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光熱費の節約方法 3つのNG行動

「冬の光熱費が高い人」が無意識にしがちな“3つのNG行動”



2024/12/01 08:00 (saita)

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。いよいよ冬本番が近づくと、光熱費が気になりますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、冬の光熱費が高くなりがちな人のNG行動をご紹介します。

(NG1)一度にたくさんの暖房を使いすぎる

冬場の光熱費が高い人は、寒さをしのぐためとはいえ、一度に使う暖房が多すぎることもありますよ。

床暖房に電気カーペット、エアコン……とたくさんの暖房をあちこちの部屋で一度に使用していると、当然冬場の光熱費はビックリするような金額になってしまいます。

もちろん、光熱費の節約のために、寒くても暖房を控えましょうということではありません。冬場の光熱費が高すぎると感じるなら、家族それぞれ別々の部屋で暖房を使うのをやめ、リビングだけの暖房で済ませる時間帯を作り、同時に稼働させる暖房の数を減らす工夫をするのはいかがでしょう。寒いときに暖かい衣類を用意して、暖房を少しだけ弱めにするなども効果的ですよ。

(NG2)いつもの習慣で行動する

今日は冬場にしては暖かいなど、日々の気温によっては、暖房がいらない日や弱めでも大丈夫な日もありますよね。

光熱費が安い人は、このような気温差によって、暖房を強くしたり弱くしたり、衣類の種類を工夫したりといった調節を行うものです。一方、光熱費が高すぎる人は、このような調節はあまりせず、朝起きたら温度設定を見直すこともなくすぐに暖房をつける、長時間の外出でも暖房を消すのを忘れて出かけてしまうなど、暖房の設定温度や稼働時間に注意を払わない人も見られます。

ついいつもの習慣でピッとするだけでなく、その日の気候に合わせた調節を行い、暖房をフル稼働させる時間を調節できると、光熱費も減らせるはずですよ。

(NG3)ガス代は気にしない

冬場の光熱費と言えば、エアコンなどの電気代と考えがちですが、意外と高くなりやすいのがガス代です。

ガスを使った床暖房の利用頻度が高すぎたり、お風呂の追い炊き機能を使う回数が増えたり、洗い物をするのにお湯をつかったりすることで、冬場のガス代がうなぎのぼりになることも。

電気代だけに目を向けすぎてしまい、ガス代の上昇に気がつかないようでは本末転倒です。

お風呂に入る時は、家族で続けて入るようにすることで追い炊きや保温する時間・回数を減らす、洗い物をする際の温度を低めに設定するなど、光熱費が高すぎることが気になるなら、ガス代の節約にも忘れずに目を向けましょう。

冬の光熱費に気をつけて

最近は、以前と比べると、冬の光熱費も値上がりしていると感じることが多いものです。

以前と同じように無意識に過ごしていると、知らないうちに冬場の光熱費が上昇することにもなりかねません。

無理な我慢は禁物ですが、冬場の光熱費が気になるなら、まずは無理のない範囲でできることからはじめましょう。

あき/家計簿&家計管理アドバイザー

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