暇人クラブ・地図の無い旅

自分の人生暇に任せて、生きて行きたい。

惰性で更新

「凍」を読む!沢木耕太郎著

2012年06月10日 02時58分18秒 | 
山野井泰史をモデルにした、ノンフイクションとは聞いていたのですが、じつさいには余り知らなかったのが本当のことです。

本が出たのは知ってましたが、機会があれば読みたいと思っていました。
この時期の、何かの縁で目に入ったので買うことにしました。
沢木耕太郎氏については、若い時に読んだ物は、代表作かな?「深夜特急」、それと何冊か?読んでいますが、余り覚えてないですが残念、ブログの題名にもなっている。『地図のない旅」この辺の引用も沢木氏の本から引用です。

それに沢木氏の講演を都内で聞いたことがあります。(確か80年代後半)だいぶ前ですが、その他朝日新聞で確か何か書いていたように思いますが?
随分前の話ですが、楽しみでした。

感想としては、山に登るシーンが迫力があり、一気に読んでしまった(読みたかった)ザイルを出さないで登頂、下山時のザイルに妙子さんが釣られる。状況等読んでいて手に汗を掻く時間があり
他の用事も延期して、読みふけてしまいました。

まさしく、戦いの連続、山に勝つことは、自分に勝つことで人にほめられるために登るわけでもなく自分との戦いと闘争心をいか持続してベースキャンプから、ベースキャンプまで、世界のトップ
クライマーとしての、技術力、判断力、体力、自然の力(天候等)全が揃っての登頂が成功出来る。
パートナの妙子さんの力も勿論あったと思います。それに、あきらめないことかと思います。
どんな、ことがあっても冷静な対応、経験に裏打ちされているのではないかと思います。

復帰後、ヒマラヤへのトレッキング・ツアーに同行してくれるよう頼まれた。
それは、ギャチュンカンの時に世話になった旅行会社のようです。
最初は余り乗り気ではなかったようですが、世話になった人への感謝の気持ちで同行したのだろうと思う。色々な社会と繋がり持つと言うことは、大切なことかと思います。
(人間何かしら繋がりながら生きていますから。)
自分では山に登るに当たって、日頃の訓練等、体力の維持について、何だか最近は腰痛だし、何かと都合が??。以前の自分ではないように思う。
山の凄さが伝わって来ました。ありがとう

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