ご存じの方も多いかと思いますが、私は長男の嫁です。
結婚して1年後には主人の家族との同居生活がはじまりました。
義父、義母、義弟、義祖母との同居です。
同居する数か月前までは、義祖父もおりましたが、トイレで転んだのが悪かったのか、その後1週間ほどでお空へ召されました。
義祖父がいなくなったのが同居のきっかけ・・・。
主人の家は自営業で舅、姑ともに仕事仕事の毎日をおくっていたので
「義祖母は耳が不自由で留守番にもならない。」ということで あれよあれよと嫁の私の気持ちに反してあっという間に同居話がでました。
同居する数か月前に妊娠し、切迫流産で入院した私は、当時結婚と同時に無理を言って転勤させてもらった会社も退社していていましたから、同居と共に私の生活は一転。
今まで足を踏み入れたこともない土地で1年足らずで私は自営業で大家族の嫁になりました。
それはそれは目まぐるしい時間の毎日でした。
朝食以外はほぼ家族全員での食事(時には従業員さんも)
義祖母の病院への送迎+付き添いは週2回 (義祖母は耳が不自由で殆んど聞こえませんでしたから、通院日は付き添わなくてはいけませんでした)
家族全員の洗濯 ・掃除・買い物etc・・・・
妊娠中はともかく産後、小さな赤ちゃんを連れて・・・
子供が小さい間は小さな子供を連れて・・・の義祖母の病院への付き添いは今から思うと本当によくやったなぁ~と思うほど。
病院以外にも義祖母のお友達も一緒に近くの温泉へ送迎したり
買い物に行きたいと言えば義祖母+ご近所のお年寄り数名をスーパーへ連れていったり・・
義祖母が85歳を過ぎたころには、喫茶店に行くと言えば足が弱った義祖母を喫茶店まで送り届け、帰りには喫茶店のマスターから電話をもらいお迎えに。
畑に行くのも畑まで車で送って行ったり、夕方になると迎えにいったり・・・
『 えっ!私って大おばあさん専用アッシー!? 』
てな生活を送ってきたんですね自分でもビックリです(笑)
明治生まれの義祖母でしたから、その頃の義祖母のお友達も車の運転免許を持っている人はいませんでした。嫁ぎ先が自営ということで専業主婦の私への負担は半端ねぇ~もんでしたw
でも、自営もお手伝いしていたんですけどねぇ~ご要望があれば。
なんか・・・
何でも出来てしまう私って損してるんちゃう?
と、今更叫んでみました(笑)
おーっと、同居生活の話を綴ると「渡る世間は鬼ばかり」に続く長編ヒット作が産まれるくらい色々あるので、このへんにしておきます。
話がそれてしまいそうでした(汗)
今日のお題「高齢者ドライバーと家族会議」に入ります。(前書き長っ)
大家族の我が家も今では、子供もそれぞれに独立し
義母と主人と私の3人家族となりました。(SORA家はじまって以来の少人数です)
義母は、今年の12月で79歳。
元気パワー半端ない高齢者と呼ぶには気がひける高齢者!
車の免許も持っていて今でも自分で車を運転します。
大おばあさん(明治生まれ)くらいの年代の方は自動車免許を持つ人は、ほぼいませんでした。
でも、義母の同年代の方を見渡すと・・・
自動車免許を所有している方が結構いらっしゃるんですよね。
因みに実家の両親は、父が仕事をリタイヤしたのと同時に運転免許の更新はやめ
両親2人の生活でしたから、交通の便の良い場所に引っ越ししました。(引っ越しは、大きな決断だったと思いますが・・・)
義母の場合、遠出をすることはなく、ほぼ15分以内のところにしか自分で車を運転していくことはないのですが、ここ数年は厳しく「絶対にお友達を乗せてはいけない!同年代のお友達の車に乗せてもらって出掛けてはいけない!」ということを守ってもらっていました。それに加えて口うるさく「そろそろ運転免許を返納してはどうか」と言い続けていました。
ここ最近連日のように繰り返される「高齢者ドライバーによる事故」のニュース。
何かと考えさせられるニュースです。
我が家でも連日のように食卓を囲んでは、その話題について家族会議をしました。
私の住んでいるところは、田舎で大変交通の便が悪く車がなければ本当に困ってしまうようなところです。歩いて行ける病院はない。最寄の駅までは歩いて30分はかかる。バスは1時間に1本程度・・・。買い物に行くにも車がなければ困ってしまうようなところなんです。
義母から運転免許を取り上げてしまうには、家族にとっても大きな負担であることは間違いありません。でも、事故を起こしてしまえばそれ以上に大変なことになってしまいます。
運転者本人だけで済めばまだしも、他人を巻き込むようなことになりば取り返しのつかないことになってしまうのです。
長男が高校生だった頃、
信号のある交差点で車との接触事故に遭ったことがありました。
息子は自転車で相手は車。
青信号で渡っていての事故でした。
その時の運転者が、まさしく高齢者ドライバー(おじいちゃま)でした。
車にぶつかられ吹っ飛んだ息子でしたが、幸い肋骨にヒビが入った程度ですんだのですが・・
運が悪ければ・・・と思うと本当に怖いです。
運転免許返納を拒んでいた義母ですが、
ようやく「運転はやめる。」と口にしてくれました。
長年、無事故無違反できた義母。
せっかくこれまで何事もなく運転してこれたのです。
人生の終盤に取り返しのつかないことを起こして人生を台無しにしてしまわない為にも本当に良かったと安堵しました。
幸い、義母はご存じのようにスーパー級にお元気なおばあちゃまなので
義祖母の時のように週2回の通院などは無いと思われ
病院への送迎は、滅多にないので有難い限り!
このままスーパーおばあちゃまで頑張ってほしいと願っています。
いずれ私も田舎に住む高齢者!
そして高齢者だけで生活。というのは、これから先増える一方だと思います。
高齢者ドライバー事故対策、とくに田舎の不便なところに住む高齢者に対しての政府の一刻も早い対策をお願いしたいと思います。
本日は、久々に病気とは関係のない記事となりました。
最後まで読んでくださりありがとうございました
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本日も訪問ありがとうございます
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(/_\;)それにしても・・・、SORAさんも術前よりブログ拝見していますが、今こそ笑ってこうして記事にかけていますが、昔は「物を言えない」状況に追い込まれていた時期があったのでは?
・・・会社組織にせよ、同居家庭にせよ、人間関係にせよ、役付け・年齢関係なく
「物を言えない者が一番の犠牲者」
だと私なんかは思っています。自営だと尚ね。・・・貴方の人柄から察するに乗り越えて今に至るまでは相当苦労があったでしょう、お察しいたしますし、尊敬いたしますよ。
この腎臓がんブロガー50代組は皆個々人目を見張る人生の歩み手ばかり、^ ^ 一人一人より学び「手合わせ」願いたいですね(笑)。
「力強い」だけではなく「しなやか」な物腰も人生には大変大事と貴女のブログからそう心得ました。こうして知り合えた幸運に感謝いたします。
・・・さて、gooブログに中々立ち入れずごめんなさいね。アメバと俺のガラケの特性から中々行き来が自由でありません。gooブログにも籍を置こうかな?
^^肺の結果良かったです。コメント書きながら寝てしまってここでコメントと相成ります。でもよかった!
また来ますね、同居戦友SORA殿、貴女の人生に敬礼10秒!!
今回の「病気とは関係ない」記事も貴重で読み応えがありました。
SORAさん世代で 3~4世代同居をされた方は、
かなりレアーだと思います。
SORAさんの 屈託ない総天然!色(笑)の記述も、
masahiroさんの思いっきり繊細な観察&推察記も(笑)、
いずれも ふむふむ、なるほど、へぇ~っと…読ませて頂きました。
亡くなった私の父は、80代半ばに免許証を返上し廃車しました。
母は猛反対しましたが、私と姉が強引に進めました。
父自身は 運転に自信がなくなりつつあり寧ろ「ホッ」とした」と…。
家族会議で、本人も周りも納得して決められたSORA家の皆さん、
一つの典型となる快挙! だと思いました。
一家にあって SORAさんが営々と築かれた存在感、信頼感も
家族会議に大いに示されたことと思います
「いぶし銀」 のような存在 と言いたいところですが、
そこはやっぱり我らが希望の星のSORAさんですから、
「ぴかぴかに光る」存在感・・・といたしましょう
^^お久しぶりです、デ某さん!相変わらずお変わりないようで。
(=⌒―⌒=)久々にそちらにもお伺い致しますね。宜しくお願い致します。
SORAさん、荒らす気はないので((笑))これにて失礼します。
あっレス無用です。
masahiroさんと私は腎がん仲間であり、親と同居仲間でもあるんですよねぇ~
なんか、凄く褒められてるようで恥ずかしくなりますぅ~~~
masahiroさんが時々綴る「家族内戦争勃発!」いつもmasahiroさんは、凄いなぁ~って感心しまくりで読ませていただいています。
嫁と婿では、違う大変さがあると思いますが
お互いこれからも家庭内が円満に過ごしていけるといいですね
読み応えがあったとおっしゃって頂いて恐縮しています小学生の作文みたいで読み返すと恥ずかしい~~
デ某さんのお父様は80半ばまで運転されていたのですね。さぞ心配された事でしょう・・。
私世代で同居している人は、なかなか珍しいかもしれません。というか、同時期にご近所で同年代の方が何人か同居されましたが円満に同居生活を送っている人は、本当に少ないです。同居したものの上手くいかずに若夫婦が家を出たり、同じ家に住みながら家庭内別居状態の人も多かったり・・・・
違う世代が一緒に円満に生活するには、お互いがいたわあり合う気持ちを持つことを大切にしないといけないし、忍耐も大いに必要!それが難しいところなんですがw
職場では、私の同居生活の話あれこれを聞いた人からは手を合わせられます。(笑)
いぶし銀とは恐れ多いお言葉です~~
ピカピカ!これまた身にあまるお言葉~~
大家族は大変なことが多いですけど、賑やかで楽しいことも沢山ありますから、これからも出来るだけみんなが笑顔で過ごせるといいなぁと思います。