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2024/02/03

2024-02-13 13:51:40 | 日記
回転円の同時刻線が水平ではなく、らせん状であるならば、サニャック効果は定常波になります。実験で確認できるはずです。

関連して、慣性運動で出発点に戻ってくる場合の双子のパラドクス。
どちらが若いかは、時空のつなぎ方や、それぞれの世界線のとり方によって決まります。しかし、矛盾は生じません。
空間1次元、時間1次元の時空を円筒状につなぐと、つないだ系以外の慣性系では、空間軸と時間軸が原点以外で交わります。斜めの帯をつなぐ際に同時刻線がつながりません。この時間差がパラドクスの原因です。(ひとつの事象の時刻は、どちらの方向にまわって考えるのかによって、ふたつになります。)回転円板と異なり、すべての慣性系で光速は不変です。
補足
向い合う双曲線を逆向きに同一視した時空では、前方に出発したロケットは前方から戻ってくる。時空は2層。
回転円板では、時間、長さの定義が問題になる。

2023/12/10

2023-12-10 17:15:06 | 日記
「源氏物語増文解義」という本を見つけました。検索しても引っかからず、よく見ると、四周単辺無界、柱に丁付、版本のような稿本です。

 源氏物語増文解義一 桐壺の巻
 藤原葛満(加藤祐一) 著
 慶応元年霜月 跋
 半紙本 23.1cm
 序4丁 本文35丁
 柱 藤廻家集
 蔵書印 藤廻屋文庫

国書データベースや国会図書館では統一されていませんが、藤原葛満と加藤祐一とは同一人物です。「開港への幕臣旅中日記 よこれき双書15」に記述されています。


2023/10/13

2023-10-13 21:09:10 | 日記
「時間の遅れのパラドックス」について
「演習 相対性理論・重力理論」(森北出版)、アダムとイブの問題。非慣性系では、動く時計が遅れるとは限りません。
円周上に3点A,O,Bをとる。慣性系に対して、Aは静止、Oは一定の角速度ωで回転、BはOと同じ向きに角速度2ωで回転しているとする。Oの静止系で考えると、A,Bは同じ速さで逆方向に回転している。しかし、Bの時間は遅れ、Aの時間は速く進む。
アダムにとっても、イブにとっても、相手の時間はもともと遅れていません。

2023/09/29

2023-09-29 21:21:52 | 日記
整版の「大坂物語」には、家康を呼び捨てにしている箇所があります。假名草子集成で調べると、古活字版で関ヶ原の戦いが加筆された当初からのものでした。将軍でも大御所でもないので、軍記物にならったのでしょう。「三河物語」でも同様です。神格化の進んだ後年、「慶長軍記」や「関ヶ原軍記大全」では、家康公となり、そして欠字も多く見られます。
中村幸彦「大坂物語諸本の変異」で指摘されている、「たいふ公」から「家康」への変更は、假名草子集成では分かりませんでした。「いへやす」(第六種本)と、「内ふ公」(第五種本)「内府公」(寛永整版)の違いはありますが、意図的ではなかったと思います。開版や改版の届けを出さずにすむよう、延宝以降も文面をそのままにしたのでしょう。

2023/09/06

2023-09-09 17:03:42 | 日記
ボルンの剛体について
列車と橋のパラドクスでは、列車が先頭から順次折れ曲がり、短い隙間を斜めに通り抜けます。運動方向を変える剛体が他の慣性系で変形していくのは、同時刻性の違いによります。
ボルンの剛体は、剛体に関する条件であるとともに、他の慣性系での運動や変形のあり方に制限を課していることでもあるのです。