続きです。今日は、
チェックリスト500
465〜467【援助困難事例への対応】
468〜472【社会資源の活用】
【援助困難事例への対応】重要度:中
・援助困難事例においてサービス提供機関が援助困難だという理由でそうした人々の援助を避けたり後回しにしてはならない。
・援助者側から積極的に問題を発見し、援助の手を差し伸べることをアウトリーチという。
・自尊心が傷つき、敗北感を抱えた人に対しても、その感情を受容捨とともに、本人が現実と向き合い、自ら自分の環境に働きかけることができるように、支えていくことが必要である。
【社会資源の活用】重要度:中
・地域社会において、要介護者等に提供される社会資源は、行政、法人等を中心としたフォーマルな分野と、家族、近隣、ボランティア等のインフォーマルな分野に分類できる。
・インフォーマルサポートは、一般的に柔軟性があるが、安定性や供給性に乏しいという特徴があり、フォーマルサービスは、一般的に安定性や供給性に優れているが、柔軟性に乏しいという特徴がある。
・介護支援専門員は、利用者に対し、フォーマルサービスとインフォーマルサポートを適切に組み合わせて、効果的なサービスを提供する。
・介護支援専門員には、要介護者等自身の能力・資産・意欲といった内的資源を活用することも求められている。
・フォーマルなサービスは、利用者の情緒面での支援にも貢献できる。