へっぽこ占い師雑記帳

ダイイングメッセージは

私は無名の占い師

今日も暇を持て余し、妄想へレッゴーなのだ

もしも私が迷探偵で、

ワトソン君が火に飛び込む夏の何とかで来てくれたら、話がスタートするんだが…。

来ないのでお題は自ら出す

…トホホ( ×ω× ;)

✩.*˚

玄関先で、主婦がフライパン片手に【うつ伏せ】で、息絶えていたのを帰宅した旦那が発見通報した。

致命傷は鈍器による後頭部殴打。

被害者は抵抗したが滅多打ちされたような痣が見受けられた。

その状況下にあっても血🩸文字



被害者はダイイングメッセージを残すことを忘れていなかった。

数字の7️⃣か

容疑者は4人だ

1️⃣加藤 七瀬 上の階の住人 社会人
2️⃣山田 乙女 下の階の住人 大学生
3️⃣金田 鉄男 大家さん
4️⃣天地 七星 被害者の旦那。趣味は野球。

被害者は天地 こまり 主婦。
最近、算命学を習い始めた。

被害者と容疑者達とは接点はあるものの今ひとつ決定打に欠け、任意でも引っ張れない状況でワトソン巡査長は困ってしまって、ワンワン🐶占い師に泣きついてきた。

説明しよう。
ワトソン巡査長は地方の警察署の地域課の巡査長で所謂、交番のお巡りさん。

占い師は本当の事を言っても恨まれる、厄介な商売なので、定期的に立ち寄って貰って、お礼方々、占っているうちに、ちょっとした事件を持ち込んでくるようになったのだった

「ここへ来たという事は、一見簡単そうな事件がそうでは無かったという事かな」

「そうなんです。凶器は鈍器と断定はされましたが、見つかってませんし、ダイイングメッセージが正直邪魔なんです」




「門前の小僧習わぬ経を読むではありませんが、ここの見回りを兼ねて少しなら勉強していますので、被害者と同程度なアイデアが浮かぶとしたら、この7️⃣が書きかけであったなら…」

算命学で最初に習うのは五行と十干

十干とは甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸。


「数字の7️⃣に見えるこの文字は

を書く途中」

ワトソン巡査長はドヤ顔で言い切る。

「なるほど、然し加害者の中に乙が無いものばかりだった」

ワトソン巡査長は一瞬しょんぼりした表情で項垂れ、力無く続けた。
「乙は加害者が後から付け足し本来のダイイングメッセージから目を逸らす為なら、フライパン!が本来のダイイングメッセージ。庚は金性だから、被害者はフライパンを差して犯人は大家の金田鉄男だと考えたのですが、凶器が出てこないし」

「では一旦、ダイイングメッセージから離れて、算命学で考察していこう。考えられるのは被害者と加害者との間に天剋地冲が成立するか

メモ📝
被害者天地こまりさん
癸酉
甲子
癸卯
辰巳天中殺

被害者の夫 天地 七星
甲戌
戊辰
壬辰
午未天中殺

上の階の住人 加藤 七瀬 社会人
癸酉
辛酉
己酉
寅卯天中殺

下の階の住人山田 乙女 大学生
辛巳
辛巳
辛巳
申酉天中殺

大家の金田 鉄男
癸丑
癸丑
癸丑
寅卯天中殺

━━━━━━━━━━★━━━━━━━━━

「なるほど」
私は心の底から関心した。
それから相手に伝わるようゆっくり話し出す
「被害者の命式には子と卯で旺気刑があるからモテるんだ。今年は後天運でも旺気刑が成立するから意味が強まる。でもこれだけでは〇されないんだ。多分相手の方にも理由がある筈、そこで相手の干支と被害者の干支で天剋地冲という最大級の破壊の作用がある。
で犯人はという前に加害者は非常に頭が切れるから、もうひとつ隠し玉をあげよう。

被害者のフライパンが本当のダイイングメッセージなんだ」

ワトソン巡査長は首を傾げる

「君は十干しか意識が向かなかったのだよ
地支、つまり、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥にも五行がある事を知らなかったのだ」

更に首を傾げる。
メモ📝を渡そう
子⇒水
丑⇒土(土用)
土用とは季節の仕切り
寅⇒木
卯⇒木
辰⇒土(土用)
巳⇒火
午⇒火
未⇒土(土用)
申⇒金
酉⇒金
戌⇒土(土用)
亥⇒水

「では改めて聞こう フライパン=鉄(金)」

やっとワトソン巡査長の瞳に輝きが戻る
「申か酉がある人物が加害者であると
そうなると1人だけ…おっとその前に確認したいのですが、十干の辛も金性なのでフライパンの意味も」

「いや違う 辛は宝石を指すから指輪とか指していないと正確なダイイングメッセージではない」

「そうなんですね」

「で本題なんだが、被害者の癸卯と天剋地冲するのは己酉、そして君の口癖のエビデンスは被害者の手を使って書いたもうひとつのダイイングメッセージはね。被害者の癸は加害者の己と七殺の関係を示していたんだ





加害者は被害者を憎んでいた。

そして我々への挑戦状
犯人は七瀬の7️⃣よと」

「乙と見せかけ本当は7️⃣であり、七殺の関係と犯人自ら告白してくるとは」

「それから君、被害者の夫には壬騎龍背格というミステリアスな格式を持っていて非常に頭脳明晰、プレッシャーに弱く重責に耐えず高跳びしやすいんだ!だからすぐ確保するんだ。早くしないと蒸気のように消えてしまうよ

「身柄確保にも理由が」

「支合というのを知っているかい?」

「いいえ」

「夜の相性を見るんだ 被害者の夫、辰と相性が良いのは酉なんだ」

「酉は被害者と…加害者は加藤七瀬!」

「愛人関係になってると思うよ」

なるほどフライパンでも、7️⃣も全て彼女を指していたのか」
感謝の言葉も忘れて駆け出していく

「やれやれ 陽占図に天貴と天印しかない奴は
周りが面倒を見るのが算命学の約束事なんだ

そして私は午未天中殺、目下には苦労させられる運命なのさ」

以上

命式に表現の星がない奴が頑張って書きました!


もしも私が物書きだったら - へっぽこ占い師雑記帳

若い頃、推理小説に何度も応募して落ちた。今、算命学をやって分かった私には表現の星(鳳閣、調舒)がないないのによく頑張ったよね、私σ(´∀`me)そのお陰かブログを書くこと...

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ここまで我慢して読んで頂きありがとうございますm(_ _)m











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