私にとってもサークルの先輩であるＺさんから、
先週くらいに突然電話が来た。
年賀状のやりとりは続いているものの、
普段ほとんど交流のない、Ｚご夫妻。
（夫と私とＺご夫妻、４人とも
同じサークルで音楽活動をしていました・・・照）
Ｚさんはミキシング（・・・という言い方でいいのかなぁ？）小僧で
サークルの発表会（ライブ）は全て録音記録し、
丁寧に保存しては、何度も編集したり、
オリジナルをレコーディングしたり、と
歌も上手かったのですが、もっぱらそっちのイメージが強く
結局、仕事もそういう関係に・・・・。
まあ、いろいろあって、最近また
昔のみんなの音をいじってるようで（爆）
一部紛失した音源を、探してほしいという依頼がありました。
（・・・・・そんな、今頃・・・とても見つけられないのが本音）
んでまあ、一昨日、メールが来ていたので開くと
なんとそこには・・・・
記録に残すのに、歌詞とコードを送ってほしいと言って
私と夫の昔のオリジナルを添付してあったのです～～～ぅぅぅ。。。
もう、タイトル見た瞬間、ドッと冷や汗が・・・（笑）
怖いもの見たさで、
当時としては私の代表作であり
今だって二番まで覚えてるその曲を、開いた・・・・・。
ほんの、出だしのフレーズしか入っていなかったけれど
流れてきた声も歌い方も、今と同じ～～～～～
「自分史上」最高が「現在」であると、常々言い続けてきた
「今もしつこく音楽やってて進歩を目指してる」私としては
非常にショック・・・・・
（四半世紀、上手くなってないから
）あああ・・・・・。
しかし、ネタとしては面白かったので
帰ってきた娘に、成り行きを説明したら
「え～、すごいじゃん
聴いてみたい～～～
」「もう、絶対無理だから～
タイトル聞いてよ、笑うよ？“都会”だもん」
・・・娘、大爆笑。
「もろ、昔でしょう～～～しかも、
実は“ひとり暮らし”ってーのもある
」ヒィヒィ言いながら笑い転げる親子。
・・・しかも、マクドナルドのドライブスルーを会計しながら。
（店員さんにチラ見されちゃった・・・）
あああ・・・笑った笑った。
携帯のない時代の、
震える指でダイヤル回す歌だもん。
しかも山形在住の１７歳（・・・確かこのくらいだった）が書いた
“都会”って・・・・（汗・汗
もう無理です、封印してください、
歌詞は覚えてるけど、辞退します・・・とＺさんにメールしたら
「封印なんて言わないで、歌詞とコード送ってね。
オリジナルなんて、みんなに誇れる過去じゃん！」と
返事が来て・・・・
ああ、昔のままの、真面目で優しいＺさんだぁ～
とちょっと、しみじみしちゃいました。
どうも数年前に大きな手術をして、
あまり元気じゃないみたいなＺさん。
何もわからない私に、熱く熱くミキシングを語ってくれた
あの頃が思い出される。
曲もそうだけど、昔の作品って嫌だね。
ミュージシャンが初期の頃のヒット曲を
そのままやりたがらないのって、よーくわかる。
今だって、大した曲を書いてるわけじゃないけど
ンー十年後に聞いたら、恥ずかしくて悶絶するのかなぁ。
逆に、そういう自分でいられたらいいな。
感性が磨かれた、ってこと？でもあるもんね。
恥ずかしがる私に、娘が言った。
「・・・若気の至り？」
そうそう、それそれ。
あの頃は、真面目にやってたんだけどなぁーーーーーーー（大爆）
