まさに衝撃！

遅ればせながら、NHKで放送された『”Google革命”の衝撃』を見ました。

本当、”衝撃”です。
一つ目の衝撃は、料理のレシピ、外出先の案内、収入など、
生活のほぼ全てをGoogleに依存している人がいるんですね。
その人の収入ソースはblogにのせたGoogle AdSenseの様でしたが、
なんと月額7000ドルを軽く越えていました。
まぁ、そこまで収入のある人は、ほんのごく一部でしょうけど凄いです。
そこまで収入があるから暮らせるともいうのでしょうけど、
一番ビックリなのは、それほどAdSenseをクリックしている人がいると言う事。
インターネット広告は、もうダメだと思っていたんですが、そうでも無いんですね。
逆に、きちんとターゲティングが出来れば、普通のマス広告より効果が高いので、
広告効果も高く、結果として高く広告枠を売れると言う事ですね。

それと、Googleの検索表示上位5位までにユーザの注目は集中し、
上位15位までに入らないと、その企業の存在価値は無いというのも凄いです。
ちなみに、うちの会社を検索してみたら、4位に入っていたので、ひとまず安心。
もうひとつちなみに、NHKは”テレビ局”と言うキーワードでは、
上位10位にすら入っていませんでした。
”放送局”なら、なぜかNHK福岡放送局が5位でしたが。

全体的な感想としては、ちょっと物足りず。
前半は、AdSenseで生活している人の話など非常に興味深かったですが、
後半は、上記の広告に結びつく、検索ランキングの話に偏ってましたね。
検索ランキングを決める技術（？）が、Googleの技術の本質の一部であるのは
確かですが、Googleを理解するにはそれだけでは足りないはず。
なぜ彼らが、人類の全ての情報を検索できるようにしようとしているのかとか、
その根底にあるところをもっと掘ってほしかったです。
まぁ、テレビ放送としては、Googleにまつわるトラブルなどの内容のほうが、
視聴率は取れるかもしれませんが、本質的なところではないですからね。
タイトルが『”Google革命”の衝撃』と言うのですから、
そう言う観点での内容にしてほしかったですね。