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三井記念美術館 『奈良西大寺展』

今年のゴールデンウィークも終盤。ちょっと悲しい気持ちです(苦笑)。

そんな土曜日は、三井記念美術館で開催中の
『奈良西大寺展』に行って来ました。

三井記念美術館は、いつもは比較的落ち着いて
みる事が出来る美術館なんですが、
今日はゴールデンウィークと言う事もあるので混雑警戒。
10時の開場直後を狙っていってみました。
作戦は、成功かな。
やっぱり、いつもとは違く客層で、
且つ、いつもよりは混んでいる感じがしました。

なので、音声ガイドのスペシャルナビゲーターが市川海老蔵さんで、
かなり食指を動かされたんですが、600円と通常よりも高かったのと、
やっぱり混雑警戒ですよね。
今回は回避しました。
※でも、見終わってみて、それほど混雑もしなかったので、
※借りればよかったかと、ちょっと後悔です。

いやぁ、不勉強極まりないんですが、西大寺って現存しているんですね。
言われてみれば、近鉄の駅に「大和西大寺駅」と言うのがありました。
もっとも、嘗ての伽藍はすべて失われていて、
現存するものは、江戸時代以降の再建だそうですけどね。
それでも、境内案内図をみると、結構な規模で残っていますね。

あと、今回勉強になったのは、
これまでも、密教法具の独鈷杵とか、三鈷杵・五鈷杵は見た事がありますが、
その意味は、「なんで宗教なのに、武器っぽいんだ?」と思うくらいで、
全く理解していませんでした。
ですが、今回、これらは、密教の修行のため、俗世間とのつながりを断つという
意味がある事を知り、まさに「アハ!体験」です。
なるほどね。
鈷鈴も意味があったんですが・・・、忘れたorz
修行のために集中するとかだったかな?

さて、見どころ。
上記のような、密教法具類もそうですが、様々な座像類ですね。
興味深かったのが、近ごろ教科書での表記が変更にあると言う事で話題になった、
聖徳太子の子供の頃の立像がいくつかあった事。
そくに、幼いころのものは、なんかかわいかったですね。

国宝もいくつか出展されています。
ゴールデンウィークでも、思ったよりも混まなかったので、
これから、ゆっくり見られるようになると思います。










名称創建1250年記念
奈良西大寺展 叡尊と一門の名宝
http://saidaiji.exhn.jp/
会期2017年4月15日(土)~6月11日(日)
会場三井記念美術館
当日観覧料一般1300円、大学・高校生800円、70歳以上1000円、中学生以下無料
※神奈川県立金沢文庫 特別展「国宝 金沢文庫展」(4/28~6/18開催)で相互割引(「奈良 西大寺展」の半券提示で、「国宝 金沢文庫展」の入館料が100円割引。「国宝 金沢文庫展」の半券提示で、「奈良 西大寺展」の入館料が一般200円割引、大学・高校生100円割引)
開館時間10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日月曜日(但し、5月1日は開館。)
巡回展[大阪展] 2017年7月29日(土)~9月24日(日) あべのハルカス美術館
[山口展] 2017年10月20日(金)~12月10日(日) 山口県立美術館
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