1967年(昭和42年)の、今から数十年前の小生が初めて海外旅行を
体験した昔話をブログ紹介します。それは会社の仕事で
「USA-SFO長期出張で二か月間」の海外滞在でした。
当時は「$が¥360の時代」でしたので、個人での海外旅行などは
金持ちか、業務での旅行でした。小生も会社に入社して初めての
長期出張命令でした。当時は社宅住まいで、妻子を残して海外に
長期出張は心配でしたが社命の指定人事なので承諾しました!!
パスポート申請から、アメリカ大使館にビザ取得まで行い
予防接種もして準備完了!! $ドルに両替や支度金で背広の
新調も出来て同僚二人と当時の国際空港「羽田空港」に行く~
当時は飛行機もDC-8が「ハワイ経由でSFO行」で米国には直行便は無く
HNLトランジット(給油で立ち寄る)旅での「長距離移動」の出張でした。
このDC-8機でハワイまで行き、給油の為にHNL空港で
「トランジット扱い」で乗り継いでSFO空港に行く~
通過客は空港からは出られず、時間調整するのみ~
折角ハワイに到着したのに、空港内で乗り継ぎ調整で
時間待ちのトランジットルームで我慢のSFO出発待ち待機
ハワイに到着してもトランジットルームで搭乗待ちのスタンバイ状態
HNL空港を後にして機内では「日付変更線」を超えると、
機長からの案内放送!! 記念品の版画の証明書が貰えました
(棟方志功作)長時間のE/C席は退屈でしたが気分は高揚!!
乗り継いでSFO空港に、無事到着!!
長時間飛行で乗り継いで、やっとサンフランシスコ
空港に到着して入国審査~当時の税関は非常に
厳しくて大変でした。入国手続きまでの苦労を
終わり、出口で現地スタッフの出迎え~
$360時代のホテル料金は高額で、オマケに長期滞在者は
安宿に滞在する宿泊宿(高級?モーテル)に、
スタッフが案内して同行6車線のフリーウエーを高速で
走行~アメリカの偉大な事を感じた
市内に近い「サンマテオ」に到着後、モーテルにCK-IN
手配済ませて明日からの業務引継ぎ等を説明され
生活上の注意もされた。立派な高級モーテル
(長期滞在者専用宿)でホテルの半額で宿泊した。
翌日は現地スタッフの案内で、関係先&仕事場&通勤
方法の説明後~市内観光に大型車でドライブ観光
しました。
市内観光はもちろん「ゴールデンゲートブリッチ」
など近辺のの観光地を案内されて、滞在中の
参考に成りました。
初めてケーブルカーを見て興奮し、何度も乗車した~
翌日から仕事を開始!! 前任者から業務を
引き継いで仕事を開始したが、ブロークン
イングリシュで片言の会話に苦労も仕事の
コツを掴んで、その後の二か月間を乗り越えた
滞在生活に余裕も生まれて休日には市内観光も
楽しむ!! 近所の大型モールには、連日食料品
確保(自炊用)で通ったが?但し、$の支払い、
小銭の計算&TAX(消費税)を理解するまでの
買物には苦労の連続(カード支払い無い時代)
帰国日が迫り、連日土産物買いに走り回った~
滞在中は何度もフィシャーマン海鮮料理店に行った
美味しい蟹や海老料理を満腹に食べた~
買物の際は当時のケネディコインを会計時に
探して収集し、数多く帰国時に持ち帰った~
娘には「喋る人形」を、奥さんには当時流行の
「ステンレス製鍋セット」&「USA製のタオルセット」等
小生は「皮ジャンバー」を会社同僚にも色々?
「カルホルニア.オレンジ」大箱を植物検疫して
数箱土産で持ち帰りました。
初めての「海外旅行」も無事に終了したが、この経験は後日に数回行われた
家族との「西海岸旅行」では非常に役に立ち「初心忘れず」数十年前の旅行も
思い出の旅でした。
その後海外旅行も自由化されて、経済発展の象徴となり「海外旅行ブーム」が
訪れる前の、旅行記でした。人生で世界中を飛び回れる、観光も含めての
幸福をスタートさせた「初めての海外旅行」の体験談でした。
***** 若き日の体験談をブログに ****