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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン初参戦は、ホルスト:組曲『惑星』

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン初参戦!

開場が11:15なのですが、10:00頃から会場入りして
まずは会場内探索。
ホールEに向かいます。
ここは、イベント自体は無料なのですが、有料チケットor
チケット半券を持っていないと入れないエリア。
なので、厳密には“無料”とは言えないのかもしれないですけどねー。
ホールEは、キオスクコンサートが行われる他、
マルシェ・ド・LFJがあったり、
カフェ・ド・LFJがあったりするエリアですが、
まだ開いて直ぐなので、ガラガラです。

しばらくカフェやマルシェを冷やかして、公演会場のホールAへ。
公演開始は12:00予定なのですが、
11:45から指揮者の井上道義さんと、東京大学名誉教授の月尾嘉男さんの
プレトークがありましたので、当然、そこから参加です。

プレトークは、「地球外生命体を発見せよ!」と言うタイトル。
はるほど、演奏が『惑星』ですからね。

で、本題に入る前に、月尾さんの略歴?の紹介。
月尾さんは工学博士で、この東京国際フォーラムを建設する際の、
責任者の一人だったらしく、その絡みで、今回の公演会場のホールAが
5012席の理由を明かしていました。
月尾さん曰く、実は、ホールAは最初3000席位のキャパにしようと
思っていたらしいんですね。
ところが、先にパシフィコ横浜に5002席のホールが出来たと言うので、
「東京はそれを越えろ」と言う某都議会議員の横槍が入ったからだと
暴露?していました。
何時の世も、議員は・・・。

さて、今回演奏の『惑星』は、ホルストが作曲したとき、
冥王星はまだ見つかっていなかったので水星・金星・火星・木星・
土星・天王星・海王星の7曲しかありません。
冥王星が見つかった後、ホルストは冥王星を作ろうとしたらしいのですが、
亡くなってしまったと言う事でした。

ここまで来て、プレトークテーマの
「地球外生命体を発見せよ!」に(やっと)近づきます(笑)
“火星に生命は居るか?”という事にまずは焦点を当てていました。
昨年(2015年)、NASAが公式に火星には水がある事を認めました。
これにより、火星での生命の存在可能性に俄然注目される訳です。
ですが、火星の衛星エウロパはより可能性があるのでは無いかと・・・。
このエウロパは、分厚い氷に覆われている上に、
地熱があり、氷の下には中には水?と言う事が考えられるので、
生命存在の可能性が有るらしいです。
それともう一つ、可能性が取り沙汰されているのが、
土星の衛星エンケラドゥス。
これもエウロパと似ている構造なので、
ここにも生命存在の可能性と言う事でした。

ここで、プレトークタイムアップ。
演奏に入ります。
って言うか、演奏の指揮は、井上道義さんじゃ無いんですよね。
なんだかなぁ~(笑)

『惑星』の“木星”は、“Jupiter”として
歌詞がついたりもしてしまっているので聞いたことがあるんですが、
他の曲は初めてでした。

一番印象的だったのは、最後の“天王星”ですね。
この曲は、女声合唱が途中から入る曲らしいのですが、
今回、コーラスはいません。
女性のコーラスの様な音は、どうやって出していたんですかね?
すごく不思議に感じました。
演奏中の演者を映す画面で、フルートパートを写していたので、
フルートで出していたんですかね?

あと、“木星”は聞いたことがあると言っても、
やっぱり平原綾香さんの“Jupiter”として認識していたので、
実際の“木星”とは違う・・・。
“木星”って、もっと遠大で、広がっていますね。
それと、この“木星”自体、いろんなところでのBGMだ・・・。

さて、この組曲『惑星』に冥王星を加えるべきか否かですが、
冥王星って、2006年に惑星から準惑星になっちゃったんですよねぇ。
どうしたら良いんでしょうね?
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