【大雪山国立公園・旭岳情報】朝の雲とハロ現象

【日付】2022/6/7（火）
【場所】旭岳・姿見の池園地
【天候】晴れ
【気温】11℃
【風速】4m/s
【積雪】90㎝

今日も旭岳は晴れ。

朝から山の周りに、シュッシュッと掃いたような雲が広がっていました。

上空の空気の流れが速い時に見られる雲なんだとか。

見上げれは太陽の周りに虹色の輪っか、ハロ現象（「日暈」ひがさ）というようです。

これが見られると天気は下り坂になるようです。

参照：　https://weathernews.jp/s/topics/201604/180025/

巻層雲が見られると「ハロ」が見られるということで、この朝の雲は「巻層雲」だということがわかりました。

https://www.youtube.com/watch?v=SrevwnlQaPc

 

姿見展望台から眺める旭岳側と

駅舎側

なるほど、3時間ほどで、だいぶ雲が増えてきました。

雲の流れで天気が予測できれば、生活の上でも役立ちますね。

今後も景色を眺めながら、空の様子も観察し雲の種類も覚えていきたいと思いました。

（今日覚えるのは一つだけにしておきます。）

 

さて、お花の話を少し。

姿見展望台周辺には、少し時期の早いエゾコザクラが咲き始めています。

昨日は３株見つけたのですが、どれも植生保護のロープ内で、写真を撮るには少し遠かったのですが、

目の前でしゃがんで撮られる株を発見できました。

思わず近くにいらっしゃった方に写真の撮影をオススメしてしまいました。

残念ながら風でゆれてピンボケの写真しか撮れていませんでしたが、ピンク色の鮮やかな花に元気をもらいました。

晴天が続いて雪解けが進み、初夏に咲く花の種類と数が増えています。

下の写真はキバナシャクナゲです。たくさん咲いてきました。

お花と景色を眺めにいらしてください。

姿見の池園地のことで疑問点があれば、ロープウェイ姿見駅のカウンターでお待ちしております。

旭岳自然保護監視員：宮原