先ほどの92歳の田中さん、持病をお持ちだったんですね。
ますます凄い!
(2020年の記事より一部抜粋です。)
「2004年に帯状疱疹(ほうしん)を患い、治療に1年半もかかって激痛が治まった途端、今度はジョギング中に心臓をわしづかみにされたような痛みが5分間ほど続き、翌日も同じ症状が現れました」
この人でさえ完全無欠の体でないなら、世界記録は無理でも、高齢者もスポーツを楽しめそうな気がしてくる。
「紹介されて受診した先生が偶然、陸上経験者でした。検査の結果、『軽い狭心症。手術は不要だが薬を朝晩服用すること。大会の後には体調を報告すること』という約束で運動再開の許可をもらいました。以来、全幅の信頼を寄せる主治医です」
その後も故障は起きた。岩手県でのアジア大会はアキレス腱(けん)を痛めて出場を断念。オーストラリアでの大会では100メートルに優勝しながら、200メートル、400メートルは棄権。だが四つの世界記録は80歳を過ぎてから樹立した。
「体のケア不足ではないかと自問し、ストレッチをより入念に変えました。この4年間は痛みゼロ。大病の人はいけませんが、持病があってもきちんと管理して運動した方が生き生きと暮らせますよ」
(感想)
しかも
かつては「愛煙家」だったそうです。
今からでも
体調管理、遅くない。