三脱の教え
初対面の人とも
身分に関係なく
おつきあい
初対面の人には、
年齢
職業
地位
を聞かないというルールが江戸にはありました。
「三脱の教え」とは、
見た目や職業で人の価値を決めないという教え。
「士農工商」という身分制度がきっちりしていた時代でありながら、
まちの人々の間には、対等に付き合えるようなマナーがあった。
(感想)
老子の「道徳教」第1章がまさにこれですね。
ネームバリューに誤魔化されないで「本質」をみる。
「士農工商」
って、身分制度ではありながら、
他国の身分制度と全く違うのは、
差別
ではなく、
役割分担
というところ。
今は、
多様性!
多様性!
と言いながら、
多様性もどきの法案などに反対する者を
「人でなし」と差別してしまっているような気がします。