芝居が行われていた東京芸術劇場で開催の、
陸上自衛隊中央音楽隊第139回定期演奏会に行って来ました。
陸海空の各自衛隊には、それぞれ音楽隊があり、
さらに陸上自衛隊の各方面隊にも音楽隊があるんですが、
陸上自衛隊中央音楽隊とは、陸上自衛隊の防衛大臣直轄音楽隊で、
陸上自衛隊のその名の通り“中央”となる音楽隊です。
たまたま、何かの折にwebで定期演奏会があるのを発見したんで、
申し込んでみたんですが、めでたく入場券が当たっていました。
14:30開演の所、13:30開場なので
「何か、イベントでも有るのかな?」と
思って、開場時間間もなく行ってみたんですが、
何も無かったです。
単に、早く開場していただけみたい。
会場は、正面にはパイプオルガンがあって、
1999席と何故か中途半端な座席数のコンサートホール。
でも、周りを見渡すと、ほぼ満席でした。
写真を撮りたかったんですが、残念ながら撮影禁止ということで、
会場の写真はありません。
自衛隊らしく、時間きっかりに開演です。
今日のプログラムは以下のとおり。
- 指揮/中央音楽隊隊長 武田 晃 一等陸佐
- 国歌「君が代」
- J.フチーク
- フローレンティナー行進曲
- 国歌「君が代」
- 客演指揮/北原 幸男
- F.レハール/淀 彰編曲
- 喜歌劇「メリー・ウィドウ」ファンタジア
- R.シュトラウス/森田 一浩編曲
- 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
- F.レハール/淀 彰編曲
---休憩---
- 指揮/中央音楽隊隊長 武田 晃 一等陸佐
- M.キャンプハウス
- シンフォニック・ファンファーレ
- T.オキャロラン/建部 知弘編曲
- ケルト民謡による組曲第2番 ~オキャロランの花束~
- A.リード
- 第四交響曲
- M.キャンプハウス
---アンコール---
- 客演指揮/北原 幸男
- ヨハン・シュトラウス2世
- 雷鳴と電光
- ヨハン・シュトラウス2世
- 指揮/中央音楽隊隊長 武田 晃 一等陸佐
- 服部 逸郎(レイモンド服部)
- コバルトの空
- 服部 逸郎(レイモンド服部)
「君が代」で始まるなんて、やっぱり自衛隊ですね。
って言うか、この定期演奏会、現役自衛官も多数来ているみたい。
雰囲気からして、どう見ても自衛官にしか見えないんで、
直ぐにわかりました。
君が代の吹奏の時の姿勢がキレイでしたね(笑)。
ところで、自衛隊の音楽隊って、その性格から、
やっぱり基本的には元気な曲が得意みたいですね。
打楽器と金管楽器、木管楽器で構成されているんですね。
弦楽器が殆ど無い・・・。
あと、音楽隊のメンバーって、准尉も少数居ますが、
殆どが曹で、幹部は隊長、副隊長くらい?
みんな大卒なんですけどね。
今回は、客演指揮と言う事で、
北原幸男さんが数曲指揮を取っていました。
武田隊長の指揮も、如何にも自衛官という感じで良いんですが、
やっぱり、北原さんの方が指揮が滑らかで、上手い気がしました。
ごめんなさい。
最後に。
今日は、小野寺防衛大臣が来ていたみたい。
二階中央付近に居たみたいです。
最後の所で、武田隊長が紹介していました。
航空自衛隊航空中央音楽隊の定期演奏会にも申し込んでいるんですが、
行けると良いな。
陸上自衛隊中央音楽隊 http://www.mod.go.jp/gsdf/central/band.html