ジェゴグ&ダンス
ジェゴクとはインドネシアバリ島西部ヌガラ地方の伝統文化芸能として伝わった太さ20センチにもなる竹で作られる巨大筒打楽器の事。その名は深い、偉大なを語源としています。1年目の竹を切り出し一年かけて乾燥させ最も適した所だけを使い底を残して節を抜き客席側の下半分を削って響きを調節。装飾を施された木の枠組みにつるさた3本の竹筒は長いもので4メートル。2人の奏者が上に乗り2キロほどもあるゴムのバチでたたく巨大な木琴です。ジェゴクを筆頭に小さな十数代の竹製打楽器との合奏が基本となります。ジェゴックは4つの音階を奏で東西南北の方位と色を表し同時にそれぞれに神が宿っています。
ジェゴグの柔らかく伸びのある低音は人間の聞き取れる事が出来るもっとも深い
超重低音を発します。