上を向いて。~佐藤洸‘s DIARY~

『光の翼』ありがとうございました!


打ち上げで朝まで飲んで、帰宅後に爆睡して。
ようやく身体が動くようになりました。

あらためて。
『光の翼』ご来場いただきました皆様、スタッフ・キャスト関係者の皆様、本当にありがとうございましたm(__)m


すでに青森で活躍するヒーロー、阿弖流為(あてるい)がホントに出演し、小さな舞台上で活躍する姿を、皆様に楽しんでいただきました。

主人公、夏目が挫折して、仲間と再開して、たくさんの人と出会い、もう一度夢に向かって進んでいく物語。
キャスト全員で夏目さんを支えていきました。


当初、自分はアクションもせず、アクションシーンもない話でした。

しかし、稽古が進むにつれアクションシーンが増えていき、いつのまにやら自分の役以外には。
アンサンブルで戦う役と、アクションのコーディネートと、カーテンコールの演出と、さらに開演前の前説まで。
やることが超絶盛りだくさんとなりました。
それはもう、想像を越えるしんどさでした。

そもそも、自分がキャストに決まった時点では、まだキャストが揃ってなく、「このままではあかん」と判断し、役者仲間を3人紹介しました。
さらには危険を察知して、頼れる演出助手を1人紹介しました。

稽古が始まってからも波乱の連続。
台本が決まらない。演出が定まらない。場転が決まらない。
一般的な舞台稽古では考えられないことが続々と起きました。
若手では口に出しにくいことや言いづらいことを、最年長の自分がどんどん口出ししました。

思いやりのない発言の数々に、正直ぶちギレました。何度となく、非常識なことをされるため、メンタルをすり減らしました。

それでも、頑張っているキャストの皆のため、ご来場くださるお客様のため、最後まで戦い抗いあがき続けました。

結果として。
キャストの結束は強まり、照明音響さんからの素晴らしいテクニカル効果をいただき、お客様から、たくさん好評の声をいただきました。
本当にありがとうございました。

素晴らしい仲間たちと出会うことができたことは、今回の収穫です。
青森から来たがんばり屋な20歳の若者と、一緒に銭湯いって汗を流したのもいい思い出です(笑)。


そして、まだまだ未熟な自分を痛感しました。
もっといろいろとできたのではないかと反省点も多いです。
困難な状況下で、いかにして良い環境にして、素晴らしい作品を作るか、勉強と精進が必要ですね。


明日から、8月公演『鬼』のアクションプランナーとして、頭を切り替えます。

また新たな気持ちで頑張ります。
心の底から、ありがとうございましたm(__)m


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コメント一覧

佐藤洸(さとうあきら)
https://yaplog.jp/act-sato/
> 舞さん
ご来場ありがとうございました!
内面の事情は、お客様には関係ないことなので、ご覧いただいた時の感想が全てでございます。
お目汚し申し訳ありません。

少しでも、ご覧いただいた時、心を動かす作品となっていたならば、我々出演者一同うれしく思います。
頑張った甲斐がありますです。

今後とも頑張ってまいります。
素敵なコメントありがとうございましたm(__)m
舞台拝見させて頂きた者です。

率直に、佐藤さんの強いお気持ちと、今回の経験さえも、前向きに捉えていらっしゃるお姿に感動致しました。

今回の舞台では、演出家の方が、御自分の役目を果たされていなかった感じなのですね。

自分がやるべき事をやって初めて「プロ」だと思います。

今回の演出家の方のSNSなどを拝見しましたが、役者さんやスタッフさんへの感謝がどこにも述べられておらず、更にガッカリしていたところです。

私の知り合いにも、舞台役者さんがいて、その子も読んで、あり得ないと言っていました。

佐藤さんがこの様に、観る側に状況を伝えて下さらなければ、役者さんがどれだけ耐え、頑張って下さったのか知らないまま、私の中で終わってしまっていたと思います。

この様な場を頂き、佐藤さんの勇気に感謝致します。

佐藤さん、これからも応援しております!
頑張って下さい!



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