蒸し暑い。
そんな金曜日ですが、先週土曜日から三菱一号館美術館で開催されている
『レオナルドxミケランジェロ展』に行って来ました。
夕方の到着です。
なんか、チケット売り場が、少し混み気味だったので、
「まさか、混んでる?」とビビったのですが、
展示室に入ると、混んでいると言う事はありませんでした。
あれは、何だったんだ?
いつもであれば、音声ガイドを借りるところですが、
今日は平日で、時間もあまり無かったので、今日は回避です。
この展覧会は、主に素描の展覧会なんですね。
普通の絵画があると思っていたので、ちょっと残念。
『行く前に調べておけよ!』と言う話もありますが(苦笑)
「これっ!」と言った見どころを挙げるのは難しいんですが、
ポスターにもなっている、
レオナルド・ダ・ヴィンチの《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》や、
ミケランジェロ・ブオナローティの《〈レダと白鳥》〉の頭部のための習作》は、
それらが作品となった《岩窟の聖母》、《レダと白鳥》は、見た事があるので、
「あぁ、これがあの作品になったのね」と感慨深いものがありました(笑)。
《レダと白鳥》と言うと、
レオナルド・ダ・ヴィンチに基づく 《レダと白鳥》も
展示されていました。
ダ・ヴィンチも、《レダと白鳥》を描いていたんですね。
レダが、いかにもダ・ヴィンチと言う感じでした。
あと、ミケランジェロの《河神》と言う彫刻作品が出展されていたんですが、
なんか、不思議な形状。
何がどうなっているのでしょうかね?これは。
途中、一か所だけ写真撮影可能なスポットがあったのでパチリ。
左 レオナルド・ダ・ヴィンチの《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》
右 ミケランジェロ・ブオナローティの《〈レダと白鳥》〉の頭部のための習作》
さて、この展覧会では、7/11から、ミケランジェロの彫刻、
《十字架を持つキリスト(ジュスティニアーニのキリスト)》が展示されます。
「あぁ、ミケランジェロの彫刻は見られないのか」と思っていたんですが、
出口のところで、彫刻鑑賞券を手渡されました。
これで、彫刻は見られるようです。
見に行かなければ。
名称 | レオナルドxミケランジェロ展 http://mimt.jp/lemi/ |
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会期 | 2017年6月17日(土)~9月24日(日) |
会場 | 三菱一号館美術館 |
当日観覧料 | 一般1700円、大学・高校生1000円、中・小学生500円 ※アルチンボルド展の半券で当日料金より100円引き ※本展の半券で「アルチンボルド展」(6月20日~9月24日 国立西洋美術館)が当日料金より100円引き ※アフター5女子割:毎月第2水曜日17:00以降/当日券・一般(女性のみ)1000円 |
開館時間 | 10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜休館(但し、祝日は開館) |
[2017/07/16追記]
前回行ったときにもらった『彫刻鑑賞券』で
ミケランジェロの彫刻を見てきました。
本来の展覧会の方は、三連休と言う事もあるのか入場規制。
チケット売り場まで、約10分くらいと言う待ち時間でしたが、
彫刻だけ見る場合は、並ぶ必要はありませんでした。
彫刻は、一番最後に展示されているので、出口から入って、
彫刻だけ見る事が出来ました。
並ぶ必要が無くて、良かったよ。
展示室内は撮影禁止ですが、この彫刻のところだけは撮影可。
と言う事で、パチリパチリと撮ってきました。
まずは、キャプション。
これは説明。
なるほど。
2000年にミケランジェロの作品と認められたものなんですね。
そしてこちらが正面。
裏側。
力強いですよね。
これが、長い間、ミケランジェロの真正とは思われてこなかったと。
これは壁に書かれていた、ミケランジェロの言葉。
ミケランジェロの名言には、こういうのもありましたよね。
どんな石の塊も内部に彫像を秘めている。それを発見するのが彫刻家の仕事だ。
Every block of stone has a statue inside it and it is the task of the sculptor to discover it.
ミケランジェロは、こう言う感じの事を
何度か言っているようです。
これにて、レオナルドxミケランジェロ展はcomplete。