醜女の舞

高崎の伝統芸能＜神楽の集い＞が昨年の秋文化会館で開催された時の場面です。

上野国一社、八幡八幡宮太々神楽の、醜女の舞が特に印象に残りました。

姉妹とミコトの思いが違った為にとんでもないこととなりました。

しこめの舞は舞の途中で嫉妬に狂ったイワナガ姫が鬼に早代わりするところです

２５４年前に能形式を取り入れた舞ですが、今でも頷けるストーリーですね。

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醜女の舞

イワナガ姫の思いを寄せるミコトは

妹姫に恋心を抱いていることが分かっていても

諦められずにいたが

醜女の舞

イワナガ姫が若いニニギノミコトに恋心をいだき

言いよって見たが？

醜女の舞

再三言いよるがニニギノミコトは振りきません。

醜女の舞

姫は鬼となって襲いかかろうとするが

醜い女

鬼となった姫の振る舞いを戒めるが

醜女の舞

姫のあまりに見苦しき振る舞いに見かねて

そこえ武将のオオヤマズミが現れて、これまでと

立ち居振る舞い勇ましく決起す。

醜女の舞

鬼となったイワナガ姫を不憫であるが退治しなければならなかった

鬼は＜心の中に＞いるのかもしれません、その思いが強ければ尚更です。