大阪・漢方 『はしか（麻疹）』とは

大阪・漢方　『はしか（麻疹）』とは

アトピー性皮膚炎、掌蹟膿疱症、ニキビ、皮膚科疾患ご相談は無料です。


★どんな病気
麻疹は、最近急激に減少しましたが、今でも時々みかける
病気です。特に2歳以下の乳幼児に多く、約60％を占めています。
「発熱・鼻水・せき」という、かぜのような症状で始まり、
目が充血し、目やにも見られます。
３～４日すると、今度は口の中に細かい白い斑点が出てきます。
1日遅れて、赤い発疹が出始めます。首や顔、胸から始まり、

しだいに全身へ。
その間も、かぜのような症状は続き、子供はぐったりします。
潜伏期は約10～12日。感染力も強く、いったんかかると、

高熱が１週間は続き、気管支炎や肺炎、時には脳炎を合併し、

入院が必要となることも多い病気です。
いろいろな合併症が起こったり、

麻疹そのものが重症化するとしばしば致命的になります。
日本でも年間数万人の患者が発生して

50人近くの子供が亡くなっている怖い病気です。
★感染経路
伝染力が強く、空気感染ですので、
いっしょに遊んだだけでうつります。
★治療
家庭でのケアは、かぜと同じ。
脱水状態にならないよう、水分を十分にあげてください。
ふつうは、発病後6～8日で回復期に入ります。

発疹のあとが茶色になって残りますが、やがて消えます。

10日～２週間くらいで、完全に治ります。
★学校では
熱が下がって、3日を経過して元気があれば

登園・登校してもかまいません。
実際の感染力は、熱の出る数日前から発疹が

出そろう頃までが強いと考えられています。
★予防
１歳を超えれば出来るだけ早く（１歳未満でも流行のあるときや、
保育所などに入園させるときは）積極的に予防接種を受けて下さい。
★その他
こういった怖い病気にも関わらず、

日本での予防接種率は70％台にとどまっています。
先進国の中では低い方で、麻疹輸出国になっています。
（かかったと勘違いしてしまうケースが多いようです）。


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