かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

座間の大凧まつりと相模の大凧まつり(座間市と相模原市)

2015年05月09日 | 神奈川のいいところ
相模川の河川敷で毎年行われる「大凧まつり」に行ってみました。
5月4日と5日の開催でしたが、私の都合により2日目の午後に行きました。

「座間の大凧まつり」と「相模の大凧まつり」というタイトルですが、
同時に隣の会場で開催されているにもかかわらず、雰囲気が違い違和感があったので
帰ってネットで調べたところ、相模川の河川敷の途中で相模原市と座間市の境界があり
それぞれで「相模の大凧まつり」「座間の大凧まつり」を開催していたことがわかりました。
パンフレットも別々に作成しています。
なんだか縦割りで釈然としません。

「大凧まつり」は、県道42号線の座架依橋の北側の河川敷で行われています。
現地の到着が午後2時過ぎ(お祭り終了は4時)だったため、
少し物足りない内容となってしまいました。なぜかは後で説明します。
時間をゆっくりとって見学されることをお勧めします。
(今年は終了していますので、来年以降のはなしですが)

駐車場で誘導されたのは、座架依橋から離れた南側。


堤防上の遊歩道を歩きます。

座架依橋と丹沢の山並み

大山は目立ちます。

座架依橋の北側にまず、「座間の大凧まつり」会場があります。

「輝風」と書かれた大凧が見えます。
13メートル四方(102帖)の大きな凧です。

堤防上の遊歩道から、座間の大凧まつり会場遠望。

グラウンドまで離れているためちょっと行きにくいです。

風が良ければ凧は上げ続けるそうですが、この日は風が弱く、
小さ目の凧を何度かチャレンジしていました。

小さい大凧を上げる様子。

相模の大凧まつり会場わきから撮影。

中くらいの大凧(4間くらい)も挑戦しました。

座間消防の凧ですが、風が弱く失速して40秒ほどで終わりました。


続いて、「相模の大凧まつり」です。

相模川の堤防上の遊歩道をさらに進んでいくと、新戸会場が見えてきます。

新戸スポーツ広場が「相模の大凧まつり」メイン会場となっています。

鯉のぼりも舞っています。


模擬店も並んでいます。


鯉のぼりと大山


最も大きい8間(14.5メートル四方)の大凧は修理中でした。

128畳あるそうです。


小さめの大凧もあります。


妖怪の絵柄もありました。


のぼり


再び土手に行き、隣の勝坂会場へ向かいます。
土手から見る新戸会場の様子。


すぐ隣の勝坂会場の凧。

アップで

正面から

いろいろな関係団体が記念撮影をしていました。

この付近の相模川の土手は、芝ざくらで有名です。


しばらくどこかの会場で凧が上がるのを待っていました。
なかなか上がらないと思っていると、新戸会場で4間の凧を揚げる
というアナウンスがあったので行ってみました。

風待ちです。
揚げる準備ができると、グラウンド内は立ち入り禁止となり、
ロープの外に出なければなりません

風が入って浮き上がると、ひもを持った人たちが走ります。

ここまで揚がったものの、

引手が走るスペースが無くなったため失速しました。
揚がっていた時間は40秒弱でした。

同じ凧で再度挑戦。
別の角度から。

走る!走る!
でもやはり走るスペースがなくなり、ここまで揚がって失速。


そこそこ風があったと思いましたが、アナウンスの内容によると、
風速2~3メートルでは揚がらない。
大凧になると10メートルを超える強風でないと揚がらない。
とのことです。

先ほど「(訪問時間が短く)少し物足りない内容となってしまいました。」
と言ったのは、凧を揚げる準備と風次第で、待ち時間が多いことから、
ゆっくり時間を作って訪問した方が楽しめる。という意味です。
じっくり待って楽しむお祭りということを実感しました。

2016年に訪問した際は、大凧が揚がりました。
2016年の様子はこちらでご覧いただけます。