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江戸東京博物館 『戦国時代展 -A Century of Dreams-』

クリスマスの今日は、江戸東京博物館で行われている
『戦国時代展』に行ってきました。
ちなみに午後は、講演会・パネルディスカッションにも
参加予定なので、今日は一日江戸博です(笑)

それほど混まないだろうということと、
午後の予定を勘案して、10:20a.m.頃の到着。
予想通り、そんなに混んでいませんでしたが、
思ったよりもお子様が多かった。
クリスマスと言う影響も有るんですかね?
兄妹で連れてこられた子どもが居たんですが、
兄の方は興味を持っているようでしたが、
妹の方は明らかに飽きているようでした。
まぁ、そうだろうな。

見どころは、何と言っても戦国時代の武将大集合
と言うところでしょうか。
武田信玄、上杉謙信、織田信長という比較的有名な
武将は言うに及ばず、斎藤道三とか、浅井長政とか、
毛利元就とか・・・、その時代の沢山の武将に関連する
展示がありました。
これ程の規模で一同に集まるのは少ないんじゃ無いですかね。

さてさて、会場内は原則撮影禁止なんですが、
冒頭の太田道灌の書状と太田道灌の父の太田道真書状だけ、
撮影可でした。

まずこれは「太田道灌が戦場より送った書状」




こちらは「戦場見舞いに感謝した太田道灌の礼状」



太田道灌の伝存文書は10部程度と数少ないらしいんですが、
先のものとこれは、ぞの数少ないうちの2部。

これは「太田道灌の父道真が対処する土地問題」



ブレブレ(苦笑)
鎌倉の作人の改替について、
道真が留める様に言っているそうです。

そして今回、国宝の「上杉家文書」が沢山出ていました。
これは後で、トークイベントの時に聞いた話ですが、
多くの場合、天皇とか将軍とかからもらった書状は、
有り難いという事で、掛け軸になったり、
なにやら表装を施されていたりする事が多いんですが、
上杉家文書の場合、文書が素のままで残っているのが
特徴なんだそうです。
面白いですね。

後半は、日本国内は海外との交流についての展示。
華南だから中国南部ですが、その所を起源とする壺とか、
朝鮮からの文書とか、あまり他では見られない展示物が
ありました。

あ、そうだ。
今回は音声ガイドを借りています。
なんか、戦国武将が出てくるなぁと思ったら、
「戦国無双」シリーズに出てくる武将だったみたいです。
上杉謙信役:中田譲治さん、武田信玄役:大友龍三郎さん、
毛利元就役:石川英郎さん、織田信長役:小杉十郎太さん、
そして、作品解説:石塚運昇さん。
でもなぁ、なんか違うだろ!と思ったらダメでしょうか(苦笑)

有るようで無いような、なかなか興味深い展覧会でした。
面白かったです。
年末は既に休みに入っていて、
年明けは1月2日から展示替えをして再開です。

これは、江戸東京博物館での展覧会定番のパネル

顔出しにはなっていないんですよねぇ。










名称戦国時代展 -A Century of Dreams-
http://sengoku-period.jp/
会期2016年11月23日(水・祝)~2017年1月29日(日)
会場江戸東京博物館 1階特別展示室
当日観覧料一般1350円、大学生・専門学校生1080円、高校生・中学生・小学生・65歳以上680円
開館時間9:30~17:30(土曜日は19:30まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 毎週月曜日 (ただし、2017年1月2日・9日・16日は開館)
年末年始(2016年12月26日(月)~2017年1月1日(日))
巡回展[京都展]2017年2月25日(土)~4月16日(日) 京都府京都文化博物館
[山形(米沢)展]2017年4月29日(土・祝)~6月18日(日) 米沢市上杉博物館
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