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心配事は尽きない

2017-03-08 | 日記
先日乳がんの検査を受けた。
そっけない若い女医さんだった。
右にがんが見つかったといわれた。
絶対心配するから息子には言うまいと思ってたが、つい口を滑らせてしまった。
再検査までの二週間息子は乳がんに関する情報を集め私に
「大丈夫。乳がんは治る」と励ましたり
「大豆製品は食べないほうがいい」とかいろいろと明るく言ってきた。
高校時代の親友も「大丈夫、再検査して何でもないってなる」とか慰めてくれた。

再検査に行った。
そっけない女医さんは「これですね。ステージ3から4」とレントゲンを指し
「もう一度詳しく検査をするのでどこどこへ…」とのたもうた。

まずマーモグラフィーを上下左右からとった。
検査技師さんはしょげている私に「男の先生は癌ではない言ってるけど女医さんが違うと意見が分かれたから念のため。元気出して」とニコニコ顔で慰めてくれた。

次は念入りにMRIで調べた。

いろんな検査をしたが生きた心地はしなかった。

結局女医の診断ミスだった。
説明を聞きに行ったとき男の先生が「なんでもなくてよかったですね。お疲れさまでした」とすまなさそうにおっしゃった。

女医さんは真っ赤な顔をしてただ一言そっぽを向いて「二年後に調べてください」だった。

ミスで良かった。
すぐ息子に電話をした。
「よかった、今病院」と元気のない声。
心配で夜も寝られず、胃潰瘍になってしまい不整脈も出て、フラフラで階段で滑りで捻挫までしていた。
男のくせにというなかれ。
親ががんだと言われた時の不安心配はどれほどだっただろう。
すまなくて仕方ない。

で、旦那はというと「がんになっったら仕方ないよ」と毎晩グワ~ンといびきをかいて寝ておった。
最低・・・。
でも気が楽、旦那ががんになっても何になっても「仕方ないね」でいいということが分かった。