続きです。今日は、
チェックリスト500
335〜337【食生活と栄養管理】
338〜340【薬剤管理】
341〜345【在宅医療管理】
【食生活と栄養管理】重要度:高
・栄養・食生活アセスメントに必要な情報には、食事調査、身体計測、生理・生化学検査の結果などがある。
・肥満の場合の食事療法は、低エネルギーにして、栄養素の必要量を確保することが大切である。
・糖尿病で肝炎を合併している場合には、エネルギー総摂取量を制限しつつ、たんぱく質をやや多めに摂取するようにする。
【薬剤管理】重要度:中
・薬剤管理指導は、薬剤の効果の適切な把握、副作用の未然防止・早期発見などを行い、薬剤の適正使用の推進を図る。
・薬剤を併用する場合は、相互作用に注意する。
・降圧剤の副作用には、めまい、ふらつき、起立性低血圧等があるため、降圧剤を服用中の高齢者は、薬の作用により転倒しやすくなる。
【在宅療養管理】重要度:高
・在宅での導尿の際は、無菌操作で行う必要がある。
・人工呼吸器を装着したままでも、在宅ケアを継続することは可能である。
・気管内挿管の際は、経口より経鼻の方が患者の負担が少ない。
・在宅酸素療法を導入することによって、慢性呼吸不全患者のQOLが向上し予後が改善される。
・在宅酸素療法の酸素濃縮器の取り扱い上、火気に注意する。