かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

高部屋神社(延喜式内 相模国十三社)(伊勢原市)

2015年08月31日 | 相模国延喜式内社十三社
伊勢原市の高部屋神社の紹介です。

高部屋神社は、927年に編纂された「延喜式」神名帳に記録された相模国の十三社のうちの一つとされています。
鎌倉時代に、源頼朝の家人の糟屋藤太左兵衛尉有季氏が新たな社殿を造営した。と伝えられています。

正面から


石碑


鳥居下から


拝殿

茅葺です

右側の狛犬


左側の狛犬


拝殿の唐破風下の彫刻


扁額

山岡鉄舟が書いたものだそうです。

拝殿裏に離れて本殿があります。


本殿正面


鐘楼


1386年に平秀憲が寄進した銅鐘(県重要文化財)


ご神木のイチョウ


ご神木のケヤキ



なお、延喜式内社十三社の内の一社とされる「高部屋神社」には、論社も存在します。
つまり、ほかの神社が「高部屋神社」ではないかという説もあるということです。
伊勢原市高森にある高森神社も「高部屋神社」の論社の一つとされてます。


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有賀神社・本宮(延喜式内 相模国十三社)(海老名市)

2015年08月19日 | 相模国延喜式内社十三社
海老名市の有賀神社の紹介です。

有賀神社は、927年に編纂された「延喜式」神名帳に記録された相模国の十三社のうちの一つです。
相模国で最古といわれるそうです。
あるかじんじゃと読みますが、有鹿は、古代語の水の意味だそうで、有鹿郷が形成され、
奈良平安時代には相模国府が置かれたそうです。
664年に初めて祭礼を行ったとのことです。

また、神奈川県のヘソ(中央)に位置しており、子育て厄除けの神様として有名だそうです。

鳥居。


鳥居脇の石碑


鳥居脇の狛犬(右)





鐘楼もあります。


手水


拝殿


拝殿て前にも狛犬があります。(右




拝殿正面から。


アップで


扁額


本殿


少し離れたところから。


境内には大木があります。

海老名市の自然緑地保存樹木に指定されているムクノキで、
幹の周囲3.2メートルだそうです。
下から見上げてみました。


境内にある「有鹿天神社」

菅原道真を祀っているようです。

ムクゲが咲いていました。


跡から調べて判明しました。
有賀神社は、本宮、奥宮、中宮の三社からなるようです。
今回訪問したのは、本宮です。
相模原市南区の勝坂遺跡公園のそばに、奥宮があるようです。
また、200メートルほど離れて中宮もあったようです。

後日訪問したいと思います。


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宇都母知神社(延喜式内 相模国十三社)(藤沢市)

2015年08月09日 | 相模国延喜式内社十三社
藤沢市の宇都母知神社の紹介です。

宇都母知神社は、927年に編纂された「延喜式」神名帳に記録された相模国の十三社のうちの一つです。
正確な創建時期は不明だそうですが、日本総国風土記の記録では、雄略天皇の御代(495年)に祭祀が行われた。
という記録が残っているそうです。

鳥居と参道

畑の中に、1区画神社の境内の森が残っており、撮影している背後は畑です。

脇の石碑


手水


鳥居からすぐの燈籠


燈籠から続く短い参道の終点。

狛犬があります。
右側

左側


拝殿全景

拝殿の近くから。


拝殿奥の本殿。


本殿の脇の菅原神社と稲荷神社。


ご神木は、鳥居を出て左、境内の南東の端にありました。


鐘楼は境内の西側の道を挟んで向かい側にありました。





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熊野神社(延喜式内 相模国十三社・大庭神社論社)(大庭神社旧跡)(藤沢市)

2015年07月31日 | 相模国延喜式内社十三社
藤沢市の熊野神社の紹介です。

熊野神社は、江戸時代に相模国の延喜式内社十三社の大庭神社旧跡とされたそうです。
927年に編纂された「延喜式」神名帳によれば、相模国十三社の一つが大庭神社です。
前回紹介した大庭神社とする説と、今回紹介する熊野神社が大庭神社旧跡とする説があるようです。
大庭神社はこちらでご覧いただけます。

熊野神社は、大庭神社と引地川を挟んで反対側にあります。
大庭城とも小糸川を挟んで反対側にあります。
1辺約1Kmほどの三角形を作る位置関係です。

舟地蔵公園裏の細い道を登って行くと、右手に入口があります。

鳥居が目印です。
7月上旬に訪問したため、まだアジサイが咲いています。

鳥居脇に大庭神社旧跡を伝える石碑があります。


鳥居をくぐります。


鳥居の先竹の参道を進みます。


笹に覆われた細い階段を登ります。


階段の先に祠が見えます。

木々に囲まれていることがわかります。

小さな祠です。


アップで


周囲の木々


銀杏の木の下から


木々と笹に覆われた静かな空間でした。



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大庭神社(延喜式内 相模国十三社)(藤沢市)

2015年07月30日 | 相模国延喜式内社十三社
藤沢市の大庭城址公園の近くにある大庭神社の紹介です。
大庭神社は、大庭城を拠点としていたという大庭景親が祀られている神社とのことです。
引地川親水公園の東隣に位置します。
大庭城址公園はこちらでご覧いただけます。
引地川親水公園はこちらでご覧いただけます。

927年に編纂された「延喜式」神名帳によれば、相模国十三社の一つが大庭神社です。
今回紹介する大庭神社とする説と、次回紹介する熊野神社が大庭神社旧跡とする説があるようです。

引地川親水公園のローラー滑り台の後ろにある鳥居。


鳥居脇にある石碑


急な階段を登ります。


登ったところを左に進むと、鳥居の残骸があります。

関東大震災で倒壊したそうです。

左側に鐘楼があります。


拝殿が奥に見えます。

左右に燈籠があります。

拝殿


拝殿の正面


扁額があります。


拝殿奥の本殿。


本殿裏に、細い道がありました。

どこにつながるかはわかりません。


次回は、大庭神社旧跡といわれている、熊野神社を紹介します。
相模国十三社の大庭神社旧跡とされる熊野神社はこちらでご覧いただけます。

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深見神社(延喜式内 相模国十三社)と深見神社のハルニレ(名木100選)(大和市)

2015年07月18日 | 相模国延喜式内社十三社
大和市の深見神社の紹介です。

深見神社は、相模国の延喜式内社十三社の1つです。
正確な創建時期は不明だそうですが、927年の延喜式神名帳に記載されていることから、
古社ということは間違いありません。


手水舎


拝殿


拝殿アップ


彫刻がきれいです。


靖国社


稲荷


深見神社のハルニレ

かながわの名木100選に選ばれています。

かながわの名木100選の標

樹齢約400年。樹高約30メートル。

ハルニレの木の根元


拝殿とハルニレの木


境内には大きな木がたくさんあります。

ケヤキを下から


境内に狛犬がいないと思っていたら、二の鳥居前にありました。


三の鳥居と社標


東側にある社標


東側の鳥居


北の端にある「相模國十三座之内深見神社」の碑

大和市の重要文化財です。
江戸時代の旗本坂本氏が寄贈したそうです。


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寒川神社(延喜式内 相模国十三社 相模国一宮)(寒川町)

2015年07月11日 | 相模国延喜式内社十三社
寒川町の寒川神社の様子を紹介します。
前回は、一の鳥居から寒川神社の森の中を伸びる表参道を進み、二の鳥居までを紹介しました。
寒川神社の森はこちらでご覧いただけます。

巨大な二の鳥居をくぐります。


寒川神社参集殿前のY字路を右に進むと、三の鳥居が見えてきます。


三の鳥居

桧造りの明神鳥居だそうです。
手前の太鼓橋は神池橋。

相模国一宮の碑

927年に編纂された「延喜式」神名帳によれば、相模国では十三社のうちの一つです。
一宮とされ、相模国十三社で唯一の名神大社とされています。
簡単にいえば、平安中期の国家の法制書で相模国の筆頭とされたということでしょう。

神池橋の下の神池


神池の奥にある「相模薪能 石橋」の像。

毎年8月15日に「相模薪能」が演能されているそうです

三の鳥居からの参道


参道わきに、1796年に建立された一の鳥居が設置されています。


手水舎も立派です。


神門


神門脇の狛犬

スケールが違います。
アップで


左側の狛犬


神門から本殿を望む


本殿

平成9年竣功だそうです。総桧造り。

造りがものすごく丁寧で重厚感があります。


本殿右手にある方位盤と渾天儀

寒川神社は全国唯一の八方除の守護神として信仰されています。

神門の裏から


左手の狛犬の脇にある神馬舎

神様の乗り物である馬を納める所で、猿に曳かれた神馬の彫刻が納められています。

神門の左奥に社務所と客殿があります。

祈願受付を行う建物はこちらです。



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