Persikkan Aarrearkku

『ステップ』🦶

今日は、昨日に引き続き重松清さんの
ステップを読んで考えたことを書きたいと思います📗
全部読み終わって、色々書こう!って思ったけどネタバレになってしまう気もするなぁと思って...

父親と私の話にしようかなと思いました。
うちは、母もいる普通の家庭だったけど
私小さい頃は大の父親っ子でした。

母には上の兄弟が懐いていたので、
私はよく父と2人で出かけました。
朝も父に起こしてもらっていて、父が仕事から帰ってくると父の膝に座って父が夕食を食べるのを見ていました。
父に誉められるのが嬉しくてドリルをしたりや化学の本を読んだり、キャッチボールもしてもらいました。

でも、私は成長が早くて9歳の時に反抗期が来て、それからはずーっと喧嘩ばっかり。
当時、私は本気で父が嫌いでした。

ステップを読んでいると、お父さんの娘への愛情とその母親とは違う不器用さを感じて
なんとも言えない気持ちになります。
娘はなんとなく父親に愛されてるってことに気づいてるけど、でも、多分父親の思ってる数分の、ううん数十分の一ぐらいしか
気づいてないのかもしれない。

二十代後半になった今、私はやっと
父との仲が緩和されてきました。
乱暴な言い方をする頑固な父が嫌いだったけど、自分が社会に出るといつも笑って優しい人間ではいられないから父がそんなだったのも仕方ないのかもなぁと気づいたり、
そんな社会に何年かいると
段々父の頑固ぶりと自分が似てきたと感じたり...。

親子の関係って、いつも変化していきます。いつも好きじゃいられないし、いつまでもそばにはいられない。
でも、昨日のブログにも書いたように
子供の時、私は愛されたって記憶をくれた父には(もちろん母にも)絶対口に出しては言わないけど、
感謝してると思います、私。

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