスを入ると正面が御苗場で、右がアウトレット。
長い廊下を進みます。

アウトレット。

十数社が壁際に並んで出店しています。
ケンコーやHakuba、マンロフットなどがありました。
悩んだ1つは、マンロフットのカメラリュック。
どれも5000円でした。
もう一つ悩んだのは、軽量三脚。
Velbon ULTRA REXiLを持っていますが、
山に行くにはちょっと重くてかさばるため、いつも躊躇します。
MeFOTOのコンパクト 三脚が10000円、Velbon UT-43Qが9500円で売っていました。
Velbon Sherpa 345は5500円でした。
どれもさんざん悩みましたが、見送りました。
結局、マンロフットで、ポーチ2個で500円。

Hakubaで、ストラップ300円。

電子辞書ケース300円。を購入しただけでした。

次回は、SONYを紹介します。


この記事はFUJIFILMのプレミアムコンパクトデジタルカメラ XQ1で撮影しました。
後継機のXQ2が発売されています。
FUJIFILM プレミアムコンパクトデジタルカメラ XQ2 シルバー XQ2S
クリエーター情報なし
富士フイルム




Sony サイバーショット DSC-RX100 画像レビュー(その2)

2014年04月18日 | カメラ
前回に引き続き、ソニーのRX100の画像のレビューをしたいと思います。
その1・クイーンエリザベス号はこちらをご覧ください。
RX100は、2012年6月に発売されたにもかかわらず、価格.Comさんの売れ筋ランキングでも
2位(2014年4月13日)となっている人気の機種です。
その人気の秘密は、コンパクトデジカメでありながら、1.0型(13.2×8.8mm)CMOSセンサーで、
かつレンズが広角側で、F1.8のカールツァイスレンズという点などのようです。

その写りについて、NikonのD7000と比較したいと思います。
D7000は、センサーサイズがAPS-Cですので、RX100との比較は無理があるかもしれません。
また、全く同一の条件で撮影しているわけでもありません。
たまたま同じような写真を比較するだけです。
そのため、撮影条件等は公開しませんし、私個人の感想も記載しません。
各写真は長辺600ピクセルですが、写真をクリックすることで長辺を1/3に縮小した
写真が別ウィンドウで開きます。
(gooブログでの最大サイズは1920ピクセルのため縮小しています)

足柄峠からの富士山。
RX100


D7000



足柄大橋から松田ハーブガーデン方面。
RX100


D7000



篠窪からの富士山。
RX100


D7000



足柄万葉公園からの富士山。
RX100


D7000



その1ではクイーンエリザベス号を紹介しています。

素晴らしい解像度のRX100
SONY Cyber-shot RX100 2020万/光学x3.6/ブラック
クリエーター情報なし
ソニー


まだまだ元気なD7000

Nikon デジタル一眼レフカメラ D7000 18-105VR キット D7000LK18-105
クリエーター情報なし
ニコン



Sony サイバーショット DSC-RX100 画像レビュー(その1)

2014年04月17日 | カメラ
今更ながら、先日ソニーのRX100を購入しましたので、その画像のレビューをしたいと思います。
RX100は、2012年6月に発売されたにもかかわらず、価格.Comさんの売れ筋ランキングでも
2位(2014年4月13日)となっている人気の機種です。
その人気の秘密は、コンパクトデジカメでありながら、1.0型(13.2×8.8mm)CMOSセンサーで、
かつレンズが広角側で、F1.8のカールツァイスレンズという点などのようです。

その写りについて、NikonのD7000と比較したいと思います。
D7000は、センサーサイズがAPS-Cですので、RX100との比較は無理があるかもしれません。
また、全く同一の条件で撮影しているわけでもありません。
たまたま同じような写真を比較するだけです。
そのため、撮影条件等は公開しませんし、私個人の感想も記載しません。
各写真は長辺600ピクセルですが、写真をクリックすることで長辺を1/3に縮小した
写真が別ウィンドウで開きます。
(gooブログでの最大サイズは1920ピクセルのため縮小しています)

まずは、クイーンエリザベスの撮影。
逆光です。
RX100


D7000



赤レンガ倉庫の間から見えるクイーンエリザベスです。
RX100


D7000



クイーンエリザベス中央部です。
RX100


D7000



クイーンエリザベス船首部です。
RX100


D7000



夕暮れのクイーンエリザベス船首部です。
RX100


D7000



その2では風景を紹介します。


SONY Cyber-shot RX100 2020万/光学x3.6/ブラック
クリエーター情報なし
ソニー






NIKKOR オールドレンズ(Ai Nikkor 135mm f/2.8)

2013年05月21日 | カメラ

今日は、ニコンのレンズの紹介です。
ニコンのレンズといっても、古いレンズですが。

Ai Nikkor 135mm f/2.8

今年はじめに、近くにできた中古ショップで、2000円で購入しました。
カビもなく、レンズ曇り、目だったチリの混入も無く、お買い得品でした。

シリアルナンバーから、概ね1978年頃に製造されたもののようです。

質量(約) 435g
最大径×長さ(約) 64×83.5 mm
フィルターサイズ 52mm
希望小売価格\48,000
レンズフードは鏡胴に組み込まれており、引き出して使用するようになっています。

その写りです。
藤沢海岸で撮影した様子です。

(Ai Nikkor 135mm f/2.8)
一部分を100%で表示。アンテナや電線も写っています。
(Ai Nikkor 135mm f/2.8)

同じ構図で、AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6 G ED VR で撮影。

(VR 16-85mm)
85mmなので比較が難しいですが。
拡大したところ。(VR 16-85mm)

一夜城からの小田原城。

(Ai Nikkor 135mm f/2.8)
100%で表示。(Ai Nikkor 135mm f/2.8)

同じ構図で、AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6 G ED VR で撮影。

(VR 16-85mm)
85mmなので比較が難しいですが。

拡大したところ。(VR 16-85mm)


若干色合いが淡いですが、写りはシャープだと思います。