上を向いて。~佐藤洸‘s DIARY~

【赤ちゃんポスト】斜い人

昨年、客演させていただいた劇団ナイスコンプレックスさん。その新作公演
N19『斜い人』

観て来ました。
倫理観等の観点から様々な意見がある、ややこしくて難しい「赤ちゃんポスト」というテーマを、見事にまとめあげていて、まんまと泣かされました(ToT)

かなりわかりにくいストーリー展開と演出になってましたが、それでも抑えるべき部分は抑えてあるのはさすがでした。

そもそも「赤ちゃんポスト(正式名称:こうのとりのゆりかご)」は賛否両論あるものだと思います。
その賛否両方の部分にスポットを当て、様々な角度から描いていました。

非常にとっつきにくく、わかりづらい展開でしたが、脚本演出のキムラさんの描く世界で、1つ筋が通っていたのは
「命の大切さ」「親子の愛」だと思うのです。

自分が出演した『ゲズントハイト』でも描かれていましたが。
その2つは、絶対不変のものだと思うのですよね。

劇中で「生まれてきてよかった!!!」と叫ぶシーンがあり、心に響きました。
親が子供の好きなものを覚えていたり、親が子供の嫌いなタバコをやめたことを告げた時、子供が安堵する様子にホッとしました。

自分も子供たちを相手にする仕事が多く、親子の笑顔を20年以上にわたり、たくさん見てきました。
あの笑顔は絶対になくしてはいけないと、常に思っています。

良い作品を見させていただきました。
また、次回作を観に行くのが楽しみです。

皆様、千穐楽おつかれさまでした。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ナイスコンプレックス」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事