やっと、
ほんとうにやっとの思いで
ここでもアカペラを始めることが出来た・・・
どうして人と繋がったら良いのか?
それすらわからなくなっていた、くらい
ひたすらに静かな、平和な、何もない
手仕事ばかりの毎日。
それでも満たされていた・・・はずなのに
「歌う人」でありたい私のブログは
日々鬱々としていたと思う。
(タイトルが”アカペラ好き”だからして)
ふとしたことで、
引きずり込まれるように?「演奏部門」としてメンバーになった
きとつちアンサンブル
正直言うと、当初は
「いやいや、私、そんなオーガニックな人じゃないんで」と
抵抗の方が大きかったけど
「がんばらない、無理しない、無理強いしない」
「好きなことを、やりたい人が、やりたいだけやる」
という、あまりに緩やかな「きとつち精神」に癒されて
努力、練習、目標に向かって精進する、のが大好きだった私が
肩の力を抜いて、意固地にならず
ただゆらゆらと、その仲間の間で漂っていたら、
こういうことになった!!
↓
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仙台ゴスペルフェスティバル、に参戦します。
まさかの予選突破
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/yl/25.gif)
ありえない幸運。
必死の追い込みでワタワタしながらも
うれし楽しい練習の毎日。
でもね、
どうしたら仲間に出会えるのか?と、もがいて、もがいて
手仕事に明け暮れながら、心が枯渇していたあの日々も
無駄ではなかったと思う。
あの時期、山ほど作っていたカードケースが
私にわずかの自信と居場所を作ってくれなかったら
きっとココにはたどり着いていない。
世の中、「縁」は繋がっていると本当に思う。
茨城時代の友人であるmayuさんのインスタから
木工繋がりでフォローしていた、仙台のsiroiie-noさんを見つけて
彼女が参加したステンドグラスのワークショップに興味を持って
maxmam舎さんのブログにコメントして
二人が一緒にイベントをやると知り、「三人展」を訪れたのが去年の7月。
一緒にステンドグラスのWSに参加していたのがアミチクちゃんで
そんなマルシェ仲間の作家さんたちの和気藹藹に交じって
「こんなの作ってます」とおずおずとカードケースを渡したのが
仲良くなるきっかけで。
歌が好きだというと、「太白だんだん」で
ミニコンサートがあって、出店するから観においで~と誘われて
あとはきとつちの渦の中。
演奏部門にスカウトされたはよいけれど
私、ピアノは下手くそで。
一回目の練習で「もう無理~」と思っていたところに
義父の訃報。
三つも抱えていたクリスマスのコンサートをドタキャンする事態、にも
「いいよ~、いる人だけでやるよ~」と、あったかい。
(はあ?ふざけんな、ってなるでしょ普通。気持ち的には)
あとはソロソロと、足を洗えばいいわと
飛び交うきとつちLINEを一切既読無視して
茨城の仲間とのセントラルホテルでのライブに専念(笑)
10何年も茨城でアカペラやっててさ、
一回くらいあそこで歌いたかった~っていう、念願を果たして
調子こいて動画をUPしたら
それを見たきとつちの歌好きな人から
LINEでカラオケに誘われた!
実は彼女、ハモネプの大ファンで
アカペラをやってみたかった!・・・らしいけど
私とは二度ほど会っただけで、そんなに親しくないし~
どうしよう、と悩んだ挙句、思い切ってLINEしたと。
元合唱やバンドをやっていた数人で
たまにカラオケでハモって楽しんでた、というそのメンツは
私なんかおこがましくて入れないくらい
歌がうまかった!
・・・もうダメ、恥ずかしくて歌えない、とひたすら聞き役。
・・・終わったな。
その後、きとつち演奏部門の集まりがあって
元歌手のメンバーめぐみさんの「いのち」という曲に出会う。
これをきとつちでやろう!
でも、どうやってみんなにお伝えしたらよいの?と
元音楽教師のリーダーが言ったとき
「るかさんが楽譜にしてくれます」と、カラオケの一人が即答。
えっ、楽譜書けるの?
・・・実は、コーラスアレンジが好きなんです、ってことになり
三部合唱に編曲。
ほんとうに、嘘みたいな細~い運命の糸で繋がった
偶然に次ぐ偶然があって、ここまで来た。
たったの一年やそこらで、状況はめまぐるしく変わる。
ひたすら停滞していた、あの四年間はどこ行った?ってほどに。
楽譜が書けて、こんなに喜ばれたことはない、ってくらい
役に立てた感がすごくて
「私の出来ることで、誰かの役に立ちたい」と、ブログに何度も書いて来た
鬱々な私は見事に救われたわけで。
まだまだ、途中、
これから、何が起こるのか?
ずっと「同じ」ではないと思う。
きとつち自体も刻々と変化を遂げ
「一体どこ行くの?」って感じだけど
そこはゆる~く、
「好きなことを、やりたい人がやりたいだけ」やってるっていう。
そして、抜けたい人はいつでも抜けてよくて
入りたい人は誰でもどうぞ、っていう。
多分、そんな風に流動的に、未来に続いているのかなと思う。
仙台ゴスペルフェスティバル、ぜひ来てください。