続きです。
【厄難(やくなん)】について
たとえば一年先に大きな難事が迫っている者、
これが明らかに見えている者であっても、
その時から食の厳重な慎みをはじめると、
逆によき年となり、
思わぬ吉事にも出会う。
こういうこともまた多いのだ。
「修身録」第一巻自序
厄年の大きな難があると見えていても、
日頃から食に驕ることなく、
またその量を厳重に定めている者は、
かならず厄難から逃れるものだ。
しかし強食を続けている者、
量にも不同があるといった者は、
厄年の障りから逃れられないことを知っておくべきだ。
これを免れるためには、
厄のはじまる三年前より、
おのれが頼る神仏を、
あらためて厄の神だと信じて頼り、そして祈るがよい。
「修身録」第一巻四十九
これには方法がある。
あなたが食べるご飯から半椀を減らし、
これを厄の神に献ずる。
三年後にはじまって三年続くであろう罪を、
それまでの三年の内に滅ぼしてしまうのだ。
厄の神に献ずるといっても、
別の椀を用意するには及ばない。
三度の食事のたび、
膳を前にして心中に祈るがよい。
この半椀を献じますと。
あなたはなお食べたいという欲から離れ、
慎みをもって半椀を食べることをせず、
その分を減らしたことにすればよい。
食事をする時はすべからくこのようにして、
たとえ少しでも厄の神に食を捧げるならば、
疑いもなく厄の難を免れることであろう。
またこのようにして三年の祈りを続けたならば、
貧なる者は福へと変じ、
短命の者も長命を得るのである。
「修身録」第一巻四十九
(感想)
なんのことはない。
献じるつもりで普段通り
「いただきます」
と言って食事をいただけばいいんだね。
「小食」になれば、
「節約」「倹約」にもつながるので
貧なる者が福へと変じる道理も分かりますし、
腹八分で「短命」の者も「長命」を得る道理も分かります。
物価高の昨今、
とても参考になる実践的な【南北】さんの教えだと思います。
どなたかのご参考になれば幸いです。
台風21号「コンレイ(光線王)」
の動きに注意します。
24時間震央分布
大きな地震・噴火に注意します。
昨日は「新月」でした。
注目して備えていれば、大丈夫になる!(本当の「最悪」を免れる意味です。)
今日も「防災意識」と「大地への感謝」「水への感謝」「水分・ミネラル補給」を忘れずにお仕事頑張ります。
最後まで読んでいただいて有難うございます。
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