「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

have go to【第884回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

イギリスで赤ちゃんヤギたちが滑り台を楽しんでいます。
「have go to」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 have go to

▷今日の例文

 英文▷ You've got to be kidding me!
    
 訳例▷ 冗談でしょ!


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 学校ではほとんど習いませんが、ネイティブの日常会話でよく使われるのが「have got to」という表現です。
 通常「I've got to」「You've got to」など「have」の部分は短縮形で使われます。

 主な意味には以下の3つがあります。

 ①〜しなければならない
 例▷ I've got to go.(もう行かなきゃ。)(もう電話を切らなきゃ。)
 この場合の「have got to」は「have to(〜しなければならない)」と同じ意味です。
 これは実際に発話される場合は「got to」の部分が短縮されて「gotta(ガタ)」となります。
 また「have」を省略して「I gotta go.」となったり、さらに「I」も省略されて「Gotta go.」となる場合もあります。

 ②〜を持っている
 例▷ I've got a pen.(私はペンを持っています。)
 この場合の「have got to」は「have」と同じ意味です。
 
 ③〜はずだ、〜に違いない
 例▷ You've got to be kidding me!(あなたは私をからかっているに違いない。)
 
 「今日の例文」は③の使い方です。
 ただし、「今日の例文」は誰のセリフなのかがちょっと微妙です。
 見ている人のセリフなのか、滑っているヤギのセリフなのか、皆さんはどう思いますか。

 ちなみに、「kidding」を使った表現には以下のような例があります。
 
 Are you kidding me?(ふざけてんの?)
 I’m not kidding. I’m serious.(冗談なんかじゃないよ。本当だよ。)
 I’m just kidding. It was a joke.(冗談だよ。ふざけただけだよ。)
  
 など、他にもいろいろあります。

 また、今回実はこの「kidding」が英語のシャレとしても使われています。
 「kid」は上のように「冗談を言う」という意味の他に「子ども」という意味もありますが、なんとさらに「子ヤギ」という意味もあります。

 もともと「子ども」という意味の「kid」は「子ヤギ」から来ています。

 ここでは「kidding」に「子ヤギが冗談ぽいことをしている」という二重の意味を込めているわけです。つまり英語のシャレです。

▷その他の単語

 kid: 冗談を言う、からかう

▷今日の例文は「The Sun」から
Baby Goat Slide



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