極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

影の車 (1970) 98分

2008-08-18 20:15:10 | なつかシネマ
影の車

松竹

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 旅行案内所に勤める浜島幸雄は、ある日偶然に幼なじみの小磯泰子と再会する。浜島は既婚者で、一方の泰子は数年前に夫を亡くし、6歳の息子・健一と二人暮らしだった。やがて浜島は泰子と結ばれるが、自分になつかない健一の存在が気になり始める……。


 DVD ★★★☆

 1970年の作品ってことで、ずいぶん古い感じがします。当時の造成中のニュータウンの雰囲気がよく出ているし、当時の風俗もよく描けてて懐かしい感じがします。

 で、なんといってもこの映画の8年後の「鬼畜」では妻に岩下志麻、愛人に小川真由美なんですが、この映画ではギャクのパターン(笑)それがすごくおもしろかったです。もっとも先にこの映画で、あとの「鬼畜」でのキャスティングで逆にしたんだろうなぁって感じなんですが。しかし、岩下志麻の色っぽい事色っぽい事(笑)

 回顧シーンをソラリゼーションで処理した映像がなんとも味わい深く、ひと目見てわかるようになっているのがおもしろかったです。

 お話自体は単純なんですが、それを100分近くの映画にするって・・・原作と脚本と監督の力ですね。

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