神功皇后の伝説が残る九州屈指の古湯。江戸時代には宿場町として栄え、現在は「日本三大美肌の湯」として知られています。
九州屈指の古湯・嬉野温泉。神功皇后が戦いの帰りにこの地に寄ったところ、傷ついた羽根を川にを浸していた白鶴が元気に飛び立つ様子を見て負傷した兵を川に入れると、そこには温泉が湧いていてたちまち傷が癒えたといいます。そして喜んだ皇后が「あな、うれしいの」と言ったことが、嬉野の地名の起源と伝えられています。
江戸時代には長崎街道の宿場町として栄え、出島のオランダ商人が立ち寄ったことから外国人にもその存在は知られていました。シーボルトの「江戸参府紀行」にも嬉野温泉の記述が残っています。泉質は炭酸水素塩泉。入浴後に肌がつるつるになることから「日本三大美肌の湯」といわれ、女性を中心に人気を集めています。
嬉野温泉の泉質・効能
島根県の斐乃上温泉、栃木県の喜連川温泉と並び、「日本三大美肌の湯」と称される嬉野温泉。ナトリウムを多く含んだぬめりのあるお湯が皮脂や分泌物を乳化して洗い流し、湯あがりにはまるで一皮むけたようなつるつるの肌になります。飲用にも適しています。
嬉野温泉へのアクセス
〒843-0301佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙
電車 佐賀空港から車で約1時間、JR武雄温泉駅からバス約30分、嬉野温泉バスセンター下車
自動車 嬉野ICから車で約5分
嬉野観光ホテル大正屋
“日本三大美肌の湯”嬉野温泉を湯めぐりで満喫できる宿
大正14年創業の「大正屋」は、嬉野温泉街の中心にありながら、杉木立に囲まれた閑静な湯宿。
大正14年創業の「大正屋」は、嬉野温泉街の中心にありながら、杉木立に囲まれた閑静な湯宿。
“日本三大美肌の湯”のひとつ、嬉野温泉の自家源泉を有しており、男女2ヵ所ずつある大浴場や、客室の内湯でたっぷりと堪能できる。大浴場は、湯船を囲むように緑が植えられたり、人工滝が流れる日本庭園を間近に望めるなど、まるで露天風呂のような趣。
宿泊ゲストは「大正屋グループ」の宿「湯宿 清流」と「椎葉山荘」の温泉施設を自由に利用できるので、湯めぐりを存分に満喫したい。
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2276-1
TEL 0954-42-1170
電車:JR佐世保線 武雄温泉駅からJRバス嬉野温泉行で約20分(最終)
車 :長崎自動車道 嬉野ICから約5分
総部屋数 75室
チェックイン15:00 チェックアウト11:00
基本料金 19,000円(税別)
お風呂情報 露天風呂、大浴場、温泉
嬉野の温泉水で豆腐を炊いた「温泉湯どうふ」は、トロトロとした食感が人気の名物グルメです。嬉野温泉の旅館やホテル、レストランで味わうことができます。そして日本有数のお茶の産地・嬉野では日本茶はもちろん、最近は和紅茶が「渋味が少なくおいしい」と注目を集めています。
温泉街の中心部にある「豊玉姫神社」は、竜宮城の乙姫様こと豊玉姫を祀り、お参りすると肌が美しくなるという「美肌の湯」嬉野温泉ならではのスポットです。そして春におすすめしたいのは「納戸料の百年桜」。茶畑のなかで花を咲かせる樹齢100年の一本桜はまさしく絶景です。
陽光美術館
美しい庭をもつ美術館で目の保養
陽光美術館は、日本庭園の慧洲園を併設する庭園美術館。
肥前陶磁器に大きな影響を与えた中国の唐・宋・元・明・清朝時代の官窯古陶磁器を所蔵している。
佐賀県武雄市武雄町武雄4075-3慧洲園内
JR佐世保線武雄温泉駅からJR九州バス嬉野温泉行きまたは彼杵行きで7分、枯木塔下車、徒歩3分(タクシーでは3分)
TEL 0954-20-1187
営業時間 通年 9:00~16:30(閉館17:00)
定休日 水曜、4・5・10・11月は無休 年末年始は開館
入館料=大人600円、高・大学生500円、中学生以下無料
慧州園セット料金=大人1000円、高・大学生800円
障がい者手帳持参で入館料400円、セット料金700円、団体15名以上は100円引
駐車場 20台 無料
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