スカッ子の日記『努力しない毎日!』

私の回りで起こる日々の他愛の無い出来事日記です(誤字脱字は個性)

辛い お見舞い

2012-06-19 01:21:54 | 日常

近所の80歳代の小母さんが、4月に
クモ膜下出血and胸部動脈瘤」の為
昏睡状態で救急搬送され、当初は手術も不可能?
このまま、死ぬのを待つばかり、の状態だったそうです・・・?
誰が?手術を望んだのか?数日後にリスクの高い手術を受けたそうです。
小母さんは、頑固一徹の90歳を過ぎたご主人はいます。
でも、ご主人には認知症も有り、既に老人施設に入所中。
その他には、子供も無く、自分の兄妹とは死別、
親戚付き合いも無しに近い昨今でした。

手術を受けた小母さんは、奇跡的に意識を取り戻し・・・
認知症は無い様子・・・
半身完全麻痺、声は出ない、片目は失明、
今は口の動きで相手に意思を伝えています。
(他人が理解する事が非常に困難)
おまけに、食事は食べられません。

先日、私は遅ればせながら、見舞いに行って来ました。
今まで知っていた、小母さんの姿とは、程遠いい、
痩せた、寝たきりのお婆さんに変わっていました。

おばちゃん!解る?口の動き(わかるよ)
動物が大好きな小母ちゃんに、雛子の写真を見せながら
私の近況を報告したり・・・

何せ、殆ど彼女の言葉を理解出来ず、間が持たない
ただただ、唯一動く右手を握って30分以上
何か欲しいものは?小母ちゃんから8回ほど聞きなおして、
喉の奥から搾り出した言葉が「健康」・・・
それは、無理だね・・・私も持ったことが無いよ・・・
小母ちゃん!何で、こんなになっちゃたの?
(ずっと痛いの我慢していたの)

日に日に弱って行くような?気もしました。
精神的にも落ち込み、気力も無く、今、横向きに寝たきりの、
自分の置かれた状態にうんざりしているに決まってるし。
家族も無いから、見舞い客も殆ど無し。

83歳で倒れ、瀕死の状態で意識も無く
手術が成功したとしても、不自由な身体の間々なら・・・
殆ど親族が居ない小母ちゃんに、本当に手術が必要だったのかな???

元気な頃に、飼い犬のもらい手だけは約束していたおばちゃん。

でも、自分の尊厳死の事(一切の延命処置の放棄)を
法に通用する、遺書として記していなかった小母ちゃん・・・

私は見舞い以後虚しさ哀しさで胸が一杯です。

医学の進歩は時に、苦しみを招きます。

助けた方が良いのか?

医療費がパンク状態の日本!!!

早くこの答えを出さなきゃイケマセン!



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