ホアキン・フェニックス久々に見たけど 渋くなったー!
ビジュアルカットとか 映画の裏話はちょくちょく見たり読んだりしてたのに
本編は中々見れずいた...
でもある意味 そのおかげで裏話の説得力がついた
「ああ このシーンがホアキンがアドリブで入れたヤツか」
とか
元々バットマンシリーズは好きだし ジョーカーってキャラもユニークでキャットウーマンと同じくらい好き
前作のヒース・レジャーの怖いジョーカーもジャック・ニコルソンのちょっとコミカルなジョーカーも良き
で
過去のジョーカーとまたひと味違う今回
自分的には すごく人間味のあるジョーカーで誰もがこんな状況になったらありえるんじゃないかっていう共感がもてた
だからなおさら 悲しみや絶望 諦め 怒りとかリアルに感じるし
そういうのが見ていて伝わる演技には やっぱり怪演俳優と言われるのに納得した
歴代のジョーカーは もう怖くて強いサイコ感が出来上がっていたけど
「ジョーカー」ではサイコ感より つい同情してしまうほど完璧な悪役じゃないのが このジョーカーを応援してしまう かっこいいと感じてしまう所なんじゃないかな
あまりどこが どうイイとか
この映画は言いたくないって思うほど 見る人の感受性で受け止めて 楽しんで欲しいな
とにかくおすすめだし
美術的にも家に続く長い階段のシーンは主人公アーサーの姿 ジョーカーに生まれ変わった姿の対比構図が印象的で綺麗
笑い声や踊る姿 細かいところに狂気だけじゃなく哀愁があるのね
複雑な気持ちにさせてくれて 色んなアジがあるって感じ
やっぱりジョーカーは 悪役なのにかっこいいのよ