10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

電子レンジで料理をすることの意味

2019年07月18日 07時03分19秒 | こんなものを見た
令和元年7月16日

焼きそばを作ろうと、具材を近所のスーパーに行ったら、焼きそば用の麺が売り切れだった。
昼食は焼きそば、と決めていたので、しょうがなしにちゃんぽん麺で代用することにした。

うーん。
麺にソースがからまず、あまりおいしくない。(>_<)
やっぱり、適当はよくない...。



リタイアしてやろうと思っていた1つが、料理のレパートリーを増やす、だった。
ネットでも十分教えてもらえるのだろうが、やはり本の方が作りたい料理をじっくり選べ、料理中も簡単に見ることができる。
そこで、近所の本屋に、私でも作ることができるレシピ本を探して見つけたのが、この本。

「syunkonカフェごはん レンジでもっと! 絶品レシピ 」(山本ゆり)

オールカラーで、値段も手ごろ。
初心者にとってもレシピ本は、手取り足取り解説をしてくれている本がありがたく、行程の写真などが豊富な方がいい。
そういう意味では、この本は完成した料理と準備の写真しかないのだが、これでも大丈夫。
なぜなら、レンジだけで作る料理、だからだ。
そのため、基本は耐熱容器に、具材の量と入れ方がわかればよく、この本は入れた写真と入れる順番が材料順に並べており、逆に迷うことがない構成になっている。


正直、電磁波の関係で、レンジだけで料理することには抵抗があり、控えていたが、この本を購入した後に読んだ、Amazonのレビュー(以下)を見て、考え方を変えた。




また、偶然にも、その日の夜に、NHK-BSで放映された「高齢死」のドキュメンタリーの中で、痴ほう症の高齢男性が、部屋の中で、調理器具やレンジで料理をしていたり(多分本人は半分くらいは理解していない)、父親が育てた全盲の娘が、今度は高齢と病気で動けなくなった父親の料理を作っているシーンを見て、考え方を大きく変えさせられた。


どうしても、時短、手抜き料理の道具として見てきた電子レンジだが、身体的な問題を抱えた人には欠かせない料理ツールであることを知らされた。
確かに食べるという基本的な営みを行っていくためには、包丁、鍋、コンロなどが使えない状況にあれば、電子レンジが当たり前に必要な道具であり、必然の調理方法でもあるのだろう。

いろいろな意味で、この本は買ってよかったと思えた。





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