集団圧力と集団的無知◆増幅された津波や原発の悲劇

集団圧力と集団的無知◆増幅された津波や原発の悲劇


《ポット博士は、かく語りき》

マインドコントロールにおいて

もっとも基本的であり

且つ 効果的な手法の一つとして

【集団圧力】が挙げられるでしょう！

集団圧力とは、一言で述べると

いわゆる「サクラ」手法であります。

例えば、牛を見れば誰しも

それが牛だと判ります・・・

しかし、

周囲の何百万人が「それはブタだ」と言います・・・

日本中の人が「それはブタだ」と言います。

そして間も無く

あなたにも、それがブタに見えてくるのであります。

これは本当ですよ！

嘘や冗談などではありません。

客観的に見ると出鱈目で極めて乱暴で危険な思想を持つ

カルト教団の教えにしても、

その中にドップリ浸かっていると、

その教義のみが真理であると、

本気で思うようになるのであります。

これは、周囲に順応するために無意識に働く

人間に備わった極自然な心理的・行動学的な現象なのであります。

飲食店などで割と常套的に行なわれる

【サクラの行列】や

【サクラによる口コミ】や

【デあい系site等の自作自演】などは、

統べからく この類いに続します。

また集団圧力と並んで【集団的無知】と呼ばれる洗脳手法があります。

これは、一般的には

「どう見ても牛」であるところの生物に対し、

著名な生物学者などを使い

「これはブタである」

との嘘を発表させる・・・

と、一般大衆にとって

それがブタである事が定説となります。

あるいは大統領が国民に対して

「宇宙人が攻めてくる」と公言すれば、

たちまち国中がパニックに堕ちることでしょう。


大東亜戦争など多くの戦争は、マスメディアをサクラに利用したものであり、

集団圧力と集団的無知を使った洗脳と云えるのであります。

日本において危険な原発の建設を推進できた理由は、

【集団圧力】に加えて

【霊感商法】と

認識できない危険度・あんぜん度を他者に依存する

【集団的無知】を利用した

一種のマインドコントロールと云って過言ではないでしょう。

あの大津波を「予想外だった」とトボケる・・・

遡ること遥か以前に奥尻を襲った津波は、

高さ３７mに達していた事は、

当時のマスメディアで、とっくに報道済みであったにも拘らず・・・

高さ１０m程度の堤防で、危険性を感じられなくなった理由・・・

それこそが【集団的無知】であります。

このような様々な洗脳を回避するための最も有効な手段、

それは最初に感じた第六感を指南役にする・・・・・

それら集団に接した後で起る

自身の心理的変化ほど

あてにならないものはない。。。

それよりも、むしろ

最初に浮かんだ感じ～

「５０万円ってぇ！ ボッタクリ詐欺かしら」

「こんな思想を持った集団が巨大化したら危険で怖い」

の方が、より客観的で有効な指南役となり得るのかも知れません。



ポット博士の創造と記憶場