発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4778.~お楽しみがあれば~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「工作だけやりたい!」(8月7日)

おはようございます。Elephas 花小金井教室の鹿間です。

書字に少し抵抗がある小学生のTくん。

講師が「さあ、今日の勉強を始めますよ」と声をかけると

「えーいやだー!工作だけやりたい」、

「今日の授業の予定が全部終わったら工作の時間だよ」、

「じゃあ急いで勉強終わらせなくちゃ」というやり取りがルーティーンになっています。

講師が国語のワークを読み上げると落ち着かない様子でソワソワ。

でもちゃんと講師の声を聞いています。

「ここはなんて答えたらいいかな?」と問いかけると、

「~だと思う」と答えます。

すると今度は自分から、

「次の問題はね・・・」と残りの問題に取り組み解答欄に記入していきます。

書くのが面倒であまり好きではない計算はアプリを使って進めていきます。

講師が「ここは繰り上がるから・・・」と操作していくと

「ここに“1”っていれるんだよね」と楽しそうに画面をタッチして計算をしていきます。

「この算数の文章問題のプリントで今日の授業は終わりだよ」と講師が言うと、式を立て、

先程アプリで練習した通りに繰り上げの計算を自分で書いて解いていきます。

「約束通り、今日の勉強の予定は終わったので、後は工作の時間ですよ」と声をかけると

「やったー!今日は何を作るの?」と元気な返事です。

今日も素敵な作品が出来上がりそうです。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

工作やアプリでの学習、Tくんは、お楽しみで1時間の学習が成り立っているようですね。でも、それで全く問題ありません。それでいいのです。でも今日のブログを追ってみると、国語も、算数も、楽しんで行っていることが伝わってきます。出だしは講師が誘導しながらも、少しすると自ら問題に取り組んでいますね。教科学習自体の面白さも既に分かっているようです。教科学習を終えた後の工作は、充実感も加わり、一層楽しめたことでしょう。

 

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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