暇人クラブ・地図の無い旅

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日本の国境問題の本を読む!

2011年09月01日 19時54分07秒 | 日記
何だか久振りに読んだ本ですが、実に、感動を覚えた本でした。
この本は元外務省情報局長で退職した。孫崎さんが書かれた本です。
ポツダム宣言で、日本の領土は、北海道、本州、四国、九州、そのた連合国が
定めるところの諸島々等、サンフランシクコ講和条約で千島列島は放棄している。

戦後の日本の領土について政府は国民に正確な説明をしてこなかっこと。

ソビエト、中国、珍宝島を巡っての国境問題をどう解決したか。
第二次大戦の、ドイツの国境問題の解決のしかた等を参考に日本の国境問題について解決の糸口について解説した本かと思います。(歴史的経緯から現在の状況を踏まえて)
日本の国境問題は、北方領土、竹島、、尖閣諸島の問題を抱えています。

読みながら関心したところは、2010年9月に起きた尖閣の問題かと思います。
田中角栄と周恩来が国交回復時、尖閣の問題は棚上げして、国交回復に持ち込んだ。
あれから、日本は実行支配をしていたとのこと。
今回は退去命令から停船命令に変わり漁船を逮捕、釈放、そんなやり取りの中で、
どんな力関係が生じたか、説明をしてくれます。

国境問題の解決の道筋についても解説しております。

日頃マスコミ等で表に出ない話が書いてある本だと思います。

是非一読を!
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