月に一回自宅で開催している「編みものカフェ」の日。
朝の10時から夕方5時まで
たくさんの方に来ていただき、大盛況で
義母も二階のアトリエで一緒に過ごし
編み物をしたり、話の仲間に入ったりと
楽しそうだった。
軽い夕飯を済ませた後、
あまり構ってあげられなかったお詫びにと
編み物の続きを教えていたその時、、、
ちょっと…具合が悪い、と
急に横になった義母。
大丈夫ですか、
少し休んでください、と
座布団とクッションで寝床を作って見守った。
顔色は悪くないが、
呼吸が少し大きい気がする。
このまま酷くなったら?と、ドキドキした。
枕元に付き添って体調を観察していたら
目を開けて
だいぶ良くなった、
私は大丈夫だから、るかさんも休まい(休んで)
と言われ、安堵。
今は、眠っているのか
目に手を当ててじっとしている。
92歳。
いつか、こんな場面がやってくるのだろうか?
急に具合が悪くなって救急車で運ばれたりする
その日が脳裏に浮かんだ。
その時はどうか、夫にそばにいてほしい。
世間知らずの私は
するべきことをちゃんとやれるのだろうか。
昨日まで散々毒づいていた私も
こんなことがあると心細くなり
いつまでも元気でいてと願うのだった。