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現在分詞の2つの使い方 その2【第692回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

アルゼンチンの住宅街でカピバラが繁殖しています。
「現在分詞の2つの使い方 その2」について、「Reuters」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 現在分詞の2つの使い方 その2

▷今日の例文

 例▷ Capybaras move into a residential area in Argentina, frustrating people looking to keep a lid on the population of the local wildlife.

 訳例▷ カプバラがアルゼンチンの住宅街に入ってきています。この地元の野生動物の数を抑制しようと努力している人々をイラつかせています。


▷実際のニュース映像はReutersから

▷解説
 
 昨日に引き続き「現在分詞の2つの使い方」です。 
 動詞の現在分詞(-ing)には、次のような使い方があります。
 1.進行形
 2.形容詞的用法
    2−1.名詞を前からまたは後ろから修飾する。
    2−2.補語になる。
 3.分詞構文
 4.ハイフンなどで他の語とくっついて複合語をつくる。

 ※見た目が全く同じ「動名詞」は働きが違いますので注意してください。

 「今日の例文」には、「3.分詞構文」と「2−1.名詞を前からまたは後ろから修飾する」の2つの現在分詞があります。
 「frustrating people looking to keep a lid on the population of the local wildlife」の「frustrating」は動詞「frustrate」(〜をイラつかせる)の現在分詞で、ここでは分詞構文として使われています。
 この部分を別の書き方で書けば「,and they are frustrating people .....」となります。

 「people looking to keep a lid on the population of the local wildlife」の「looking」は、名詞「people」を後ろから修飾している現在分詞です。
 この文では「〜に努力している」という意味です。

▷その他の単語

 capybara: カピバラ ※南米の齧歯動物。ブタくらいの大きさ。
 move into A: Aに引っ越してくる
 residential area: 居住区
 Argentina: アルゼンチン
 frustrate: 〜をイライラさせる
 be looking to do: 〜しようと努めている、〜する予定でいる、〜することを期待している
 keep a lid on A: A〈悪い状況・費用など〉を抑える、A〈情報・感情など〉を隠す
 population: 人口、住民数
 local wildlife: 地元の野生生物    

▷今日の例文は「Reuters」から
Capybaras move into residential area in Argentina - News



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