きょうのできごと。

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コクリコ坂から

2014年05月03日 16時20分26秒 | 映画・音楽・演劇
はなじろうです。

宮崎吾朗監督「コクリコ坂から」を鑑賞。
主演(声の出演)は長澤まさみと岡田准一。
別にこのふたりでなくても?というのが率直な感想。
声優の抑揚がない、特徴のない話し方は、
物語の演出として正解だと思うけど少々もったいない気がした。
ふたりとも好きな声質なので。

いいなぁと思ったところ。

物語の舞台である港町の風景がノスタルジックで良い。
昭和の古き良き時代の雰囲気がよく出ていた。
男の子は男らしく、女の子は女らしく、真直ぐな感じ。
なんでも理屈で片付けるのではなく、
言葉にできないものを大切にしようとする本当の思いやり。
もう失われてしまったかもしれない日本人の美徳。

作中にもあるけど、終戦後の混乱期は、
運命に翻弄され、劇的な人生を送った人はたくさんいたと思うのです。
もう今の時代ではあり得ない、ウケないのかもしれないけど…。
こういう時代遅れのラブストーリーはわりと好きです。

手嶌葵の主題歌もよかったです。

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