黒酢の効果
黒酢を毎日継続的に摂ることで、肥満気味の方の内臓脂肪を減少させる働きがあることが科学的に証明されていたり、血中中性脂肪を下げる作用があることも確認されています。
効果的な「酢」の摂り方
「黒酢なら1日の摂取量は自分の体重×0.5㎖。体重50㎏の人なら25~30㎖が目安です。飲むときは5倍以上に薄めてください。ストレートで飲むのは胃を荒らすのでおすすめできません。このとき気をつけたいのは、炭酸水で割らないこと。というのは、炭酸はカルシウムや鉄分と結びつき、体内に吸収できなくなるから。飲むなら水で割ったほうがいいでしょう。
また、脂肪の消化吸収を助ける効果もあるので、食事と一緒に摂るのがいちばんです」
さらに最近では、酢酸は血管の細胞に作用して、一酸化窒素を作りだす酵素を活性化する可能性もあると考えられている。一酸化窒素は血液をサラサラにする作用があることがわかってきた。
「血液がサラサラになれば、末梢血管まで酸素が送られるので、冷えも改善される。血液循環がよくなれば、新陳代謝も促される。このように、酢を摂ることで、結果的にさまざまな病気の予防になるのです」
黒酢をきかせた簡単レシピを紹介
「れんこんの黒酢きんぴら」
「れんこんの黒酢きんぴら」は調理時間5分で完成するメニュー。れんこんは3㎜の厚さのいちょう切りにし、水にさっと放してからざるに上げて水けを切ります。フライパンにごま油を熱し、赤唐辛子とれんこんを投入。れんこんが透き通ってきたら、しょうゆ、酒、みりん、砂糖で味つけして汁けがなくなるまで炒めてください。仕上げに黒酢を加えて炒めれば完成。お弁当のおかずにも重宝しそうですね。
「手羽先の黒酢しょうが煮」
「手羽先の黒酢しょうが煮」。鍋に手羽先と生姜の薄切り、水、黒酢、醤油、砂糖、塩を入れて煮立てます。アクを取ってふたをしたら弱めの中火にして、途中上下を返しながら約15分煮ましょう。フタを取って強火で1~2分、汁けが半分くらいになるまで煮詰めたら出来上がり。青ネギのせん切りを飾れば、彩りのアクセントになりますよ。
ピーマンと豚肉の黒酢炒め
黒酢のこっくりとしたうまみで、ご飯がすすむ炒め物。塊肉ではなく豚こまを使うので手軽です。
材料 (4人分)
・ピーマン 4~5コ
・豚こま切れ肉 150g
【下味】
・酒 小さじ2
・しょうゆ 小さじ1
・塩 少々
・こしょう 少々
・かたくり粉 大さじ2
・生しいたけ 2枚
・にんじん 1/4本
・ねぎ 1/2本
【黒酢たれ】
・にんにく (みじん切り) 1かけ
・黒酢 大さじ4
・砂糖 大さじ3
・しょうゆ 大さじ1+1/2
・みりん 大さじ1
・水 大さじ1
・かたくり粉 大さじ1/2
・サラダ油 大さじ3
つくり方
1 豚肉に【下味】の材料を合わせてからめておく。
2 ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を除き、縦に細切りにする。しいたけは石づきを除き、薄切りにする。にんじんは皮をむいてせん切りにする。ねぎは斜め薄切りにする。
3【黒酢だれ】の材料を合わせておく。
4 フライパンにサラダ油大さじ3を熱し、1の豚肉を少量ずつつまんで小さな塊にして入れる。時々返しながら3~4分間、カリカリになるまで焼き上げ(こま切れ肉をまとめて塊にすると、塊肉を使った場合よりたれがからまりやすい)、一度取り出す。
ポイント
こま切れ肉をまとめて塊にすると、塊肉を使った場合よりたれがからまりやすい。
5 4のフライパンに2の野菜を入れて色よく炒める。油が全体に回ったら豚肉を戻し入れ、3を加える(コクのある黒酢を使ったたれを、仕上げにサッとからめる)。たれがからまったら、でき上がり。
ポイント
コクのある黒酢を使ったたれを、仕上げにサッとからめる。
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