極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

おそ松くんベストセレクション 赤塚不二夫作 ちくま文庫

2016-04-12 19:04:43 | コミック
おそ松くん ベスト・セレクション (ちくま文庫 あ 34-3)
赤塚 不二夫
筑摩書房



 私は世代的には「天才バカボン」です(笑)
「おそ松くん」は1962年~1967年にかけて少年サンデーに連載され、「天才バカボン」は「おそ松くん」の連載が終わってからライバル誌であった少年マガジンに連載されました。ちょうどこの頃のマガジンは「巨人の星」と「あしたのジョー」が連載されていたので、私は叔父の買ってたマガジンを読んでいました。

 「おそ松くん」の場合はどちらかと言うと1966年から放送が始まったアニメ版の方でしたね。私はまだ幼稚園の年長さんでしたが(笑)ごたぶんに漏れず私も嫁も「シェー!」の写真はあります(笑)

 つい先日放送が終わりましたが「おそ松さん」が大ブームで、我が家にも一人「おそまつ女子」がいますが、私もアニメをちらっと見たところ、6つ子のキャラが凄く立ってて、オリジナルのおそ松くんとの差をすごく感じましたが、なかなかおもしろいものでした。

 今日紹介するこの本はちくま文庫によるオリジナルのおそ松くんのベストセレクションです。昭和・・・それも日本がイケイケだった昭和37年(1962年)から昭和43年(1968年)のほんとうの意味での「戦後昭和」が描かれています。今巷間で「昭和」とよく言われますが、あれはどう考えても昭和50年60年代の話なんですね。東京オリンピックの1964年など、私ですら覚えていません。1970年の万博はもちろん覚えていますが(笑)

 古き良き昭和を懐かしむのにはもってこいの一冊ですが、全く面白くないのがとても残念です(爆)←それを言っちゃダメ!(笑)

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