【涙腺崩壊】真夏の方程式

ステージから早く帰ってこれたし。
1日は映画の日なので、気になっていた映画『真夏の方程式』を観て来ました。



涙腺壊れました。

映画館を出ても、しばらく涙が止まりませんでした。
いまこのブログを書きながら、また涙があふれて来ます。

あのクライマックスはあかんです(；_；)。

この映画、若い人が見てあの気持ちがわかるのだろうか？


家族を守るために、笑顔で幸せでしたと語る父。
子供を守る母。子供のために、すべてを捧げる父。
どれも長い長い年月をかけて。



自分にとって忘れられない記憶。
ホントに大事なものを手に入れられなかった自分。幸せを手に入れようとして、うまくいかなかった自分。
自分の中に封じ込めていた記憶。
手が届きそうだった幸せを自らぶち壊してしまった自分。
そして、今ひとりでなにかを取り戻そうと必死に頑張っている自分。
あの時、ほんのひとつボタンをかけ間違えなければ、すべてが上手くいっていたかもしれないのに。

前田吟さんの芝居を観ていたら、そんな想いが一気に噴き出してきて、涙が止まらなくなりました。

自分を責めてもどうしようもありません。もう遠い昔の話です。
でも、あんなふうに言える自分でありたかったな。もうちょっとで、そんな自分のなることもできたかもしれないのに。

そんな考えがぐるぐるして、涙が止まりませんです。
自分にとっては、この映画つらすぎました。切なすぎました。愛情をこういう形で描くことができるのですね。

今度、原作小説も読んでみようと思います。