続きです。
【薬】について
人は食によって成り立つ。
たとえどんな良薬をつかったとしても、
食なしにいのちを保つことはできない。
それゆえ人にとって本当の良薬とは食なのだ。
『修身録』第一巻序章
・調理が正当であっても、山のように食えば腹をこわして病気にもなるのだ。
・調理がまちがっていても、食べるのがすこしであるならば、大いに心身を養う。その徳はあたかも良薬である。
(『修身録』第三巻二十六より一部抜粋)
この節では「発酵」についても触れらていて、
注目すべきは、
・多少おかしなものを食べてしまったとしても、
・少量であるならば、
・腹はこなしてくれる(消化・解毒)
摂取する量に比べて
唾液や胃液などの消化液の量が
十分である場合とそうでない場合と、
どちらの方が細菌など感染に対してより優位に働くかは容易にわかること。
小食を心がけるものは「感染症」などにも強い!