A-story

私が生きた証

②天使と悪魔

2021-02-08 01:50:00 | 私の話
お母さんが天使で、お父さんが悪魔。
そんな対象的な2人に育てられた私は小学校6年生ぐらいに不安定になった。
もしかしたら小3ぐらいから心はボロボロだったのかもしれない。
とても深く考える子供になったから本当の友達なんていなかったのかもしれない。
仲良い子はいたし、遊んだりはしてたけど。
何だか消極的すぎて嫌われてたと思う。
消極的になった理由はお父さんが関係してた。

それと同時に自分が嫌いだった。
お父さんの血が入ってるってだけで好きになれなくなってたのかも。
お母さんの血より、お父さんの血の方が濃かったら、どうしようとか。

今でも鮮明に覚えてる。
確か小学校3年生か4年生だったような。
お父さんに頬を✊で殴られた事が1度だけあって。
それは確かに嘘をついた私が悪かったかもしれない。
でも✊で殴るほどでは絶対にない。
その頃苦手な友達がいて、遊ぼうと言われて連続で遊んでたし今日は嫌だと思って用事があると断ったのをお父さんが聞いてて嘘をついた、遊んでこいとか言われた。
殴られた後に遊ぶの?
そんなの言葉で言えよ!
私はお父さんからの愛の言葉が欲しかっただけ。
優しい言葉が欲しかっただけ。
さすがに泣いた。
私はお父さんに負けたくないと思うようになって不良とかにはならなかったけど、お父さんに歯向かうようにはなってた。
泣かないって思った!
どんなに殴られても怒鳴られても私は泣かなくなった。
お父さんの前ではね。
影では泣いてた。
お父さんに言われた言葉で嬉しくないと思ったのは「Aは泣かないで偉いな
H(弟)はすぐ泣く」
はっ?
泣いてんだよ後で!
Hは泣く?
悪魔が叩きすぎだからだろ!
普通泣くんだよって思った。
Hの頭をサッカーボール蹴るように、蹴ってたのは私も怖くて守れなかった。
本当は、庇いたかったけど出来なかった。

お母さんは、私がお父さんに殴られてた時、身を寄せて庇ってくれた!
守ってくれた!
だから尊敬してる!
勿論、お母さんも離婚とか考えた!
でも子供2人を育てるのは簡単じゃないし、暴力は毎日ではなかったし、お父さんが離婚届け破ったらしい。
ある意味、私達の大黒柱は精神を支えてくれた、お母さんだと思ってる!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。